映画『無頼』井筒監督自らのコメント映像付き予告編到着!ヤクザ者たちの群像劇を通して描き出す戦後の日本の姿―

無頼

『パッチギ!』『黄金を抱いて翔べ』など、デビュー作以来、社会のあぶれ者、はみ出し者を冷徹かつ共感に満ちた視線で描き続けてきた井筒和幸監督。その8年ぶりとなる新作『無頼』が、5月16日(土)より新宿K’s cinemaほか、全国順次ロードショーにて公開される。

主人公は、誰もが“欲望の資本主義”を追いかけた戦後日本そのもの。激しく変転を続けた昭和という時代が、世間という“良識の監獄”の外側で生き抜いたヤクザ者たちの群像劇を通して逆照射される。

この度、本作品の予告編が到着した。
井筒監督が作品に練り込んだ昭和の色。「あの時代の熱量やヒリヒリした感覚を今の人たちにも感じてほしい」と監督がこだわり抜いて自ら編集した本予告編は、泉谷しげるさんの主題歌・ナレーションとも相まって、エモーショナルな魅力にあふれたものに仕上がっている。

今回は、劇場では見られない井筒監督自らが語る、約30秒のピースサイン付きウェブ限定コメント映像も、収録されている。予告映像と共にお楽しみいただきたい。

■井筒監督コメント
井筒和幸です。8年ぶりの監督作品がついに完成しました。総勢400余名の俳優たちが演じる社会のはみ出し者たち、あぶれ者たちを通して、戦後の日本の姿を撮り上げました。タイトルは『無頼』です。これは監督としての集大成になります。5月の劇場公開まで今しばらくお待ちくださいませ!

無頼

ストーリー
太平洋戦争に敗れ、貧困と無秩序の中に放り出された日本。焼け跡から立ち上がった大衆は、高度経済成長のもとで所得倍増を追い、バブル崩壊まで欲望のままに生きて、昭和が去ると共に勢いを止めた。理想の時代から、夢の時代、そして虚構の時代へ──。誰もが豊かさを欲する社会の片隅で、何にも怯むことなく、たった一人で飢えや汚辱と闘い、世間のまなざしに抗い続けた“無頼の徒”がいた。やがて男は一家を構え、はみだし者たちを束ねて、命懸けの裏社会を生き抜いていく……。過ぎ去った無頼の日々が今、蘇える。正義を語るな、無頼を生きろ!

作品タイトル:『無頼』
出演:松本利夫(EXILE)  柳ゆり菜 中村達也 ラサール石井 小木茂光 升毅 木下ほうか
監督:井筒和幸
2020年/日本/146分/カラー/ビスタサイズ/5.1ch/ R15+
配給:チッチオフィルム
配給協力:ラビットハウス

公式サイト:www.buraimovie.jp
公式ツイッター:@buraimovie
コピーライト:(C)2020「無頼」製作委員会/チッチオフィルム

5月16日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次ロードショー


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