映画『未来』ファイナル予告公開、Uru「さすらいの唄」がイメージソングに決定

黒島結菜が主演を務める映画『未来』より、ファイナル予告映像が公開。あわせて、シンガーソングライターUruの「さすらいの唄」が、本作のイメージソングに決定したことが明らかとなった。

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作家・湊かなえの小説「未来」を、『ラーゲリより愛を込めて』『護られなかった者たちへ』の瀬々敬久が映画化。
共演には、山﨑七海、坂東龍汰、細田佳央太、近藤華、松坂桃李、北川景子らが名を連ね、声にならない痛みを抱えて生きる人々の“見えない声”に寄り添い、社会の陰に潜む痛みとかすかな光を鮮やかに描き出す。

複雑な家庭環境で育ちながらも、教師になる夢を叶えた真唯子(黒島)。彼女の教え子・章子(山﨑)のもとにある日、一通の手紙が届く。差出人は「20年後のわたし」。返事を書くことで、父の死や、心を閉ざした母との孤独な日々に耐えていた章子だが、母の恋人からの暴力、いじめ、そして信じがたい事実に追い詰められていく。絶望の果て、禁断の計画を立てる章子。そんな章子を救おうとする真唯子は、社会の理不尽さに押しつぶされそうになりながら、それでも手を差し伸べようとするが―。

「さすらいの唄」はUruが作詞・作曲を手掛け、今年2月に発売された最新アルバム「tone」に収録されている情緒的なバラード。本楽曲が、物語の持つ根幹に通ずるものとして、映画サイドのオファーを受けてイメージソングに決定した。

この決定を受け、原作者の湊は「歌声に『祈り』を感じる。観客の皆さんの『祈り』とリンクし、物語の『救い』につながると信じています」と賛辞を寄せた。また、瀬々監督も「若い人たちが必ず持つ、変わりたい自分への葛藤が優れて表現されている」と、Uruの紡ぐ歌詞が作品テーマと深く共鳴していることに感謝を述べている。

Uruは、本作と原作に触れる中で感じたことについて、「全ての子どもたちの明日が、健やかで笑顔あふれるものであって欲しい。心の叫びに気づき、手を差し伸べる大人が沢山いる世の中であって欲しい」と語り、「この作品が持つメッセージが、たくさんの方の心に届いてくれることを願っています」と、想いを明かしている。

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『未来』場面写真

ファイナル予告映像は、真唯子が、章子へ「ポプラの花言葉は“勇気”。あなたもお母さんもきっと大丈夫だから」と、寄り添うシーンから始まる。

章子に届いた、20年後の「未来のわたし」からの手紙をきっかけに、彼女を取り巻く環境は無情にも過酷さを増していく。愛する父・良太(松坂)の死、学校での凄惨ないじめ、母・文乃(北川)の新しい恋人から振るわれる理不尽な暴力。そんな章子を守るため、娘の手を取り夜の街を駆け抜ける文乃、真唯子の切なる願い、亡き父・良太が生前に書き残した物語に託したもの、それぞれの想いが、切実に交錯していく。

やがて映し出されるのは、「抱きとめたい。痛みも。孤独も。」という言葉。過酷な運命に翻弄されながらも、真唯子の必死の疾走や、良太が遺した物語に託した想いが、かすかな希望の光として映し出されている。

Uru コメント

イメージソングにしていただけたことを光栄に思いながら、私も作品と原作を拝見、拝読させていただきました。
息苦しくなるような胸の痛みを感じながら、自然に一つの願いが心に浮かんでいました。
きっとこれは、この作品を観た全ての方の心に浮かぶものなのではないかと思います。
全ての子どもたちの明日が、健やかで笑顔あふれるものであって欲しい。
心の叫びに気づき、手を差し伸べる大人が沢山いる世の中であって欲しい。
湊かなえさんがあとがきでおっしゃっていた事を、この作品のタイトルに深く、深く、感じることができました。
「さすらいの唄」の主人公もある種の願いを持っていて、それを作った私もまた願いを持って制作した曲です。
この作品が持つメッセージが、たくさんの方の心に届いてくれることを願っています。

瀬々敬久監督 コメント

家路へ向かう夕焼けの空の下を歩いているような雰囲気、そんな情景がまず浮かびました。それでいて「さすらいの唄」。いつもの見慣れた景色なのに、気持ちは常にさすらっている。そういうことなんだろうと想像させる。故郷のような街なのに、どこか遠くを見つめる眼差し。それは、『未来』の中で、いや、湊かなえさんがこれまで何度も小説のモチーフにしてきた、ここではない何処かにある夢の「ドリームランド」に近いものを感じさせてくれました。若い人たちが必ず持つ、変わりたい自分への葛藤。
何もない 何もない
僕はただ 自由なんだよ
どうせなら翼でも生えて
飛び回れたりはしないかな
この歌詞に優れて表現されていて、映画『未来』の青春と重なっていると思いました。
Uruさん、ありがとうございました。

湊かなえ コメント

機動戦士ガンダム「鉄血のオルフェンズ」が好きです。孤児たちの姿に胸が締め付けられる回もありますが、エンディングでUruさんの曲が流れると、心が救われます。Uruさんの歌声に「祈り」を感じるからだと思います。『未来』も苦境にある子どもたちの物語です。イメージソングをUruさんがご担当してくださることを知り、感激しました。「さすらいの唄」は観客の皆さんの「祈り」とリンクし、物語の「救い」につながると信じています。

『未来』
出演:黒島結菜 山﨑七海 坂東龍汰 細田佳央太 近藤華 松坂桃李 北川景子
監督:瀬々敬久
原作:湊かなえ「未来」(双葉文庫)
脚本:加藤良太
イメージソング:Uru「さすらいの唄」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作幹事:東京テアトル U-NEXT
企画・制作プロダクション:松竹撮影所 PG-12
配給:東京テアトル
(C)2026 映画「未来」製作委員会 (C)湊かなえ/双葉社
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2026年5月8日(金)公開

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