『わたしはダフネ』新たな公開日は7/3(土)に決定!女優・石橋静河&作家・岸田奈美からのコメント到着、新場面写真も解禁

わたしはダフネ

新型コロナウイルス感染拡大に伴い公開延期となっていたイタリア映画『わたしはダフネ』の公開日が7月3日(土)に決定した。

本作は、長編デビュー作『Mar Nero』(08)が第61回ロカルノ国際映画祭にて3部門の受賞を果たし、新鋭監督として注目されたフェデリコ・ボンディ監督待望の最新作。最愛の母を亡くしたダウン症の娘と父親が、悲しみを乗り越えて、互いを理解し合うかけがえのない旅へと歩みだす姿を描き、第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門で国際批評家連盟賞を受賞した。

さらに、イタリア・アカデミー賞と称される第73回ナストロ・ダルジェント賞では特別賞受賞、今後の活躍が期待される若手監督の作品や意欲作を上映することで有名なカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2019のアナザービュー部門にも正式出品された注目作だ。

主演をつとめるのは、自身もダウン症であり、普段はスーパーで働きながら自伝本を上梓するなど活発的に創作活動をしていたカロリーナ・ラスパンティ。監督自らFacebook上で見出し、演技未経験ながらも主役に抜擢。ボンディ監督はカロリーナの存在そのものが脚本や撮影に大きな影響を与えたと語り、ベルリン国際映画祭での上映後の登壇では、カロリーナのチャーミングさとシニカルさを併せ持った自然体の演技に割れんばかりの満場の拍手が送られた。

延期を経た待望の日本公開を記念し、映画『あのこは貴族』やドラマ「この恋あたためますか」といった話題作への出演が続く女優・石橋静河と、ダウン症の弟と車イスユーザーの母との出来事などをユーモラスに綴ったnoteで人気を誇り、昨年「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」 (小学館)を上梓、日本テレビ系「スッキリ!」ではゲストコメンテーターを務める作家・岸田奈美から推薦コメントが到着。あわせて、ダフネの天真爛漫さと彼女を取り巻く人々との関係性が窺える、新たな場面写真も公開された。

ささやかな日常にこそ真実があり、与え合い赦し合うことが幸せへの道であることを教えてくれる、新たな珠玉のイタリア映画がついに日本公開となる。なお、本作は4月29日(木・祝)から始まる「イタリア映画祭 2021」への出品も決定している。

コメント(敬称略)

真実を見ることを恐れないまなざし。今たくさんの人が求めている力かもしれない。
ダフネの正直すぎる生き方に、固くなった心がほぐれていく。
作品の持つ圧倒的な明るさに救われた。
石橋静河(女優)

これは障害者の苦難とそれを乗り越える感動を描く、ハートフルストーリーではない。
家族とは、愛でつながり、もがきながらも背中を任せ合うチームであると気づかせられる、サバイバルストーリーだ。
岸田奈美(作家)

わたしはダフネ
わたしはダフネ
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わたしはダフネ
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わたしはダフネ

ストーリー
ダフネは快活で明るいダウン症の女性。スーパーで働きながら、母マリア、父ルイジと平穏に暮らしていた。しかしマリアに突然の死が訪れ生活が一変。年老いたルイジは自分が死んだら娘が独り残されてしまう、と不安に苛まれてふさぎ込んでしまう。ある日、ダフネは、母の生まれた村を訪れてみようと父に提案。その旅は、愛する人の死を乗り越え、お互いを理解し合うための、かけがえのないものになっていく。

作品タイトル:『わたしはダフネ』
出演:カロリーナ・ラスパンティ、アントニオ・ピオヴァネッリ、ステファニア・カッシーニ、アンジェラ・マグニ、ガブリエレ・スピネッリ、フランチェスカ・ラビ
監督・脚本:フェデリコ・ボンディ
原案:フェデリコ・ボンディ、シモーナ・バルダンジ
エグゼクティブ・プロデューサー:アレッシオ・ラザレスキー
プロデューサー:マルタ・ドンゼリ、グレゴリオ・パオネッサ
撮影:ピエロ・バッソ
編集:ステファノ・クラヴェロ
音楽:サヴェリオ・ランツァ
衣装:マッシモ・カンティーニ・パリーニ
2019年/イタリア/イタリア語/94分/カラー/シネマスコープ
原題:DAFNE 字幕翻訳:関口英子
後援:公益財団法人日本ダウン症協会
厚生労働省社会保障審議会 推薦【中学生以上、保護者・指導者等、一般(啓蒙)】
配給:ザジフィルムズ

公式サイト:www.zaziefilms.com/dafne/
公式Twitter:@dafnejp0606
公式Facebook:@dafnejp0606
コピーライト:(C) 2019, Vivo film – tutti i diritti riservati

7月3日(土)より、岩波ホールほか全国順次ロードショー

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