Netflix映画『浅草キッド』フィーチャレット映像解禁!劇団ひとり監督「お笑いの神様の映画を撮っちゃった」

浅草キッド

ビートたけしの原点であり、師匠である深見千三郎と過ごした日々を劇団ひとり監督・脚本、大泉洋×柳楽優弥のW主演で描いたNetflix映画『浅草キッド』(全世界独占配信中)より、撮影中のメイキングとそれぞれの熱い想いが収められたフィーチャレット映像が解禁された。

解禁となった映像では、ビートたけしを敬愛してやまない劇団ひとり監督が『青天の霹靂』(2014年)で初めてメガホンを取った後、2作目に本作を選んだ理由を「どうしても『浅草キッド』を撮りたい。理由はただ一つ、僕がやりたいという事しかなくて」と強い想いを語っている。

そして同じく、“芸人の街”として監督の思い入れが強い昭和40年代の浅草については「僕は当初そこまで浅草の町を再現しなくて良いんじゃないかと思ってたんです。(でも)やるんだったら徹底的にやりましょうという事で、浅草ロック座の通りをオープンでセットを組んで、凄いクオリティの浅草が出来ました。びっくりしました」とセットとは思えない程の出来を称賛している。

続いて、本作でも印象的なシーンで登場するタップダンスについてのメイキングが。顔が映っていないタップシーンに対して、師匠・深見を演じた大泉「オレである意味あります?吹替だとしか思われない!」と現場に笑いを誘いつつ、得意のぼやきを炸裂。そんなタップについて大泉「練習は大変でしたね。最初は出来るのかなと思っていたけれど、やっていくと楽しくて」と語る。

タケシを演じた柳楽「たけしさんのタップダンスの映像を見ると独特な雰囲気の格好良さがあるんです。現場に入る前に3、4か月習いましたが、本当に難しくて」とその難易度の高さに触れている。新型コロナウイルス感染予防のため、マスクを着用しての練習の大変さに監督も舌を巻いたシーンは必見だ。

また、柳楽にとって、“漫才”というもう一つの挑戦が。「ツービートのテンポ速さの練習だったり、北野武さんの話し方、特徴を松村邦洋さんに教えて頂きました。一つ一つ勉強して練習していって自分の中の怖さを消していくことの毎日でした」と、誰もが知る人物を演じることの重圧を明かした。

最後に劇団ひとり監督「お笑い界の神様の映画を僕は撮っちゃったわけです。僕がすごく好きな浅草の人達の生き方、美学がどれぐらい響くのかっていうのは、やっぱり怖さはあります。でも、もう作ったもん勝ちですから」と不安を抱きつつも、やりきったという自信も伺えるコメントで締めくくった。

劇団ひとり監督「他の人にだけは撮られたくない。『浅草キッド』を撮るなら自分しか居ない」と、強い気持ちでメガホンを取った本作。監督を始め多くの芸人が憧れ、芸の道へと進むきっかけとなり、今も尚影響し続けるビートたけしの誕生の物語、Netflix映画『浅草キッド』はNetflixにて全世界独占配信中。

ストーリー
昭和40年代の東京・浅草。大学を辞めてフランス座のエレベーターボーイをしていたタケシ(柳楽優弥)は、数々の人気芸人を育ててきた深見千三郎(大泉洋)に弟子入りを懇願。ぶっきらぼうだが、独自の世界観を持つ深見からタップダンスやコントの技術、裏方としての進行、「笑われるな、笑わせろ」といった芸人の矜持に至るまで、「芸ごと」の真髄を叩き込まれていく。「芸人だったらいつでもボケろ」という深見の教えに従い、弟子として行動を共にする中で笑いのセンスを磨くタケシは、歌手を目指す踊り子の千春(門脇麦)や深見の妻・麻里(鈴木保奈美)に見守られ、飛躍的に成長する。だが、テレビの波に押され、フランス座の客足は減り、経営も悪化していく。
そんななか、「外で勝負したい」と考え始めたタケシは、フランス座の元先輩のキヨシ(土屋伸之)に誘われ、漫才コンビ「ツービート」を結成。猛反対を押し切って深見の元を飛び出し、徐々に人気を獲得していく。その一方、時代の流れの中で苦境に立たされる深見。そんなある日、対照的な師匠と弟子の運命が再び交錯する――。

作品タイトル:Netflix映画『浅草キッド』
出演:大泉洋、柳楽優弥
門脇麦、土屋伸之、中島歩、古澤裕介、小牧那凪、大島蓉子
尾上寛之、風間杜夫、鈴木保奈美
原作:ビートたけし「浅草キッド」
監督・脚本:劇団ひとり
主題歌:桑田佳祐「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」(タイシタレーベル / ビクターエンタテインメント)
音楽:大間々昂
撮影:高木風太
照明:市川徳寿
美術:磯田典宏
録音:池田雅樹
編集:穂垣順之助
VFXスーパーバイザー:牧野由典
音響効果:岡瀬晶彦
衣装:宮本茉莉
メイク:佐々木弥生
スクリプター:古谷まどか
キャスティング:南谷夢
タップダンス指導:HideboH
特殊メイク:JIRO
助監督:蔵方政俊
制作担当:桑原学
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一(Netflix コンテンツ・アクイジション部門マネージャー)
プロデューサー:有重陽一(日活株式会社 シニア・プロデューサー)、深津智男(ジャンゴフィルム)
企画・製作:Netflix
制作プロダクション:日活・ジャンゴフィルム

Netflix作品ページ:https://www.netflix.com/浅草キッド

Netflixにて全世界独占配信中

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