【レポート】『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』大ヒット御礼ファン感謝祭!最後の舞台挨拶で撮影秘話満載

モテない独身ダメ男・春田創一と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵、イケメンでドSな後輩・牧凌太の三角関係をピュアに描いたラブコメディ『おっさんずラブ』。2018年4月クール(テレビ朝日系列/土曜23時枠・全7話)で放送されるや“はるたん”こと春田創一を巡って繰り広げられるおっさん同士の恋模様に笑いながらも、あまりのピュアな愛に心を打たれる視聴者が続出、最終話放送終了後は“おっさんずロス”の声が相次いだ。その後もファンの熱は冷めることなく高まり続け、「新語・流行語大賞 2018年」トップ10入りするなど社会現象を巻き起こし、待望の映画化となった『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』が8月23日(金)より大ヒット上映中だ。

9月4日(水)、公開13日目で、観客動員数100万人、興行収入13.5億円を突破。劇場はドラマ版からの熱狂的な「O(おっさんず)L(ラブ)民(ファン)」、通称“OL民”待望の映画化ということもあり、リピーター続出の大ヒットスタートを記録してる。

それを受けて、9月4日(水)、主演の田中圭、共演の林遣都、瑠東東一郎監督が参加し<大ヒット御礼舞台挨拶>が開催された。

『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』大ヒット御礼舞台挨拶 イベント概要

日時:9月4日(水)
場所:TOHOシネマズ 日比谷 スクリーン12
登壇(※敬称略)田中圭、林遣都 / 瑠東東一郎監督

公開後の反響について田中は「めちゃくちゃ面白かったと言われたり、『あなたの番です』の現場でも前原(前原滉)が観てくれて、面白かったと言ってくれた。ナインティナインの岡村(隆史)さんからも今日『メチャメチャ面白かったで』と連絡が来ました」と報告。も「仕事関係はもちろんのこと、親戚・家族が観に行ってくれている。地元・滋賀県の映画館も混雑しているようで、母親の目の前に中学時代の担任の先生がいたそうです」と身近なところでヒットを実感していた。

SNSでファンから募集した好きなシーンを発表する企画では、3位が橋の上での春田と牧の場面、2位はサウナの場面、1位はラストシーンの春田と牧の場面という結果になった。第1位のラストシーンはクランクアップ日の早朝に撮影されたそうで田中は「瑠東ちゃんが本番前からウルウルしちゃって、それが遣都に伝染して俺にもきちゃって大変だった」としんみりした様子を回想。しかしは「僕は『朝一からの撮影かよ…』ってなった」とクールな反応で、田中から「遣都もだいぶセンチだったよ!?」と指摘されるも、「そうでしたっけ?」と不思議そうな顔だった。

すると田中はサウナのシーンでクランクアップを迎えた際に触れて「最後の挨拶で僕がみんなに感謝の言葉を伝えたら、遣都が泣いた」との感涙を紹介。ところが「その後すぐに遣都に『泣いていたよね?』と聞いたら、『全然違うことを考えていて、圭君の話は聞いていませんでした』と言われた」と驚きの真実が暴露された。この衝撃的行動を起こした当のは「正直ラストシーン撮影時はセンチではありませんでした。圭君の挨拶のときは、最後の挨拶なので当たり障りのないことを言っているな~と思った」と淡々。いきなりの批判に田中は客席に向かって「聞かせてやりたい!遣都の最後の当たり障りのない挨拶を!」と訴えていた。

観客からのQ&Aでは、ドラマ版から1年経った撮影現場の雰囲気に関する質問が出された。田中はキャスト&スタッフについて「家族じゃないけれど、家族みたいだし、友達だけれど友達じゃない、共演者だけど共演者じゃないみたいな。言葉では上手く言い表すことができないけれど、一体感とよくわからない絆みたいなものが生まれた」とチームワークの強さを強調。劇場版ゆえに新キャラの登場もあったが「ドラマとは違うパワーアップもあって、新しい人たちが『おっさんずラブ』の世界観にすんなりと入って来てくれたのは感謝。いいチームワークになった」と思いを述べた。

また田中は林に対して「『おっさんずラブ』がピュアなラブストーリーになったのも絶対的に牧という男を遣都が生きてくれたから。感謝しています」と本音を伝えて「どうせこれから先も付き合いは一生ものだと思うけれど、一つだけ言うとするならば、たまにズレているから気をつけろ。ホントに凄くズレているから気をつけろ!」とユーモア交じりにアドバイス。

これには「そのズレているダメな部分もひっくるめて、圭君は付き合ってくれる人。圭君の周りにはいい人間関係があるので、私生活でも仲良くさせてもらっている。牧という役が沢山の人に愛される環境を作ってくれたのは圭君だし、牧を作ってくれたのは春田さん。その春田さんを演じてくれたのが俳優の田中圭さんだったから、迷わずにやっていけた」と返礼。続けて「俳優として春田役は他の誰にもできない役。尊敬の念を持っています。これからも変わらずにいてほしい」と思いを込めた。

最後に主演の田中は今回の大ヒットに「この作品は本当に様々な人に届くものが沢山あると思うので、まだ観ていない人も観たらいいのになぁと思う。『おっさんずラブ』に触れていない人に届けたいという思いがあるので、僕らもこれから映画館に観に行きます!すでに作品を観た方も、まだこの作品を知らない人を巻き込んで、もっとこの作品を盛り上げてほしい」とさらなる広がりに期待を込めた。

『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』がいよいよ海外でも公開スタートする。9月6日より台湾での公開が決定。台北、高雄、台中など13都市50以上の映画館で、「大叔之愛」タイトル名で上映。香港でも9月12日から公開が決定した。

ストーリー
永遠の愛を誓ったあの日から1年が過ぎ、上海・香港転勤を経て帰国した春田創一(田中圭)。久しぶりに戻ってきた天空不動産第二営業所では、黒澤武蔵(吉田鋼太郎)をはじめ、お馴染みのメンバーが顔を揃え、最近配属された陽気な新入社員・山田ジャスティス(志尊淳)も加わり春田を歓迎する。
そんな彼らの前に、天空不動産本社のプロジェクトチーム「Genius7」が突如として現れ、リーダーの狸穴迅(沢村一樹)は、本社で新たに、アジアを巻き込む一大プロジェクトが発足し、第二営業所にもその一翼を担うよう通告する。その隣には、本社に異動しチームの一員となった牧凌太(林遣都)の姿も…。
何も知らされておらず動揺する春田だが、本社と営業所の確執が深まるほどに、牧との心の距離も開いてゆく。一方、コンビを組むことになったジャスティスは兄のように春田を慕い、さらには黒澤もある事故がきっかけで突然“記憶喪失”に…!しかも忘れたのは春田の存在のみ。…え、どゆこと?そんな記憶喪失あんの!?混乱する春田をよそに、黒澤は“生まれて初めて”春田と出会い、その胸に電流のような恋心を走らせてしまい…。そんな中、天空不動産を揺るがす前代未聞の大事件が発生!それに巻き込まれた春田にも最大の危機が迫る。果たして、春田の運命は…!?笑って泣けるこの夏最高のエンタテインメント!おっさんたちの愛の頂上決戦<ラブ・バトルロワイアル>が、ついに幕を開ける。

作品タイトル:劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』
出演:田中圭 林遣都 内田理央 金子大地 伊藤修子 児嶋一哉 ・ 沢村一樹 志尊淳 ・ 眞島秀和  大塚寧々 吉田鋼太郎
監督:瑠東東一郎
脚本:徳尾浩司
音楽:河野伸
主題歌:スキマスイッチ「Revival」(AUGUSTA RECORDS/UNIVERSAL MUSIC LLC)
製作:テレビ朝日ほか
配給:東宝
配給協力:アスミック・エース

公式サイト:ossanslove-the-movie.com
コピーライト:(c)2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会

全国東宝系にて大ヒット上映中!


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