米国で最も有名な90歳現役セックス・セラピストの人生を描いた映画『おしえて!ドクター・ルース』予告編&新場面写真解禁

おしえて!ドクター・ルースアメリカで最も有名な90歳の現役セックス・セラピスト、ドクター・ルースの波瀾万丈な人生を描いたドキュメンタリー映画『おしえて!ドクター・ルース』が、8月30日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開される。この度、本作の予告編と新場面写真10点が解禁となった。

80年代のニューヨーク。日曜深夜、ラジオから流れる「セクシュアリー・スピーキング」に人々は夢中になった。誰も教えてくれない性のお悩みをズバリと解決するドクター・ルース。身長140センチ、ドイツ訛りの彼女は、そのチャーミングなキャラクターでたちまちお茶の間の人気者になった。性の話はタブーだった時代に、エイズへの偏見をなくすべく立ち上がり、中絶問題で女性の権利向上を後押しし、LGBTQの人々に寄り添ってきた。

自分らしく生きるために学び、恋し、戦い、働く。アメリカで最も有名なセックス・セラピスト“ドクター・ルース”はいかに誕生したのか。ホロコーストの孤児、元スナイパー、シングルマザー、3度の結婚。時代に翻弄された90歳の半生をたどるドキュメンタリーとなる本作。

予告編の冒頭で、ほがらかな音楽とともにラジオから流れ始めるのは、「こんばんは、ドクター・ルースよ。セクシュアリー・スピーキングを始めましょ」という楽しげな声。80年代、日曜深夜、ニューヨーカーの密かなお楽しみとして大人気を博したお悩み相談番組のオープニングだ。身長140センチ、ドイツ訛りの彼女は、そのチャーミングなキャラクターが評判を呼び、全国ネットのテレビ番組にも引っ張りダコに。「サイズは重要?」「いいえ、女性の満足とは関係ないわ」。性の話はタブーだった時代に、明瞭かつ学術的に、ニコニコとユーモアをきかせながらリアルな性を語り、悩める大勢の人々を救ってきた。

しかしそこから一転、ルースには、少女時代に家族をホロコーストで失い、30歳で運命の出会いをした最愛の夫も失ったという辛い過去があったことが明かされる。「痛いほど分かったの。触れられ、愛されることの大切さをね。」「我々は誰をどのように愛するべきか」「相手に気を遣って不満を溜め込まないで」「行動しなきゃ!」80年代からずっと変わらずルースは、老若男女、誰に対しても親身に寄り添い語りかけてきた。その数々の金言の一部もこの映像では垣間見られる。「悲しさを乗り越えたらすごい人生が待ってる」「90歳、まだまだ楽しむわよ!」逆境から生まれた人生哲学を持つ彼女の言葉には、私たちが“自分らしく生きるヒント”が詰まっている。

あわせて解禁された場面写真では、90歳のバースデーパーティーで楽しそうにダンスするドクター・ルースの姿(sub2)や、今もバリバリと現役活動中で、学生たちに講義を行ったり、ラジオにゲスト出演したりと、若い世代にアドバイスを送る様子、息子・娘との家族写真や、また、辛い出来事を経験した少女時代や人生の歳月に想いを馳せる眼差しなどが切り取られている。

何があっても前に進み続けるポジティブな彼女の生き様に、誰もが魅了されること間違いなし。90歳現役セックス・セラピストのドクター・ルースがおしえてくれる超ポジティブで型破りな人生の処方箋が、日本に初上陸する。

ストーリー
家族をホロコーストで失った少女時代、終戦後はパレスチナでスナイパーとして活動し、女性が学ぶことが難しかった時代に大学で心理学を専攻。アメリカに渡り、シングルマザーとなり娘を育てた。そして、30歳の時に、3度目の結婚で最愛の夫フレッドと出会う。自分らしく生きるために学び、恋し、戦い、働く。いつだって笑顔で前を向く“ドクター・ルース”はいかに誕生したのか。

作品タイトル:『おしえて!ドクター・ルース』
出演:ルース・K・ウエストハイマー
監督:ライアン・ホワイト『愛しのフリーダ』
2019年/アメリカ/英語/アメリカンビスタ/100分/カラー
原題:ASK DR.RUTH
日本語字幕:髙内朝子
配給:ロングライド

公式サイト:longride.jp/drruth

8月30日(金)、新宿ピカデリーほか全国公開

関連記事:
■ 米国で最も有名な90歳のセックス・セラピストのドキュメンタリー『おしえて!ドクター・ルース』公開決定&ビジュアル解禁

↑上に戻る