DCユニバース最新作 『スーパーガール』(原題:『Supergirl』)が2026年夏に日本公開されることが決定。ティザー予告編とティザービジュアルが解禁となった。

主人公は、スーパーマン/クラーク・ケントの従妹、スーパーガール/カーラ・ゾー=エル。アメコミファンならずとも世界中から愛される人気キャラクターである“スーパーガール”を主人公に据えた新たな物語が幕を開ける。
製作は『スーパーマン』に続き、ジェームズ・ガン率いるDCスタジオが担当。監督は、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』やディズニー実写版『クルエラ』など、女性が主役の物語を数多く手掛けてきたクレイグ・ギレスピーが務める。
スーパーガール/カーラ・ゾー=エル役を務めるのは、オーストラリア・シドニー出身のミリー・オールコック。『スーパーマン』では短い出演ながら、強烈な印象を残している。
さらに、本作には“スーパードッグ”クリプトも再登場。『スーパーマン』では、スーパーマンの愛犬かと思いきや、実の飼い主がスーパーガールであったことが物語のラストで明かされ話題に。本作でどのような活躍を見せてくれるのかにも注目だ。
また原作コミックにも登場し、スーパーガールやクリプトと共に旅をするエイリアンの少女、ルーシー・メアリー・ノール役には、Netflixドラマ「三体」で注目を集めたイヴ・リドリー。さらに、『アクアマン』シリーズのジェイソン・モモアの出演も決定している。
この度解禁されたティザー予告編では、冒頭に「スーパーマンが街を救った」との見出しが載った新聞が映し出され、本作が『スーパーマン』のエンディングから繋がるストーリーであることが示唆されている。続いて、家の中を歩き回るクリプトと、二日酔いでだるそうに目覚めるカーラが登場し、親しみやすさを持つ“Z世代”らしい新しいヒーロー像を垣間見ることができる。
その後、「私は、カーラ=ゾー・エル。最高の23歳にする」と宣言する彼女だが、「大丈夫。私たちなら乗り越えられる」とクリプトに語りかける様子から、過去に何らかの辛い出来事を経験していることがうかがえる。そして、ルーシーが登場し、カーラの故郷であるクリプトン星の崩壊について触れられるが、この過去が今後のストーリーにどのように影響するのか。
続いて、待望の“スーパーガール”のコスチュームとアクションシーンも初公開。目から光線を放つなど、スーパーマンに並ぶ能力が披露され、本作でのスーパーガールの活躍への期待が膨らむ。
終盤には、「スーパーマンの能力は?」とルーシーに聞かれた彼女が「彼は人の善を見抜く。私は真実を見抜く」と応答。このセリフはスーパーマンとは異なる視点を持つスーパーガールというキャラクターの本質を端的に表すほか、DCユニバースのニューヒロインとなる彼女の新たなる物語の誕生を予感させる。
併せて解禁されたティザービジュアルは、スーパーガールが正面に描かれ、青背景にあの“S”マークが用いられたシンプルながら力強いデザイン。また、コピーには「真実/正義/どうでもいい」という挑発的かつ逆説的な言葉があしらわれており、彼女の性格や価値観を象徴し、型破りで自立した新世代のヒーロー像を想像させる。
『スーパーガール』
出演:ミリー・オールコック、イヴ・リドリー、ジェイソン・モモア 他
監督:クレイグ・ギレスピー
製作:ジェームズ・ガン、ピーター・サフラン
全米公開:2026年6月26日
原題:Supergirl
配給:東和ピクチャーズ・東宝
(C) & TM DC (C) 2025 WBEI
2026年夏 劇場公開