『エル プラネタ』玉城ティナ、山内マリコ、宇垣美里ら著名人コメント&イラストビジュアル到着!場面写真も解禁

エル プラネタ

現代アーティスト、アマリア・ウルマンが監督・脚本・主演を務めた『エル プラネタ』(2022年1月14日(金)公開)をいち早く鑑賞した著名人からコメント&日本版イラストビジュアルが到着。あわせて場面写真も解禁された。

「Instagram最初の傑作!」と話題を呼んだパフォーマンス・アートで時代を象徴するアーティストとなったアマリア・ウルマン。その後、Gucciのクリエイティヴデジタルプロジェクト#GucciGramに起用され、Forbes 30 Under 30 「世界を変える30歳未満」30人に選出されるなど、その端正なルックスとファッションセンスを生かした作品を発表し脚光を浴びている。本作『エル プラネタ』では監督・脚本・主演・プロデュース・衣装デザインを務め、ゴッサム・インディペンデント映画賞にて「ベストスクリーンプレイ」「ブレイクスルーパフォーマー」の2部門にノミネートされている。

そんな本作にコメントを寄せたのは、「鉄オタ道子、2万キロ」にてテレ東ドラマ初主演を飾る玉城ティナや、「ここは退屈迎えに来て」「あのこは貴族」の作家山内マリコ、フリーアナウンサーでコラムやエッセイなど執筆活動も行っている宇垣美里、ポカリスエットの新ヒロインとして注目される中島セナら。

さらに本作の公開に合わせて、「殺さない彼と殺さない彼女」の漫画家・世紀末と、イラストレーター・WALNUTがそれぞれ主人公のレオ&マリア母娘をイラスト化。日本版イラストビジュアルが解禁された。一部公開劇場では、イラストを使用したコメントチラシの配布が12月24日(金)より予定されている。

コメント

もう世界は変わってしまった。私が何を言っても仕方がないかもしれない。だけども彼女の顔を見ていると、なんともやり切れない気持ちになる。ぬくもりを差し出して、数字とかハートなんか投げ捨ててやりたくなる。けれども、アマリア・ウルマンという女性はたぶん強い。支配されるのではなく、パフォーマンスに置き換える事。そう観たいと思ってしまうのは、私もその渦の中の1人だからだろうか。
玉城ティナ(女優・モデル)

おしゃれで浮ついてる。けどそこに描かれているのは、先進国が陥る新しい貧困であり、現代のデカダンスだ。誰もが感じていることを、誰も思いつかない方法で形にする。これはまぎれもなくアーティストの仕事!
山内マリコ(作家)

どうにもならなくて
どうしようもないから
せめて面白おかしく堕ちていく
安心して生きていくということが
どうしてこんな贅沢になったのだろう
宇垣美里(フリーアナウンサー)

笑えるのに泣けてくるし、いちいち画が美しい。
こういう作品を好きな人を、好きになってしまう。
カツセマサヒコ(小説家)

彼女たちは嘘をついているのではなく、
祈りをきちんと口に出しているだけなのかもしれません。
とんだ林蘭(アーティスト)

纏う事は希望なのだと感じた。
母娘が貧困生活を送っている中、どんな時もファッション(オシャレ)をとても大切にしていることが分かる。
モノクロの陰影に人物や衣装がより想像と印象をかき立てられる。
中島セナ(モデル)

経済的には崖っぷち、明日をもしれない生活。それなのに、モノクロの画面のなかで優雅に危うい綱渡りをする母娘から目が離せない。アマリア・ウルマン、新しいお気に入りの映画作家になりました。
山崎まどか(コラムニスト)

セレブリティや王室が大好きな母。夢に届かぬ娘。この美しきワケあり親子の姿はシスターフッドの向こう側にある最後の絆を映し出す。格差と分断にぶっ込んだ「生きている」ことへの全的な肯定。時代の寵児、アマリア・ウルマン(&実母)が放った本気の傑作!
森直人(映画評論家)

監督・主演のアマリア・ウルマンの批評的な表現に魅了され、観賞以降この映画のことばかり浮かんでくる。タイトルになっている「エル プラネタ」が親子にとってどんな場所なのかを想像すると胸が痛い。
奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)

暗雲立ち込めるスペイン経済を背景に、ままならぬ日々の中で、あてもなく生きる術を模索し続けていく母娘の姿に、心から自分を必要としてくれる存在と巡り会えることの尊さを垣間見た。
ミヤザキタケル(映画アドバイザー)

あくまでもハレを装い続ける彼女たち。ケを共有できる唯一の関係性は“共犯者”と表現するのが相応しいはずなのに、そう言い切ってしまえないのはどうしてだろう。きっとわたしたちは、生きづらさを自己責任だと放り出さず、その背景を想像しなくてはいけないはずだ。
ものすごい愛(エッセイスト・薬剤師)

冒頭5分の非日常的な会話に引き込まれる。しかし、それはすぐに彼女の日常であることを思い知らされる。自己顕示欲とか、承認欲求とか、そんな”何の腹の足しにもならない感情”が時に心の拠り所にも、行動の原動力にも、生きる目的にもなることを知った。
この映画には”リアリティ”が詰まっている。
ウイケンタ(ライター・コラムニスト)

今回映画を観て絵を描かせて頂きましたが1番好きなシーンは描けなかった。
「君の顔が好きだよ」と言われた時のレオの笑顔。
あの美しさをどうかその目で確かめてほしい。
世紀末(漫画家)

現実の欲求と違い、虚構の欲求には際限がない。際限ない欲求の為、更なる虚構を作り出すようになる。
現実を虚構が追い越し、現実を認識しない事で人は欲求を益々加速させるのだと思いました。
梅林太郎(音楽家)

飾らずに生きる。飾って生きる。それを認める。そのどれもが私であるような気がします。
荒谷翔大(yonawo)

何かが終わりに向かうときの空虚感、ヒリつきは、
なぜだかあったかく、愛おしい感触にすり替わっていた。
ユーモアと寂しさが詰まった映像、言葉、音楽を通して見えてきた厳しい現実、
それをスルリとかわそうとする人たちを愛さずにはいられなかった。
ermhoi(Black Boboi,millennium parade)

たとえ冷蔵庫が空っぽで絶望の味を舐めながらも、
夢と憧れを食べながら生きる母娘に、
人間の底知れぬ生命力を見せてもらいました!
クリス智子(ラジオパーソナリティー)

エル プラネタ
世紀末による「日本版イラストビジュアル」
エル プラネタ
WALNUTによる「日本版イラストビジュアル」

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エル プラネタ

アマリア・ウルマン
平成元年(1989年)アルゼンチン生まれ、スペイン育ち。名門大学・英セントラル・セント・マーチンズ卒(ファインアート専攻)。現在、LAのダウンタウンにオフィスを構える新進気鋭のアーティスト。本作『エル プラネタ』で長編監督デビュー。第78回ヴェネチア映画祭 新人監督部門審査員に大抜擢される。
” Excellences & Perfections“- New Museum in New York City(デジタルアーカイブ)
作品紹介リンク:https://www.newmuseum.org/exhibitions/view/amalia-ulman-excellences-perfections

ストーリー
ロンドンでの学校生活を終えた駆け出しスタイリストのレオ(アマリア・ウルマン)は、母が暮らす生まれ故郷スペインの海辺の田舎町・ヒホンに帰ってくるが、母親(アレ・ウルマン)は破産寸前でアパートも立退を迫られているギリギリの状態だったー。母と娘はお金も仕事も住む場所まで厳しい崖っぷちに追い込まれながらも、SNS映えするスタイリッシュな暮らしを目指して、身の回りのものをネットで売ったり、ハッタリをきかせてお金を稼ぎ、なんとかその日を暮らしている。そしてある日、二人が立ち寄ったチープな雑貨店でロンドンから来たというイケメン店員と(チェン・ジョウ)と出会うがー。

作品タイトル:『エル プラネタ』
出演:アマリア・ウルマン、アレ・ウルマン、チェン・ジョウ
監督・脚本・プロデュース・衣装デザイン:アマリア・ウルマン
音楽:chicken
2021年 / 82分 / アメリカ・スペイン / 英語・スペイン語 / モノクロ / 1:1.85 / 5.1ch / 原題:EL PLANETA / 字幕翻訳 小尾恵理
提供:シンカ、シャ・ラ・ラ・カンパニー
配給:シンカ

公式サイト:https://linktr.ee/elplanetajp
公式Twitter:@SYNCACreations #エルプラネタ #アマリアウルマン
コピーライト:(c) 2020 El Planeta LLC All rights reserved

2022年1月14日(金)渋谷 WHITE CINE QUINTO、新宿シネマカリテ他全国順次公開

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