ゲキ×シネ『髑髏城の七人』Season月 上弦の月は8/16(金)より、下弦の月は8/23(金)より全国の映画館にて順次上映開始!

『髑髏城の七人』Season月

累計55万人を動員した、劇団☆新感線『髑髏城の七人』花・鳥・風・月(上弦の月/下弦の月)・極(『修羅天魔』)。この話題の舞台5シーズン6作品が、演劇の映像を映画館で楽しむ《ゲキ×シネ》として、現在、連続上映中だ。

そして、大好評だった Season花・鳥・風の上映に続き、いよいよ後半戦がスタートすることとなり、Season月《上弦の月》は8月16日(金)、《下弦の月》 は8月23日(金)に上映開始となることが決定した。

Season月は劇団☆新感線としても初挑戦となる2つのチームが交互に上演を行うダブルチーム制を導入したことでも話題となった作品だ。
《上弦の月》《下弦の月》は前編・後編や続編ではなく、同じ脚本、同じ演出でキャストのみ入れ替えて上演された。《上弦の月》の主役は、これが初舞台となった福士蒼汰。《下弦の月》の主役は、声優としても俳優としても圧倒的な人気を博す宮野真守。その他の出演者もこれから演劇界を背負っていくであろうキラ星のごとき若手注目株を中心としたキャスティングの2チームで構成され、同じ作品でありながら全く異なる顔を持つ「髑髏城の七人」を、それぞれ楽しむことができる。

そして《下弦の月》は「上海国際映画祭2019」のパノラマ部門に選出されるなど、海を超え世界でも注目を集めている。日本公開に向けては映像を新たに編集し、音声もミックス、更にグレードアップした新たな「月」を映画館の大スクリーンで楽しみたい。

『髑髏城の七人』Season月

劇団☆新感線の代表作の一つ 《髑髏城の七人》

イントロダクション
今年39周年を迎える劇団☆新感線の代表作にして最高傑作との呼び声も高い作品。1990年の初演以来、7年ごとに上演するたびに進化を遂げている。 “花・鳥・風・月(上弦の月/下弦の月)・極(修羅天魔)”は日本初の360°回転劇場「IHIステージアラウンド東京」のこけら落とし公演として上演。キャスト、脚本、演出を総入れ替えしながら2017年3月から1年3ヶ月にわたりロングランにて上演を続けるという、演劇界において前代未聞の企画として注目を集めた。『髑髏城の七人』花鳥風月極の《ゲキ×シネ》版は作品ごとに映像版の監督を擁立し、映像はスクリーン向けに新たに編集、音声も劇場向けにリミックス。すでに実施されたライブビューイングや放送とは一味違う、洗練されたクオリティと臨場感溢れる映像を、映画館の大スクリーン&高音質で体感することができる。また、『髑髏城の七人』花鳥風月極のパッケージBOXも12月5日に発売が決定。イーオシバイドットコムにて受注生産・期間限定・予約販売される(7月10日より予約開始予定)。ゲキ×シネ、パッケージとますます広がる「ドクロワールド」をどうぞお楽しみに。

『髑髏城の七人』 Season月 ストーリー
天正十年、本能寺の変から数日後の安土城。織田信長の居城であったこの城が炎に包まれる中、天守閣の一角に飾られていた異形の南蛮鎧“天魔の鎧”の前に、突如謎の男が現れる。この男こそ、のちの<天魔王(上弦:早乙女太一 / 下弦:鈴木拡樹)>だ。

時は流れ、天正十八年。豊臣秀吉の手により天下統一がなされる直前の、関東荒野。黒ずくめの甲冑を身に着けた一大武装集団・関東髑髏党の鉄機兵たちが、誰かを探しながら村々を荒らしまわっていた。すると彼らの前に、まさに追っていた<霧丸(上弦:平間壮一 / 下弦:松岡広大)>が現れる。髑髏党の根城である髑髏城の絵図面を持っていたために追われていた霧丸は、髑髏党を潰すために強い味方を連れて来たと宣言する。そこに現れたのは派手な身なりの傾奇者たち“関八州荒武者隊”だった。背中に大刀をくくりつけた頭目の<兵庫(上弦:須賀健太 / 下弦:木村了)>を筆頭に、勢いだけはある荒武者隊だがあっという間に鉄機兵に叩きのめされてしまう。仲間のはずだった<小田切渡京(上弦:粟根まこと / 下弦:伊達暁)>にも裏切られ、捕まりそうになるが隙を見て逃げ出そうとする霧丸。だが、その前に傘を持った着流しの男が立ちふさがる。男は<捨之介(上弦:福士蒼汰 / 下弦:宮野真守)>と名乗った。「ここで逃げちゃいけねえ」と霧丸を諭す捨之介は兵庫らと共に髑髏党に反撃、なんとか追い払う事に成功。しかし傷だらけの霧丸の様子に気づいた捨之介は、ひとまず兵庫の案内で“無界の里”へ向かうことにする。

色里である“無界”は宿場も兼ねているため、旅人も大勢いてにぎやかな街だ。その中には、たった今到着した様子の牢人<狸穴二郎衛門(上弦:渡辺いっけい / 下弦:千葉哲也)>の姿もある。そこに華やかな遊女たちを引き連れ、顔見世で登場したのはこの里一番と評判の<極楽太夫(上弦:高田聖子 / 下弦:羽野晶紀)>。歳の差をものともせず言い寄る兵庫を軽くいなしつつも、気風のいい極楽太夫は霧丸を匿ってやることにする。

その夜、霧丸はこっそり里を抜け出すが、すぐに髑髏党に囲まれてしまう。捨之介、さらには無界の里の主人である<無界屋蘭兵衛(上弦:三浦翔平 / 下弦:廣瀬智紀)>が助けに入るが、なんとそこに関東髑髏党党首の天魔王も姿を現す。実は捨之介、蘭兵衛とこの天魔王の三人はかつて信長のもとで共に時間を過ごした間柄だったのだ。しかし信長の持ち物だったはずの“天魔の鎧”を着込んでいる天魔王には、捨之介や蘭兵衛の刀も、その場に駆けつけた二郎衛門が撃った鉄砲もまったく効かない。だが、何かに気づいた天魔王たちはあっさりとその場を去っていく。

このままでは髑髏党二万人には歯が立たないと悟った捨之介は、無界の里を守るため、そして天魔王の企てを止めるためには秘策があるからと、蘭兵衛と霧丸には「三日待つように」と告げ、姿を消す。そして孤高の刀鍛冶<贋鉄斎(上弦:市川しんぺー / 下弦:中村まこと)>の暮らす山奥の鍛冶場を訪ねた捨之介は、昔馴染みの贋鉄斎に無敵の鎧を叩き斬る“斬鎧剣(ざんがいけん)”を打ってほしいと頼みこむ。

しかし捨之介の帰りを待つことなく、蘭兵衛はある決意を持って天魔王が待つ髑髏城へとひとりで向かう。その後を追い、霧丸もまた同じく不気味にそびえたつ漆黒の城の中へと忍び込むのだった……。各自の思惑は果たしてどんな運命を呼び込むのか?そして荒れ果てた関東平野で再び出会うべくして出会ってしまった、捨之介、天魔王、蘭兵衛、この三人の宿命とは??

作品タイトル:ゲキ×シネ『髑髏城の七人』Season月 -上弦の月-
出演:福士蒼汰 早乙女太一 三浦翔平 須賀健太 平間壮一 / 高田聖子 / 渡辺いっけい 他
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
2019/日本/カラー/204分(別途幕間休憩あり) /Vista/5.1chサラウンド
著作:TBS/ヴィレッヂ
配給:ヴィレッヂ/ティ・ジョイ

日時:2019年8月16日(金) ミッドランドスクエアシネマ・神戸国際松竹より順次スタート
※新宿バルト9他では9月13日(金)より上映スタート。
※上映館により公開日が異なります。


作品タイトル:ゲキ×シネ『髑髏城の七人』Season月 -下弦の月-

出演:宮野真守 鈴木拡樹 廣瀬智紀 木村了 松岡広大 / 羽野晶紀 / 千葉哲也 他
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
2019/日本/カラー/212分(別途幕間休憩あり) /Vista/5.1chサラウンド
著作:TBS/ヴィレッヂ
配給:ヴィレッヂ/ティ・ジョイ

日時:2019年8月23日(金) ミッドランドスクエアシネマ・神戸国際松竹より順次スタート
※新宿バルト9他では10月4日(金)より上映スタート。
※上映館により公開日が異なります。


【Season月 共通情報】
会場
:新宿バルト9他、全国23館
※一部上映開始日が未定の館あり。最新の上映館情報は公式サイトをご参照下さい。

チケット:各上映館にて発売
価格:\2,000(税込)
※特別興行料金につき、各種割引、招待券や無料鑑賞券等は適用不可。

公式サイトhttp://www.geki-cine.jp/d7-6title/


ゲキ×シネとは
劇団☆新感線の話題作を、映画館の大スクリーンにて高画質・高音質で楽しむ映像エンターテイメント。マルチカムで20台を超えるカメラにより撮影されたカットを駆使した迫力の映像、そして劇場用にリミックスされた音声は、見る人を惹きつけ、一般的に抱かれる劇場中継のイメージとは大きくかけ離れた、まったく新たな映像体験を体感いただけます。2004年に第一弾として『髑髏城の七人~アカドクロ』が上映されて以来、現在まで15作品を上映。詳細はゲキ×シネ公式サイトへ。

ゲキ×シネ公式サイト:http://www.geki-cine.jp/

■ゲキ×シネ 花鳥風月極 今後の上映スケジュール

3月8日(金)Season花の上映を皮切りに、2019年の年間を通じて、新宿バルト9他各上映館ごとに花鳥風月極の順番で公開中です。Season月の後は、『修羅天魔~髑髏城の七人Season極』がラストを飾ります。


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