小規模映画館を救うクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」特典、サンクス・シアター新規ラインアップ発表

ミニシアター・エイド基金

村上淳主演作『Playback』(‘12/三宅唱)
(c) 2012 Decade, Pigdom

ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金は、4月13日(月)よりMOTION GALLERYにて、全国のミニシアターをみんなで応援する「ミニシアター・エイド基金」プロジェクトを開始。4月15日には文化芸術活動のクラウドファンディングにおいて日本初となる目標金額の1億円を、国内最速で達成(※MOTION GALLERY調べ)、28日には2億円を通過した。

外出自粛傾向が長期化することも予想される中、さらなる支援を行うためストレッチゴール3億円超えを目指し【5月14日(火)23:59の締め切り】まで引き続き継続される(※ストレッチゴール:当初の目標金額が達成された場合に追加で設定する目標金額)。

そしてこの度、同クラウドファンディングの特典として配信される「サンクス・シアター」作品の新規ラインアップが発表された。

 

サンクス・シアターとは

同クラウドファンディングの特典であり、「ミニシアター・エイド基金」の特設配信サイトから、活動趣旨に賛同した有志の映画人たちが提供する作品が見られる仕組み。3,000円~1,000,000円のコースを選んだコレクターは、約200作品の中からコースの金額に応じた既定本数のストリーミング再生が可能となり、1年間は繰り返し鑑賞することができる。配信開始はクラウドファンディング終了後の5月下旬を予定。

※5月1日(金)新規追加発表:計67本

【主な新規追加ラインアップ】
『微温』(’07)『最低』(’09)など今泉力哉監督作品10本、村上淳主演作『Playback』(‘12/三宅唱)、安藤サクラ主演作『百円の恋』(’14/武正晴)、柄本佑主演作『ポルトの恋人たち 時の記憶』(‘18/舩橋淳)、田中俊介主演作『恋のクレイジーロード』(’18/白石晃士)、『精神0』の公開を控える想田和弘監督の学生時代の“劇映画”『ニューヨークの夜』(‘95)『花と女』(‘96)『ザ・フリッカー』(‘97)や、『イヌミチ』(’14/万田邦敏)、『旧支配者のキャロル』(’12/高橋洋)、瀬田なつき監督『5windows mountain mouth』(’13)『彼方からの手紙』(’08)、藤井道人監督『青の帰り道』(’18)、足立紳監督『14の夜』(’16)など。

※三宅唱監督『Playback』(‘12)は7月から配信開始予定。

 

5月1日(金)新規追加発表ラインアップ一覧

※『作品名』(監督名)で、監督名の50音順
※ラインアップは予告なく、変更が生じる可能性があります。

『14の夜』(足立紳)
『火星の人(映画美学校第22期初等科ミニコラボ実習作品)』(池田千尋)
『わたしの赤ちゃん(映画美学校第13期初等科修了制作作品)』(磯谷渚)
『RIGHT HERE RIGHT NOW』(一見正隆)
『ユートピア』(伊藤峻太)
『ZERO NOIR』(伊藤丈紘)
『MORE』(伊藤丈紘)
『此の⽷』(今泉力哉)
『微温』(今泉力哉)
『最低』(今泉力哉)
『⾜⼿』(今泉力哉)
『堀切さん、⾵邪をひく』(今泉力哉)
『TUESDAYGIRL』(今泉力哉)
『tarpaulin』(今泉力哉)
『あさっぱら』(今泉力哉)
『Mother Said. I Sing. Wife Listens.』(今泉力哉)
『⾚⻘緑』(今泉力哉)
『愛しのダディー殺害計画』(イリエ ナナコ)
『意外と死なない(映画美学校第1期高等科実習作品)』(大九明子)
『ただいま、ジャクリーン(映画美学校脚本コース第1期初等科作品)』(大九明子)
『翻弄』(河辺怜佳)
『肉まんの味(映画美学校第21期初等科ミニコラボ実習作品)』(菊地健雄)
『恋愛依存症の女』(木村聡志)
『アイドル残酷物語(映画美学校第22期初等科ミニコラボ実習作品)』(小出豊)
『テト』(後閑広)
『神奈川芸術大学映像学科研究室』(坂下雄一郎)
『恋のクレイジーロード』(白石晃士)
『ザ・フリッカー』(想田和弘)
『ニューヨークの夜』(想田和弘)
『花と女』(想田和弘)
『5windows mountain mouth』(瀬田なつき)
『彼方からの手紙』(瀬田なつき)
『坂本くんは見た目だけが真面目(映画美学校脚本コース第2期初等科作品)』(大工原正樹)
『冥婚 LOVE(映画美学校第19期初科ミニコラボ作品)』(大工原正樹)
『やす焦がし(映画美学校第20期初等科ミニコラボ作品)』(大工原正樹)
『純情 No.2(映画美学校第21期初等科ミニコラボ作品)』(大工原正樹)
『検見川奇襲作戦(映画美学校第22期初等科ミニコラボ作品)』(大工原正樹)
『旧支配者のキャロル(映画美学校第13期高等科コラボレーション作品)』(高橋洋)
『百円の恋』(武正晴)
『牛乳王子(映画美学校第11期初等科修了制作作品)』(内藤瑛亮)
『消えて下さい。』(内藤瑛亮)
『教育刑事』(内藤瑛亮)
『Plastic Love Story』(中川龍太郎)
『愛の小さな歴史』(中川龍太郎)
『心臓2つ/父と歴史』(長久允)
『瑠璃道花虹彩絵(映画美学校第18期高等科コラボレーション作品)』(西山洋市)
『ぬちがふぅ(命果報)−玉砕場からの証言』(朴壽南)
連続ドラマ『本気のしるし、第1話』(深田晃司)
『ASAHIZA 人間は、どこへ行く』(藤井光)
『青の帰り道』(藤井道人)
『怯える(映画美学校第1期フィクション・コース初等科作品)』(古澤健)
『love machine(映画美学校フィクション・コース第13期高等科コラボレーション作品)』(古澤健)
『10秒1000円の逢瀬(映画美学校第20期初等科ミニコラボ作品)』(保坂大輔)
『いたくても いたくても』(堀江貴大)
『朝にかえる』(前田聖来)
『ケンジとケイスケと – ブルックリン ニューヨーク -』(松井みさき)
『8150(映画美学校第22期初等科ミニコラボ実習作品)』(松本大志)
『帰ろうYO!』(松本卓也)
『イヌミチ(映画美学校2012年度高等科コラボレーション作品)』(万田邦敏)
『絶体絶命5 いずれ長編映画となるばすの『植物人間リゾーム』のパイロット版(映画美学校第20期初等科ミニコラボ作品)』(万田邦敏)
『絶体絶命8(映画美学校第22期初等科ミニコラボ実習作品)』(万田邦敏)
『Playback』(三宅唱)
『兄兄兄妹』(村松正浩)
『AMY SAID エイミー・セッド』(村本大志)
『ひかりのおと』(山崎樹一郎)
『ニブロール』(吉開菜央)
『待つには遠すぎた初恋』(四本研祥)

ミニシアター・エイド基金

ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金とは

新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令され、政府からの外出自粛要請が続く中、閉館の危機にさらされている全国の小規模映画館「ミニシアター」を守るため、映画監督の深田晃司・濱口竜介が発起人となり、有志メンバーで立ち上げたプロジェクト。「外出自粛の状況があと3ヶ月続いた時に、閉館の危機に直面する運営団体」を対象に114劇場99団体(5/1時点)が参加している。
https://motiongallery.net/projects/minitheateraid

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