映画『金子差入店』(公開中)より、メイキング映像が公開された。

刑務所や拘置所に収容された人への差入には、厳しい審査や検閲がある。差入のルールを熟知した「差入屋」は、様々な事情から面会に行くことができない人たちに代わって、面会室へ出向くこともある仕事だ。本作は、そんな差入店を営む家族の絆と、彼らが巻き込まれる不可解な事件を描いたヒューマンサスペンス。
差入店の店主を務める主人公の金子には、『泥棒役者』以来8年ぶりの主役を演じる丸山隆平。共演は、真木よう子、三浦綺羅、川口真奈、北村匠海、村川絵梨、甲本雅裕、根岸季衣、岸谷五朗、名取裕子、寺尾聰。監督はオリジナル脚本も手掛けた新鋭、古川豪。主題歌は古川監督が助監督を務めた『東京リベンジャーズ』シリーズで結んだ縁からオファーされたSUPER BEAVERの「まなざし」。
今回公開されたのは、丸山隆平演じる金子とその家族が営む差入店の裏側を映したメイキング映像。撮影初日、大勢のスタッフ、そして古川監督を前にした丸山が、「時々愛想が悪くなるかもしれないですけど、頑張って集中しようとしているんだなと、温かく見守ってお付き合いいただければと思います」「豪さん(古川監督)の初長編という事で思い入れも…」と、監督を立てつつも、少し照れた様子でクランクインの挨拶。

撮影の合間には、猫の鳴き声を真似ておどけてみせたり、メイキングカメラに気づかずに小道具を使ってポーズを決めたりなど、いつものチャーミングな丸山の姿だけでなく、撮影中の丸山の真剣な表情やまなざしが捉えられており、俳優丸山隆平の魅力が詰まったメイキング映像となっている。
また、完成披露や公開記念の舞台挨拶イベントでの掛け合いが話題となった寺尾聰とリラックスした様子で談笑する姿や、息子の和真を演じた三浦綺羅から手づくりのプレゼントを受け取り、劇中でみせた父の顔をちらつかせる瞬間も。
『金子差入店』は大ヒット公開中。
ストーリー
刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」。金子真司は一家で「差入店」を営んでいた。ある日、息子の幼馴染の女の子が殺害される凄惨な事件が発生。彼女の死にショックを受ける一家だったが、犯人の母親が差入をしたいと尋ねてくる。差入屋として犯人と向き合いながらも、日に日に疑問と怒りが募る金子。そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていた。2つの事件の謎と向き合ううちに、金子の過去が周囲に露となり、家族の絆を揺るがしていく―
『金子差入店』
出演:丸山隆平 真木よう子 / 三浦綺羅 川口真奈 北村匠海 村川絵梨 甲本雅裕 根岸季衣 岸谷五朗 名取裕子 寺尾聰
監督・脚本:古川豪
主題歌:SUPER BEAVER「まなざし」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作:「金子差入店」製作委員会
製作幹事:REMOW
製作プロダクション:KADOKAWA
配給:ショウゲート
(C)2025「金子差入店」製作委員会
公式サイト:kanekosashiireten.jp
公式X:@kaneko_movie
全国公開中