上白石萌歌主演『子供はわかってあげない』両A面ティザービジュアル&特報解禁!豊川悦司ら豪華追加キャストのコメントも

子供はわかってあげない原作は、「マンガ大賞2015」で2位にランクインするなど数々の漫画賞で話題を呼んだ、田島列島の長編デビュー作「子供はわかってあげない」。「モーニング」連載時から話題沸騰だった傑作コミックを『南極料理人』(09)『横道世之介』(13)『モリのいる場所』(18)などで知られる沖田修一監督が映画化した『子供はわかってあげない』が6月に全国公開となることが決定した。

もうすぐ夏休みのある日、高校2年の美波(みなみ)は水泳部の練習中に、ちょっと変わった書道部員のもじくんと学校の屋上で運命的に出会い、思いもよらない父親探しの旅が始まる・・・・・・。初めての恋、秘密の家族・・・様々な出会いで美波は成長していく。ひと夏の甘酸っぱい冒険に、誰もがあたたかなあの頃を思いだす。

主人公の美波を演じるのは、第7回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリに輝き、「義母と娘のブルース」(18/TBS)で注目を集め、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(19/NTV)「いだてん~東京オリムピック噺~」(19/NHK)などの話題作に出演し、さらにadieu名義で本格的に音楽活動もスタートさせ活動の幅を広げる上白石萌歌
相手役には、超新人ながら石井裕也監督作『町田くんの世界』(19)主演に大抜擢され話題を呼んだ細田佳央太

またこの度、両A面のティザーちらしビジュアル特報、さらに豪華追加キャストの発表コメントが到着した。

ティザーちらしは、映画の世界観が伝わってくる両A面になっており、上白石と細田の2ショットでデザインされている面は、「キミと出会い、素敵な夏になった」というコピーと共に、“ガールミーツボーイ”を伝える。もう一方の面では、“上白石のエモーショナルな表情”が印象的で、「私を変えたあの夏の冒険」というコピーと共に“ドラマチックな展開”を期待させるビジュアルとなっており、両面から映画の魅力が伝わるチラシとなっている。

子供はわかってあげない

映像初解禁となる特報では、原作でも印象的な2人の出会いのシーンから始まり、コミカルな2人の掛け合いが収められている。さらに、上白石、細田以外の主要キャストも、特報で解禁された。

美波が幼い時に離婚し、行方がわからなくなってしまった実父の藁谷友充(わらがい ともみつ)役に豊川悦司豊川「おっさんにはおっさんの夏があるわけで、そんなおっさんの一夏を沖田組で楽しく過ごすことができました。子供はわかってくれないけど、それでも一緒にいるのはとても楽しい。」とコメント。門司の兄であり、ストーリーの鍵を握る明大(あきひろ)役は千葉雄大が演じている。原作ファンからも注目度の高い明大を演じた事について「誇張されがちなところを、本当に自然なものとして表現したいと思いやらせていただきました。」と語っている。さらに、美波の母親である、朔田由起(さくた ゆき)を演じた斉藤由貴「生きるために必要な、“安心感と心地良さ”。それが映像に醸し出されていたらとても嬉しいです。」、美波の育ての父の朔田清(さくた きよし)を演じた古舘寛治「僕が30代から参加してる沖田監督との久しぶりの映画。昔の友人に会うような心境だったかも知れません。知っているスタッフも多く、同窓会に行くような感じでもありました。」と各々コメントしている。

映画『子供はわかってあげない』は、6月より全国公開。

子供はわかってあげない

キャストコメント

豊川悦司(藁谷 友充/わらがい ともみつ 役)
おっさんにはおっさんの夏があるわけで、
そんなおっさんの一夏を沖田組で楽しく過ごすことができました。
子供はわかってくれないけど、それでも一緒にいるのはとても楽しい。
人生って順番通りに進むんだなぁ、てホント思います。

【プロフィール】
大阪府出身。北野武監督作『3-4×10月』(90)、三谷幸喜脚本、中原俊監督作『12人の優しい日本人』(91)、松岡錠司監督作『きらきらひかる』(92)、岩井俊二監督作『Love Letter』(95)、市川崑監督作『八つ墓村』(96)、TVドラマでは、「NIGHT HEAD」(92~93/CX)、「愛していると言ってくれ」(95/TBS)、「青い鳥」(97/TBS)などで人気、実力共に日本を代表する俳優となる。以降、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた映画『フラガール』(06/李相日監督)、渡辺淳一原作による『愛の流刑地』(07/鶴橋康夫監督)、浦沢直樹原作『20世紀少年』(三部作 08・09/堤幸彦監督)、数々の映画賞を受賞した『今度は愛妻家』(10/行定勲監督)、『必死剣 鳥刺し』(10/平山秀幸監督)、また新藤兼人監督の遺作『一枚のハガキ』(11)など、多数の話題作に出演。近年の作品に『後妻業の女』(16/鶴橋康夫監督)、『3月のライオン』(二部作 17/大友啓史監督)、『パンク侍、斬られて候』(18/石井岳龍監督)、『パラダイス・ネクスト』(19/半野喜弘監督)、『ラストレター』(20/岩井俊二監督)など。昨年11月全米公開初登場1位を獲得、山本五十六を演じ注目を集めた『MIDWAY』(ローランド・エメリッヒ監督)が今秋公開予定。


千葉雄大(門司 明大/もじ あきひろ 役)
また沖田組に参加できたことは、僕にとってご褒美のような出来事で、
前回ご一緒したときより少しでも成長した姿を見せたいと肩を回して現場に臨んだのですが、
そんな気負いはどこへやらすごく自然体で現場にいてしまった気がします。
沖田さんの前では嘘つけないな、と。上白石さんも細田くんもとても素敵で大好きな役者さんです。
誇張されがちなところを本当に自然なものとして表現したいと思いやらせていただきました。

【プロフィール】
1989年、宮城県出身。主な出演作に『アオハライド』(14/三木孝浩監督)、『黒崎くんの言いなりになんてならない』(16/月川翔監督)、『帝一の國』(17/永井聡監督)、『兄に愛されすぎて困ってます』(17/河合勇人監督)、『亜人』(17/本広克行監督)、『スマホを落としただけなのに』(18/中田秀夫監督)、『決算!忠臣蔵』(19/中村義洋監督)、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(20/中田秀夫監督)など。


斉藤由貴(朔田 由起/さくた ゆき 役)
沖田組のスタートは、まず「美波の家族」として、一緒にピクニックをして、
遊園地で遊ぶところから始まりました。「写真のためにピクニック」「写真のために遊園地」ではなくて、
本当に家族でお弁当を食べ、本当に絶叫マシーンに乗り、本当にレストランで食事をし、
お土産を買いました。「演技」ではない、温かく優しい家族の空気感が、そうしてちゃんと生まれました。
生きるために必要な、「安心感と心地良さ」。それが映像に醸し出されていたらとても嬉しいです。

【プロフィール】
1966年、神奈川県出身。1984年「少年マガジン」(講談社)第3回ミスマガジンでグランプリに選ばれる。1985年「卒業」で歌手デビュー。同年12月『雪の断章-情熱-』(85/相米慎二監督)で映画デビュー。1986年連続テレビ小説「はね駒」(NHK)のヒロインを演じ、翌年「レ・ミゼラブル」で初舞台を踏む。以降、数多くの作品に出演。近年の主な出演作に映画『フォルトゥナの瞳』(19/三木孝浩監督)、『空母いぶき』(19/若松節朗監督)、『記憶にございません!』(19/三谷幸喜監督)、『蜜蜂と遠雷』(19/石川慶監督)、『最初の晩餐』(19/常盤司郎監督)、ドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」(19/CX)、「長閑の庭」(19/NHK)、舞台「良い子はみんなご褒美がもらえる」(19/PARCO)など。『最初の晩餐』(19/常盤司郎監督)では第34回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞した。


古舘寛治(朔田 清/さくた きよし 役)
僕が30代から参加してる沖田監督との久しぶりの映画。
昔の友人に会うような心境だったかも知れません。知っているスタッフも多く、同窓会に行くような感じでもありました。そして過ぎた月日を思い、改めて自分も歳とったな?と感じました。
高校生の娘がいる父。そういう役が多くなってきました。
今回、子供がいない自分には想像が難しかったですが、
撮影終盤には本当に美波みたいな娘がいたらな?と思ったりもしました(笑)
どんな映画になるんでしょう。楽しみにしています。

【プロフィール】
1968年、大阪府出身。ニューヨークで演技を学び、帰国後、舞台を中心に個性派俳優として、数々の映画やTVドラマに出演。近年では映画『淵に立つ』(16/深田晃司監督)、『教誨師』(18/佐向大監督)など多数出演。2020年1月期では滝藤賢一とW主演となる「コタキ兄弟と四苦八苦」(TXN)で自身初の連続ドラマ初主演を務める。


作品タイトル:『子供はわかってあげない』
出演:上白石萌歌 細田佳央太
千葉雄大 古舘寛治 / 斉藤由貴 / 豊川悦司
監督:沖田修一 脚本:ふじきみつ彦 沖田修一
原作:田島列島『子供はわかってあげない』(講談社モーニングKC刊)
企画・製作幹事:アミューズ
制作プロダクション:オフィス・シロウズ
配給:日活

公式サイト:agenai-movie.jp
公式twitter:@agenai_movie
コピーライト:(C)2020「子供はわかってあげない」製作委員会 (C)田島列島/講談社

6月 全国公開

 
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