映画『それいけ!アンパンマン パンタンと約束の星』土屋太鳳の本編アフレコ映像公開

映画『アンパンマン』シリーズ37作目となる最新作『それいけ!アンパンマン パンタンと約束の星』より、レッサーパンダの旅人・パンタンのゲスト声優を務めた土屋太鳳の本編アフレコ映像が公開された。

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1988年10月からTVアニメがスタートし、翌年の1989年3月には劇場版が初公開。昭和、平成、そして令和と3つの時代を通じて日本中に「愛と勇気」を届けてきたアンパンマン。映画『それいけ!アンパンマン パンタンと約束の星』では、物語のキーワードは「約束」。

本作で中心キャラクターとして登場するのは、新キャラクターであるレッサーパンダの旅人・パンタン。パンタンは、昔ある冒険家と交わした大切な約束を守るために、“虹の星”を目指して旅をしている。そして、宝物を探す旅の中でアンパンマンやクリームパンダたちと出会い、一緒に宝物を探す大冒険へ出発するという、スリルあふれる壮大なストーリーが描かれる。監督を務めるのは、矢野博之。脚本は、米村正二が参加し、タッグを組む。

今回解禁された本編は2つ。1つは、ヌラに遭遇し、レインボー号に降りかかったピンチを乗り越えて、気持ちを一つにするパンタンとクリームパンダを捉えた場面。もう1つは、旅をしている理由、そしてその目的地について語るレッサーパンダの旅人・パンタンを捉えた場面。

アフレコ当日の心境について、土屋は「本当に当日は、パンタンの責任を全うできるかと、ドキドキしながらブースに入りました」と振り返る 。声のみの演技の難しさに悩みながらも、パンタンの魅力について「かわいらしい姿と、あとは、経験豊富な中身といったものが、そのギャップが大きな魅力になるんじゃないかなと思っていて、ピンチの時に乗り越える姿が、とってもかっこいいですね」と語り、子供らしさと大人の深みが同居するよう台本に多くの書き込みを重ねて声を練り上げたという。

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また、アフレコにあたっては弟で声優の土屋神葉から「客観的に自分で録って、それを聞いた方がいいよ」「とにかく大きく大きく、ジェスチャーのつもりでやった方がいい」といった的確なアドバイスをもらい、それを生かして見事に乗り越えたエピソードも明かした。

自身にとってもアンパンマンは“家族をつなぐヒーロー”であり、自宅で子どもと曲を聴いて泣き止ませたり、「ママはアンパンマンね、弟の神葉はばいきんまんね」と配役を決めて自身の子どもとごっこ遊びをしたりする温かい日常を笑顔で披露。さらに、アニメだけでなく絵本からも「大事なことって全力で何かをやる人ってよりも、そこには支えている人がいるんだよっていうことをアンパンマンに教えてもらったような気がして。チームワークというか」と、たくさんの仲間がいる大切さを教えてもらったと感謝を口にした。

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本作の大きなテーマである「約束」について尋ねると、小学6年生の時に戦争の話を聞いた際に伺った「私はあなたたちに命のバトンを渡しました。次はこの言葉をあなたたちが次につなげていく番です。命のバトンをつなげていってください」という言葉を、今もお芝居に向き合う上での大切な原動力にしていると真摯に語った。作中では、パンタンが後悔や挫折を乗り越える姿も描かれるが、自身も28歳の時に大切な友人を亡くした消えない後悔を抱えながら、「今を一緒に生きることで乗り越えられたらなと思います」と作品に深く共鳴している。

最後に、公開を心待ちにしているファンに向けて「パンタンが大切な約束を守るために、アンパンマンとその仲間たちと大冒険をします。大切な人たちと大好きな人たちと、大きなスクリーンでぜひ楽しんでください。パンタンの願いと思いが届きますように」と熱いメッセージを寄せた。

土屋太鳳 コメント全文

Q:アフレコを終えられたご感想について教えてください。また、パンタンの声を演じられて、いかがでしたか。
当日は、パンタンの責任を全うできるかと、本当にドキドキしながらブースに入ったんですけれども、練習を家でしていたということもあって、パンタンとして、ブースでしっかり声を出すことができたかなと思っています。けれど、やはり、声の演技って本当に難しくて、プロの声優さん方って、一つの声に情報がたくさん入っているんですよね。私もそれを真似しようと思って、家で練習してみたんですけど、声だけ真似しちゃうと、テクニックと基礎がない分、すごく不思議に聞こえてしまって。結果的には、映像だったり、舞台だったりという経験を、実践を、今までやってきたことを、ブースの中でやろうというふうに決意して挑まさせていただいたら、なんとか乗り越えることができました。

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Q:改めて、パンタンの魅力を教えてください。
かわいらしい姿と、あとは、経験豊富な中身といったものが、そのギャップが大きな魅力になるんじゃないかなと思っていて、ピンチの時に乗り越える姿が、とってもかっこいいですね、なので、本作を観る方々が、いろいろなパンタンの姿を見て、頑張ろうって思っていただけると思いますし、パンタンはお届け物屋さんなので、今回この作品を通して、ものすごく大切なことを、心に届けてくれると思っています。

Q:アフレコに向けて準備されたことを教えてください。
とにかく難しかったのが、パンタンの声を見つけること。自分の中で、パンタンの声を出すっていうことが、一番難しかったなと感じていて。何回も何回も、映像を見て、パンタンの動きを見て、表情を見て、体格を見て、発声とともに見つけていったという感じです。すごく難しかった。

Q:ご準備にあたって、弟で声優の神葉さんとお話されたことはありましたか?
弟も私も忙しくて会えなかったんですけど、本当は「一緒に練習しようか」って言ってくれていたんですけど、会えなかったので。
弟からのアドバイスとしては、「とにかく練習した方がいい」と。「とにかく練習をして、自分の練習をただ練習するだけじゃなくて、客観的に自分で録って、それを聞いた方がいいよ」っていうことと、「子供だから(本当はおじいさんですけど)、子供だから大人に何か言いたい時に大きく表現するじゃん。だからとにかく大きく大きく、ジェスチャーのつもりでやった方がいい」っていう風にアドバイスをくれて、それがとても自分の中で生かすことができたかなという風に思います。

Q:アフレコ台本にいろいろ書き込まれていましたが、どういったことを?
基本的に、表情と鼻に響かせる声をずらさないように、普段ここ(口元)で喋れるんですが、パンタンの場合は子供なので、鼻腔と声帯、声の出し方が子供らしくなるように、ちょっと滑舌を平べったくしてみたりとか。その中に、パンタンの長年生きてきた知識だったり、長年の大人の幅みたいなものも出したかったので、いろんなことを書きながら、いろいろ練り込みながら挑戦させていただきました。

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Q:印象深いシーン、心に残ったセリフがありましたら教えてください。
ジャムおじさんの「約束はするのも、破ってしまうのも簡単だからねぇ。でも、大切なのは約束を守ろうとする気持ちなんじゃないかな」っていうセリフがあって、そのセリフは大なり小なり見ている方々が誰しも経験したことがあると思うことなので、私自身もパワーをもらいましたし、見ている方々にも届くだろうなという風に思います。

Q:ご家族の方も楽しめるポイントがありましたら教えてください。
パンタンがピンチの時に乗り越える姿。パンタンも大きな後悔を抱えていて、その挫折がやっぱり心の優しさだったり豊かさにつながっているなと感じるので、そのパンタンが乗り越える姿が、子どもの前でお父さんとかお母さんが何かを乗り越える姿に似てるんじゃないかなと思って。なので、パンタンを見てお父さんお母さんたちも、大切な人たちが何かを乗り越えられるんじゃないかなって思いますし。クライマックスでのやっぱりアンパンマンのヒーローな感じと、あとはばいきんまんのスパイシーな活躍が最高なので、それをぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

Q:本作は、パンタンとアンパンマン、クリームパンダらが、力を合わせて目の前の困難に立ち向かい、宝物を探す大冒険を繰り広げる姿が描かれています。彼らのように、仲間と一緒に困難を乗り越えたり、乗り越えた先で絆が生まれたことはありますでしょうか?
乗り越えたっていうと、家族を思い浮かべてしまうんですけども、私の家族もすごく今も支えてくれていますし、今の家族がいなかったら私は前に進めていないと思うので、日常的に本当に感謝している存在だなという風に思います。エピソードとして言うと難しいのですが、大学の友達であったり高校の友達は、どんなに忙しくてもいつも連絡をくれて、忙しくても自分らしくいれるようにお話ししてくれたり遊んでくれるので感謝しています。

Q:土屋さんは以前、「それいけ!アンパンマン」はご自身やご家族にとってのヒーローだとお話しされていましたが、「それいけ!アンパンマン」を通して、お子さんとの絆やぬくもりをあらためて感じた瞬間がありましたら、ぜひ教えてください。
本当にアンパンマンはヒーローです。アンパンマンの曲を流すと小さい家族が泣き止むんですよね。私たちは家族でも「これはアンパンマンパワーだ」って言っていたんですけども、今も「ママはアンパンマンね」「弟の神葉はばいきんまんね」ってキャスティングしてきて一緒にごっこ遊びしたりとか。

あとは「またアンパンマンこどもミュージアムに行こうね」っていう言葉が本当に家族の中の合言葉になっていて、ピンチな時も楽しい時もアンパンマンを通して本当に家族がつながっているような気がします。私は初めてアンパンマンを知ったのがアニメじゃなくて絵本だったんですよ。だから楽しい感じというよりは少し切ない感じの印象があって。私自身何かを削らないと人に伝わらないなって思っていた時に、アンパンマンってたくさん仲間がいるじゃないですか。
大事なことって全力で何かをやる人ってよりも、そこには支えている人がいるんだよっていうことをアンパンマンに教えてもらったような気がして。チームワークというか。だから本当にアンパンマンにもそうですしアンパンマンに出てくるたくさんの仲間にもとっても感謝しています。チームワークを教えてもらいました。

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Q:日頃から、アンパンマンこどもミュージアムに行かれていますか?
すごく大好きな場所なので、エピソードがいっぱいあるから止まらなくなっちゃうので(笑)。

Q:「”虹の星”がもう一度輝いた時、一緒に宝物を手に入れよう!」これは、遠い昔に、パンタンとある冒険家が交わした大切な約束です。その約束を守るため、旅をしていたレッサーパンダのパンタン。約束がパンタンの原動力になっていますが、土屋さんにとっても「この約束があったから頑張れた」と思える出来事はありますか。
小学校6年生の時に戦争の話を聞いて、その時に「私はあなたたちに命のバトンを渡しました。次はこの言葉を、あなたたちが次につなげていく番です。命のバトンをつなげていってください」というふうにおっしゃっていただいて、そこから自分の中で「命のバトンを渡していくんだ」という言葉と気持ちをずっと持ってお芝居をしています。逆にその言葉があったから乗り越えられた役もあったりして、なのでこの言葉を大切に、引き続きお仕事と向き合っていきたいなというふうに思います。

Q:本作は宝物を探す大冒険を繰り広げるだけではなく、後悔や挫折を乗り越えようと奮闘するパンタンの姿が描かれています。ご自身がこれまで味わった後悔や挫折はありますか?またそれを乗り越えるために必要だと思うことはなんでしょうか?
私が28歳の時に、高校のダンス部の同期の子が亡くなってしまったんです。ある日にその子が奇跡的に外に出られて、高校のダンスの同期でみんなで会うことができたんですけど、それが自分自身は奇跡の日だって知らなかったんです。そこから少し経って大切な友人のご家族から悲しいお知らせを聞いた時に、友人としてもっと何かできたんじゃないかなというふうに思って、今もその後悔は消えないんですけど、友人にも大切な家族とお子さんもいるので、自分にできること、後悔は消えないかもしれないけれど、そのお子さんだったりご家族と今を大切に一緒に歩んでいくってことができることなのかなというふうに感じていて、今も不安なときとか夢に出てくるんですけど、今を一緒に生きることで乗り越えられたらなというふうに思います。

Q:本作を楽しみにしてくださっているお客様に向けてぜひメッセージをお願いします。
パンタンが大切な約束を守るために、アンパンマンとその仲間たちと一緒に大冒険をします。大切な人たちと大好きな人たちと、大きなスクリーンでぜひ楽しんでください。パンタンの願いと想いが届きますように。

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ストーリー
「“虹の星”がもう一度輝いた時、一緒に宝物を手に入れよう!」
遠い昔に、ある冒険家と交わした大切な約束を守るため、旅をしていたレッサーパンダのパンタン。しかし、旅の途中で、ばいきんまんの赤ちゃんスプレーを浴びて子どもの姿になってしまいました!アンパンマンたちに助けられ、旅をする理由と大切な約束を破ってしまったという後悔の気持ちをみんなに話します。すると、「約束は守ろうとする気持ちが大切なんじゃないかな」とジャムおじさんに勇気づけられ『今度こそ約束を守る』と気持ちを新たにし、クリームパンダと一緒に虹の星を目指すことにします。クリームパンダは「絶対にあきらめない!」とパンタンと約束をして冒険の旅についていきますが、たくさんのピンチにくじけそうに。
そこへこっそり飛行機に乗り込んでいたばいきんまんたちも宝物を目当てにやってきて…。何があっても絶対にあきらめない!と頑張るパンタンたち。虹の星がもう一度輝いた時、約束の場所で見たものは…。
パンタンは今度こそ約束を守ることができるのでしょうか。
大切な約束と友情の物語―

『それいけ!アンパンマン パンタンと約束の星』
声の出演:アンパンマン/戸田恵子 ばいきんまん/中尾隆聖 他
監督:矢野博之
脚本:米村正ニ
音楽:いずみたく 近藤浩章
原作:やなせたかし(フレーベル館刊)
テーマ曲:虹の星
主題歌:アンパンマンのマーチ
配給:東京テアトル
(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV (C)やなせたかし/アンパンマン製作委員会2026
anpan-movie.com/2026/

6月26日(金)全国ロードショー!


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