『ズートピア２』大ヒット御礼舞台挨拶が12月23日に実施され、上戸彩、森川智之、下野紘、こっちのけんとが登壇した。
スペシャルMCを担当したこっちのけんとは、すでに鑑賞済の観客がいることを受けて、「安心感ありますね！有難いです」とコメントしつつ、緊張感たっぷりに前説を披露し、会場を温め、登壇者の呼び込みへ。
上戸は世界中で大ヒットを記録する『ズートピア２』について「公開から3週間経ちましたが、歴史的大ヒットをしているということで、私自身嬉しいです。みなさんのおかげです」と感謝のコメント。
森川は公開後初めてのイベントということで、登壇者一同リラックスした雰囲気であることに触れつつ、「皆さんとともにお祝いをするために来ました、今日はよろしくお願いします！」と笑顔をのぞかせた。
また、下野紘は「ものすごいズートピア２旋風が巻き起こっておりまして、僕自身本作から参加させていただいて感謝しています」と穏やかに語った。
また、本作が日本国内では国内動員444万6,709人、国内興行収入62億4,223万円を記録し、さらに興行収入対比では最終興収133億7000万円を上げた『アナと雪の女王２』をも超える快挙を成し遂げたことを受けて、上戸に「数字がいっぱい！とにかくすごい…ということで良いですか？」と尋ねられたスペシャルMCのこっちのけんとは「はい、よろこんで！」と自身のヒット曲になぞらえて回答し、会場の笑いを誘った。
続けて上戸は「嬉しいですね。世界中で注目されていて大ヒットしている作品に関われて。そして、今日この場にいられることも。『ズートピア２』の宣伝でディズニーランドに行かせていただいたり、お仕事なんだけど、夢のような気持ちです！」と笑顔でコメント。
森川は手元にあるにんじんマイクに触れ、「ファンの皆さんの力で『ズートピア２』が実現したと思います。本当に皆さんありがとうございます！」と感謝の意を示した。
下野は「今回、いろいろなグッズを含め、『ズートピア２』をあらゆる場所で見かけました」とコメント。また自身がゲイリーに似ているという意見に触れつつ、今日の青いセーターの衣装について「僕のスタイリストが一番最初に持ってきていた衣装をやっとお披露目できました！満を持してゲイリー！」と笑顔で語り、会場を沸かせた。
周囲の反響として、上戸は「会う人会う人に『ズートピア２』観たよと言ってもらえて。一番混んでいる初日や公開すぐの土日を狙って観に行ってくれた友人も多かったんです」と喜びの表情を浮かべた。また、とくに感激したこととして「私の声に聞こえない、という言葉が嬉しかったです」と喜びを噛みしめ、森川は「声優冥利につきる、本当にキャラクターが生きているということですから」とお墨付きを送った。
森川は幅広い年齢層をはじめ様々なタイプの人から受けた反響として「大阪に仕事でラグビー場に行ったとき、屈強な選手たちにズートピア観ましたってたくさん声かけてもらえました！また、年配の方からは、串焼き屋の大将からもサインくださいと言われまして。おかみさんがご自身の「ズートピア」のグッズをたくさん出してくださって、いっぱいサインしちゃいました！」と、色濃かったエピソードを披露。
下野は「身近なところに『ズートピア２』がずっとありました。長年関わっているナレーションの仕事場では、スタッフから作品を観たことを熱量高く語られて！劇中のセリフを披露すると「うわー！本物！」って初めてみるような高いテンションも見せてくれて（笑）。ズートピアファンは熱量が高いですね！」と本作の影響力の高さを痛感したことを明かした。
日本限定キャラを演じたこっちのけんとは「公開後のエンドロールに名前が入っているので、発表前だったので、友達からの連絡もずーっと未読無視していました」と笑いながら明かし、さらに自身の出演シーンを実際に観たときは「心臓ギュッとくるくらい怖かった。でも、良い経験をさせてもらいましたし、また声優を頑張りたいなって思いました！」と新たな目標を口にした。
続いては、事前にSNSで募集した質問に登壇者が直接回答する「質問コーナー」へ。
最初の質問は、「ズートピアに住むことになったら、どんな動物になって、どんな仕事をしてみたいですか？」との質問に、下野は森川から何度もゲイリーの擬人化だと指摘されたことを受け、「彼と同じ毒蛇になります」と答え、「毒は上手く使えば薬になるので、ドラッグストアをやります」と動物の特徴を掴んだ回答に会場を沸かせた。
森川は「やっぱりキツネですかね」と言い、「イケボなので！ズートピアの世界でも声優の養成所をやってます！」と答えると、下野からは「なんとかワンっている会社ですかね」、上戸からは「もうそろそろ納会ありますね？」と賑やかなツッコミが入った。
上戸は「カワウソになって、みんなが集まるカフェをやりたいです」と答えると、森川からすかさず「カワウソだし、オイスターバーもいいんじゃない？」と新たな提案が。上戸は「さすがですね！カフェじゃなくてオイスターバーにします！」とバディのアドバイスを聞き入れ、軽快なやり取りから「ズートピア」で培ったコンビネーションを披露した。
こっちのけんとは「僕は牛になってラグビー選手になります！身体をでっかくして、思い切りタックルしたいやつを狙ってかまします！」と自身をパワーアップさせた姿を想像し、笑顔をのぞかせた。
続いて質問の「自身が演じたキャラクターにクリスマスプレゼントを渡せるならどんなものを渡しますか？」に対して、下野は「ゲイリーは分かりやすいですよね！暖かい物をプレゼントしてあげたいです」と回答。森川は下野の回答に重ねてゲイリーへのプレゼントとして「目薬！目が大きいから！」と回答。上戸は「3人がくっついて1つになるような、マグカップやキーホルダーがいいな。どれかがかけてもだめなデザインなの」とアイディアを披露。
最後、こっちのけんとへ寄せられた「『ズートピア2』のキャラクターの中で、ケント田貫以外で好きなキャラクターは？」という質問には、「正直ニックが一番！」とラブコールを送り、森川と固い握手へ。
「気だるさから来るかっこよさに惹かれます。僕はテキパキと物事を進めたり、言葉を発してしまうクセがあるので、適度に力の抜けたかっこよさには憧れますね。ダンスを踊ったり、歌を歌ってもかっこよさそうですよね。パートナーにあわせる優しさや守るべきところは守る男らしさも素敵だし…あとはイケボ！」と大絶賛。
また、クリスマスだからこそ挑戦したいこととして、こっちのけんとは「40年後ぐらいに白髪の髭を延ばしてマジのサンタになりたい！」とまさかの願望を披露すると、上戸は「やっぱり緑ですか？」と冗談まじりでコメント。こっちのけんとは「ドライヤー乾かして、プレゼント用意するような動画を撮りたいです」と詳しく願いを語った。
森川はクリスマスの過ごし方について、「いつも仕事ですね…今年は生配信してます」とコメントし、じつは1年中家にクリスマスツリーを飾っていることを明かした。「片付けるのが大変なので、でも観葉植物だと思えば！季節ごとの装飾をくっつけて年中楽しんでます！」と森川流の楽しみ方を披露した。
上戸は「家族や友達と旅行とか、みんなで集まってプレゼント交換とかやりたいですね！喜ぶ子供たちの顔をみるだけで嬉しいです」とやりたいことを明かし、今年のプレゼントとして「『ズートピア２』のチケット渡すのも良いですね！」と観客へアピールした。
さらに、上戸から「ちょっと森川さん、けんとさんたち側を見て、お話して待っていてください」と一言。準備が整った上戸が「森川さーん！！」と呼びかけ、森川が振り返ると上戸の手元には“ニック”をイメージしたスペシャルなフラワーアレンジメントが。今年声優活動40周年を迎える森川へのサプライズプレゼントとして、上戸から粋なお祝いが行われた。
予想外のことに森川は少し照れた表情を浮かべつつ「40年やっていて良かった！ニックやっていて良かった！」と喜びのコメント。会場からは惜しみない拍手が送られた。
最後に『ズートピア２』日本版声優チームを代表して、上戸は「この映画は小さな子からおじいちゃんおばあちゃんまで年齢関係なく楽しめる、メッセージ性の込められた作品です。家族が集まることが多い年末年始に、みんな一緒に楽しんでもらえたらなと思います。年末年始は『ズートピア２』一色でお願いできればなと思います！」と笑顔でコメント。大盛況のうちに舞台挨拶は終幕した。
『ズートピア２』
日本版声優：上戸彩、森川智之、下野紘、江口のりこ、山田涼介、梅沢富美男、三宅健太、Dream Ami、髙嶋政宏、水樹奈々、柄本明、高橋茂雄（サバンナ）、熊元プロレス（紅しょうが）、高木渉、山路和弘、ジャンボたかお（レインボー）
監督：ジャレド・ブッシュ、バイロン・ハワード
オリジナル・サウンドトラック：ウォルト・ディズニー・レコード
原題：Zootopia2
全米公開：2025年11月26日
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
https://www.disney.co.jp/movie/zootopia2
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