世界で初めて長編映画としてCGを本格導入した映画『トロン』の最新作、『トロン:アレス』(10月10日公開)より、最新予告と最新US版ポスターが解禁された。

1982年に公開された『トロン』は、デジタル世界に送り込まれた天才コンピューター・プログラマーのケヴィン・フリンが、生死をかけたゲームに挑んでいく様子を描いた作品。現実世界からコンピューター・システムの“デジタル世界”へ侵入するという画期的な設定と新たな映像体験は、社会現象を巻き起こした。その28年後の2010年には、続編の『トロン:レガシー』が公開。青白く輝くネオンを基調とした、当時最先端の映像体験は多くのファンを魅了。ダフト・パンクによる楽曲も話題となった。
その後、「トロン」シリーズはゲームにも展開され、フロリダのマジックキングダム・パークでは、本シリーズに登場するバイク“ライトサイクル”のアトラクションも登場するなど、今もなお多くの人々やクリエイターに影響を与えている。
これまでは“現実世界”の人間がデジタル世界へと足を踏み入れてきた「トロン」シリーズ。しかし、最新作『トロン:アレス』で描かれるのは、まさにその逆。デジタル世界の“超高度AIプログラム”が、ついに現実世界へと襲来する。
現実世界でAIプログラムの実体化が成功し、開発された人型AIアレス。“彼”は圧倒的な力とスピード、優れた知能を持ち、倒れても何度でも再生可能という、まさに最強のAI兵士だった。制御不能となったAIたちは暴走を始め、デジタル世界が現実世界を侵食していく。そして、現実世界で“人間”を知ったアレスにもある異変が起きる。果たしてアレスは人類の救世主となるのか、それとも…。
最新予告では、稲妻のような速さ・驚異的な強さを兼ね備えた“この世で最も危険な武器”とされる人類史上最強AI兵士・アレス(ジャレッド・レト)が天才プログラマーのイヴ(グレタ・リー)と現実世界で共に行動をする場面も映し出される。ある目的のために一緒にエンコム社に向かうようだが、「殺せと命じられたのに」とアレスの意味深なセリフも。相反する立場の二人がなぜ一緒にいるのだろうか。果たしてアレスが探しているものとは。
また、『ソウルフル・ワールド』でアカデミー賞作曲賞受賞のトレント・レズナー&アッティカス・ロスのコンビがNIN(ナイン・インチ・ネイルズ)として手掛けるテクノロックな劇中音楽が、デジタル世界を描く最新映像のスピード感を加速させ、赤いレーザーでデジタル世界が現実世界を“侵食”していく様子も映し出される。AI兵士たちの戦闘シーンや、羽が生えたような空飛ぶマシンの出現、炎に包まれる爆破シーンなど、息を呑むようなアクションシーンが畳みかけるように続く先に、どのようなドラマが待ち受けているのだろうか。
あわせて解禁された最新US版ポスターには、巨大な監視用飛行マシン・レコグナイザーが迫り来る様子が捉えられている。
『トロン:アレス』
出演:ジャレッド・レト
監督:ヨアヒム・ローニング
原題:『Tron: Ares』
US公開日:2025年10月10日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
https://www.disney.co.jp/movie/tron-ares
10月10日(金)日米同時公開
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