『復讐の記憶』メイキング映像&写真解禁!老人に扮したイ・ソンミンの特殊メイクやアクション秘話も ―9月1日(金)公開

復讐の記憶

イ・ソンミンナム・ジュヒョクの初共演作で、イ・イルヒョン監督が手掛けた『復讐の記憶』(9月1日(金)公開)のメイキング映像が解禁された。

家族を死に至らしめた裏切り者への復讐を60年前から心に誓い生きてきた、80代の老人ピルジュ(イ・ソンミン)。ピルジュの元同僚で、年齢差を越えて親友になった青年インギュ(ナム・ジュヒョク)。認知症で自分の記憶が長くは続かないと悟ったピルジュがついに実行する復讐計画と期せずして同行することになった二人の予測不能な逃走劇を描く本作。

今回解禁されたメイキング映像には、イ・ソンミン、ナム・ジュヒョク、イ・イルヒョン監督らスタッフが製作の舞台裏を語ったインタビューと撮影風景が満載だ。

「記憶を失っていく老人の話ということがとても興味深かった」と語るイ・ソンミンは現在54歳だが、本作では80代の老人を演じるため、細心の注意を払った特殊メイクをすることに。数々のテストを繰り返し、なんと毎日2時間から2時間半のメイクが必要だったという。そして「顔だけで老人になるわけではないので、歩き方や話し方」に気を配り撮影に臨むイ・ソンミンを見て、ナム・ジュヒョクも「本当の老人のようでした」と振り返る。

本作の見どころの一つである、バラエティに富んだアクションシーンを作り上げたのは、『アシュラ』や『新感染 ファイナル・エクスプレス』などのメガヒット作で武術監督を務めたホ・ミョンヘン「通常アクションは速い動きを求めるが、今回は老人たちのアクションなので、通常スピードの半分ぐらいにすることで現実味を出した」という。

さらに演出面では「復讐というのは激しい感情だがピルジュの動きは遅く、どのように速度感をあたえることができるのか」と考えた末、「速いスポーツカーに乗ることによって、復讐の感情にスピーディーに追いつこうとした」と説明。

実際にスポーツカーに乗ったイ・ソンミンが「今頭がざわっとした」とその速度にびっくりする様子や、ナム・ジュヒョク自ら運転し、猛スピードで狭い路地をバックで抜けていく撮影シーンもあり、ジュヒョクが思わず「足が少し震えるね」と本音を漏らす場面も。

またイ・イルヒョン監督が「最初に台本を渡した俳優」「演技力は韓国でトップと言われている」と絶大な信頼を置くイ・ソンミンをキャスティングした理由や、「インギュは今を生きる20代のように演じてほしい」との監督からの演出に応え、「普通に生きていれば経験することのない感情」を露わにするナム・ジュヒョクの撮影風景も捉えられている。

劇中同様、イ・ソンミンが「友人のように過ごした」という二人が舞台裏でみせる絶妙なケミストリーも必見の映像をお見逃しなく。

復讐の記憶
復讐の記憶

ストーリー
80代の老人ピルジュ(イ・ソンミン)は、過去に家族全員を理不尽な出来事で亡くして以来、家族を死に至らしめた裏切り者への復讐を心に誓い生きてきた。認知症で自分の記憶が長くは続かないと悟った彼は、処刑すべき5人の名をタトゥーにして指に彫り、隠し持っていた拳銃を携え、60年前から計画していた復讐殺人を開始。ピルジュと親しい20代の青年インギュ(ナム・ジュヒョク)が運転手として雇われるが、何も知らないインギュは犯行現場近くの監視カメラに映り込んだことで第一容疑者にされてしまう。記憶を完全に失う前に復讐を成し遂げたいピルジュと、ピルジュに巻き込まれ同行するインギュ。二人は予測不能な追走劇へ身を投じ、やがて衝撃の真実が明らかになるが…。

作品タイトル:『復讐の記憶』
出演:イ・ソンミン、ナム・ジュヒョク、チョン・マンシク、ユン・ジェムン、ソン・ヨンチャン
監督:イ・イルヒョン『華麗なるリベンジ』
2022年/韓国128分/カラー/スコープサイズ/5.1ch/原題:리멤버
配給:ハーク

公式サイト:https://fukushu.jp/
公式Twitter:@fukushu_2023
コピーライト:(C)2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & MOONLIGHT FILM ALL RIGHTS RESERVED.

9月1日(金)より シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次公開

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