【レポート】映画『君の膵臓をたべたい』大ヒット記念舞台挨拶に高杉らキャスト陣と監督、主題歌を担当したsumikaが登壇

君の膵臓をたべたい

その衝撃的なタイトルで発表直後から大反響を呼び、累計発行部数270万部を突破した住野よるの小説デビュー作「君の膵臓をたべたい」が劇場アニメーション作品としてスクリーンに登場。映画『君の膵臓をたべたい』は大ヒット上映中だ。この度、公開から1週間が経った9月8日(土)に本作の大ヒットを記念した舞台挨拶が川崎チネチッタにて行われ、本作の主人公「僕」の声優を努めた高杉真宙をはじめ、Lynn、藤井ゆきよら豪華キャストと牛嶋新一郎監督、更にオープニングテーマ・劇中歌・主題歌を手がけたsumikaの片岡健太、荒井智之、黒田隼之介、小川貴之が登壇した。

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高杉はsumikaが加わった大人数での舞台挨拶に「何度か舞台挨拶をさせていただきましたが、この人数での舞台挨拶は初なので嬉しいです。」とコメント。sumikaの片岡は「劇場のステージに上がるのは初めてで、ライブハウスとは違って劇場は階段状で後ろの方までお客さんの顔が見えるので、作品を観た後の皆さんの泣きはらした顔が分かってつられて泣きそうです。」と、初の映画舞台挨拶の感想を感慨深げに語った。

オープニングテーマの“ファンファーレ”について聞かれた片岡は「キミスイの楽曲の中で最初に作った曲で、曲から先に作ってほしいと牛嶋監督やスタッフさん達から言われてプレッシャーを感じました。」と最初の印象を語り、「最終的に登場人物たちと同じ高校生の頃の感性を思い出しながら作った」とコメント。これに対して曲を最初に聞いた時の感想を聞かれた牛嶋監督は「エネルギッシュな曲だなと思い、絵コンテにはいる時に曲と同じエネルギーをぶつけると喧嘩してしまうと思ったので、わざと絵に完璧に合わせず若干ずらして曲に寄り添う形にしていった」と映画冒頭シーンの裏話を披露した。実際に画と音が合わさった映像を観た片岡は「最初から涙が出てきた。曲は自分の子どものようなものなので、嫁に出したような気持だったが、きちんとキミスイの家の子になっていて良かったねと思った」とコメントした。

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また、劇中歌の“秘密”について聞かれたsumikaの小川は「劇中歌ということで音と画がマッチングするかが全てなので、カットの秒数を測ったりしながら2人の心情や距離感を大切にしながら作っていた」とコメント。「秘密」がかかるシーンについて高杉は「僕と桜良の距離が近づいていく最大のシーンだと思って演じました」と語り、ヒロイン桜良を演じたLynnも「全編通して一番穏やかな心情で演じました。映像と歌詞も丁度リンクしていて、ここで幸せな状態で終わってほしいと思いましたね」と語った。

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小川は完成した映像に対する感想を求められ、「絵コンテで流れる映像の想像は出来ていたんですが、その100倍くらいの映像が上がってきて、音楽と映像の気持ちのいい掛け算が出来ました」とコメントした。

主題歌の“春夏秋冬”についての質問に対しては、片岡が「主題歌が終わった後のシーンにどう繋げるかと主人公がこの作品が終わった後どう生きてくかの意思表示にもなるように作った」とコメントし、劇中で「春夏秋冬」が流れた後のシーンについて聞かれた恭子役の藤井がそのシーンを思い出して涙ぐみ、声を詰まらせるシーンも。sumikaの黒田は作品に対する感想を聞かれて「1年前にキミスイの話を頂いて、考えてやってきたので、他人事として捉えられない。作品の流れからすると最初のシーンは泣くところではないんですが、泣きました」と語り、荒井も「バンドを始めたころの学生時代の気持ちを取り戻せましたし、いい意味で初心に帰る事が出来ました」と語るなどキャスト、スタッフの作品に対する思いの強さが伝わる舞台挨拶となった。

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ストーリー
他人に興味をもたず、いつもひとりで本を読んでいる高校生の「僕」。そんな「僕」はある日、『共病文庫』と記された一冊の文庫本を拾う。それは、天真爛漫なクラスの人気者・山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女が膵臓の病気で、余命いくばくもないことが記されていて…。病気を隠して日常を過ごす桜良と、その秘密を知った「僕」。――二人の距離には、まだ名前がない。

作品タイトル:『君の膵臓をたべたい』
出演:高杉真宙、Lynn、藤井ゆきよ、内田雄馬、福島潤、田中敦子、三木眞一郎、和久井映見
監督・脚本:牛嶋新一郎
オープニングテーマ・劇中歌・主題歌:sumika
アニメーション制作:スタジオヴォルン
原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社 刊)
配給:アニプレックス

公式サイト:kimisui-anime.com
コピーライト:(c)住野よる/双葉社 (c)君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ

大ヒット上映中!!

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