鈴木京香が主演を務める映画『キリコのタクト~YELL~』の特報予告と本ポスターが公開され、新キャストとして井頭愛海、田辺桃子、西垣匠の出演が発表された。さらに、主題歌が、前田亘輝(TUBE)と仲川瑠夏(FRUITS ZIPPER)のコラボレーション曲に決定した。

いきものがかりのヒット曲「YELL」に着想を得て、厚木市オールロケで制作された本作は、“魔法のタクト”を持つと語り継がれる伝説の音楽教師と高校の合唱部だった仲間たちとの愛と絆の物語。
鈴木が、主人公の音楽教師・原田貴理子(通称:キリコ)役で、キャリア初の指揮者役に挑戦。笑顔とタクトで、悩み迷える生徒たちが、自らの手で道を切り開くことのできるよう音楽を通して導いていた貴理子だが、突然行方が分からなくなってしまう。貴理子の教え子で藤原大祐が演じる音楽雑誌記者の北村翔が、当時の合唱仲間と恩師の記憶をたどりながら、取材を通してその謎に迫っていく。

解禁された特報予告に映るのは、緑あふれる丘の上で歌声を響かせ、時折楽しそうにはしゃぎながら練習に励む合唱部の姿。その一方で、涙を浮かべ悩み迷える表情を浮かべる生徒たちの姿も。貴理子が明るい笑顔で「目標は合唱コンクールに出ること!」と宣言する様子、何かを隠したままゆっくりと背中を向け歩いていく後ろ姿、「私は希望を教えています!」と自身の教育方針を伝える力強い眼差しなど、音楽を通して生徒たちを導く伝説の音楽教師・貴理子のキャラクター像が伝わる映像が収められている。
前半では合唱部が美しく瑞々しい声を響かせる「YELL」が、生徒たちの悩める姿が映し出される後半では、藤原が歌う劇中歌「白鳥」が流れる。藤原の優しい歌声が印象的な「白鳥」は、行方が分からなくなった貴理子に想いを伝え、何かを問いかけているような、どこか貴理子へのメッセージのようにも感じられる楽曲となっている。
今回出演が解禁された井頭、田辺、西垣が演じるのは、貴理子の教え子で、記者となった北村の合唱仲間。井頭が西川花蓮役、田辺が南野葵役、西垣が東山慎吾役をそれぞれ演じる。3人からのコメントは、本記事下に掲載。

主題歌に決定した、前田と仲川のコラボレーション曲「孤独なハーモニー」は、切なさと温もりに溢れ、優しく映画に寄り添う楽曲。音源の解禁については、後日発表される。
また、本作の小説版の発売が決定。雑賀俊朗監督が自ら書き下ろし、映画では描かれなかった各登場人物の背景や秘めた思いを丁寧に描写し、映画とはまた異なる新たな感動を呼び起こす一冊となっている。
井頭愛海 コメント
私が演じた西川花蓮は、花屋で働きながら若年性認知症の母を長年支えているヤングケアラーです。
繊細な心の奥に豊かな感性と、母を想う真っ直ぐで強い想いを持った心優しい女性で、花蓮の深い愛情や強さを感じながら演じました。キリコ先生と出会ったことで、花蓮の人生がどのように動いていくのかにも注目していただきたいです。この作品の見どころは、何といっても合唱ではないでしょうか。クランクイン前からキャストみんなで何度も練習を重ね、心をひとつにして撮影に挑みました。
何かひとつの目標に向かって、みんなで一生懸命になれる時間は本当に素晴らしいものだと感じました。その経験はきっと心の支えとなり、頑張ってきた日々が前へ進む力になるのだと思います。
作品を通して、人とのつながりや支え合うことの大切さを感じていただけたら嬉しいです。
また、キリコ先生を演じられた鈴木京香さんは、現場のみんなを優しく包み込んでくださる方でした。穏やかな眼差しの中にもキリコ先生の熱い想いが宿る瞬間があり、その表情がとても印象的で素敵でした。
田辺桃子 コメント
私が演じさせていただいた南野 葵というキャラクターは、夏の空のような底抜けの明るさとパワフルさがあり、
みんなの背中をぐっと押してくれる人柄です。ポジティブマインドの中にも繊細な心も持ち合わせているところが魅力的だなと思いました。
葵たちがキリコ先生を通じて合唱と出会い、練習を始めた頃と最後とで団結力だけでなく顔の表情や伝わってくる雰囲気も全く違っているので、築き上げられた関係性に注目して観てもらいたいです。
キリコ先生こと鈴木京香さんとは初めてご一緒させていただいたのですが、ものすごく柔らかいオーラを纏いながらキリコ先生らしいど直球さを持っている姿がキラキラしていて本当に素敵でした!
西垣匠 コメント
東山慎吾役を演じさせていただきました、西垣匠です。
学生時代と現代を演じたのですが、それぞれ慎吾の悩みや葛藤が違うので、若さや熱さ、大人の余裕や諦めなど、いろいろなことを意識して作品に取り組ませていただきました。
また、今回初めて「合唱」にも挑戦させていただきました。
歌には苦手意識があったのですが、先生やキャストの皆様のおかげで、楽しく歌えるようになりました。
劇中で披露しているので、ぜひそちらにもご注目いただけたらと思います。
本厚木の美しい自然や街並みの中で、キリコ先生と生徒みんなで仲良く、楽しい撮影の毎日を送りました。
素敵な作品になっていると思います。
ぜひ、劇場でお楽しみください!
ストーリー
特集企画「伝説の音楽教師」の取材を任された音楽出版社勤務の北村翔(藤原大祐)は、今回取り上げる音楽教師が、高校時代の恩師・原田貴理子、通称:キリコ(鈴木京香)だと知る。
全国合唱コンクールで数々の賞を獲得し、「優勝請負人」と呼ばれていたキリコが、現在は消息不明となっているということを知る。キリコの足取りを追うべく、母校を訪ねた翔だったが、有力な手がかりは得られずにいた。そんな中、翔はかつての合唱部のメンバーで同級生の西川花蓮(井頭愛海)、南野葵(田辺桃子)、東山慎吾(西垣匠)と再会。自身を含め、学生時代にキリコから救われた経験を持つ元教え子たちが、謎に満ちたキリコを探す旅に出る。
次第に明かされていく教師の素顔と教え子たちに隠されていた真実とは――。
『キリコのタクト~YELL~』
出演:鈴木京香、藤原大祐、井頭愛海、田辺桃子、西垣 匠、榊原郁恵、小西博之、大島さと子、四方堂亘、小泉今日子、宅麻 伸、名取裕子 ※榊原郁恵の「榊」は正しくは”木へんに神”となります。
監督・脚本・原作:雑賀俊朗
主題歌:「孤独なハーモニー」前田亘輝(TUBE)×仲川瑠夏(FRUITS ZIPPER)
挿入歌:「白鳥」藤原大祐
原作:「キリコのタクト~YELL~」
エグゼクティブ・プロデューサー:神品信市
プロデューサー:藤田修、濱口典子、竹森昌弘、西村克也
企画:ミライ・ピクチャーズ・ジャパン、サーフ・エンターティメント
配給:KeyHolder Pictures
(C)映画「キリコのタクト~YELL~」製作委員会
http://surf-entertainment.com/kiriko.html
10月2日(金)より新宿ピカデリー他全国ロードショー



