『映画 マイホームヒーロー』津田健次郎のヴィラン的魅力を捉えた場面写真解禁 ―“志野としての正義”を語るコメントも

『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)より、鳥栖家を追い詰める“クセ強”最狂ラスボス役・津田健次郎演じる志野の場面写真が解禁された。

ポップコーンを頬張るという一見すると可愛らしいはずの姿にもどこか凶器が伺える様子、巻き上がる炎の中、狂気の表情を浮かべる様子、そして鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)の首元にナイフを突き付ける様子、と”クセ強な”狂気のラスボスと呼ぶのにふさわしい志野の数々の姿が捉えられている。
半グレ犯罪組織”間野会”のトップである志野寛治は、7年前に失踪した間野会の幹部である麻取義辰(吉田栄作)の死体が発見されると、彼が持っていた消えた10億円の行方を追い、哲雄に狙いを定め、鳥栖家を極限まで追い詰める。

本作で実写作品では初の悪役を演じた津田。予告映像での恫喝シーンなどでも発揮されている、リミッターが外れたような“ワル津田”が話題騒然だが、津田は今回のオファーについて「シンプルに嬉しかったですね。ラスボスという立場で一番最狂の敵という事で、どんな風に演じようかなと思って楽しみにしていましたし、非常に演じがいがありました」と振り返り、初の悪役を心から楽しんで演じた様子。

笑い方や言動などすべてに狂気を宿らせる“クセ強”な演技が志野の悪役ぶりを引き立たせているが、要所要所で津田のアドリブが発揮されていたという。

先日の完成披露イベントでも、「ナイフで切り付けられたと思ったら、その血を頬に付けられ津田さんがその血を舐めて…こんなの台本には全然書いてないんですよ(笑)」と佐々木に暴露されていたが、津田は「どうすれば志野という登場人物の個性のエッジがより効いてくるかを常に考えていて、とにかく現場で思い付いた事を実践したり、現場に入って『こういうモノが使えるな』という空気感を元にイメージを膨らませていきました。それを監督が楽しみながら受け入れてくださったり、時にはそれはちょっと違うから外しましょうか、というジャッジもしていただきながら、現場の皆さんと共に作りあげていけたので楽しかったです」と津田自身のアイディアによってこの “クセ強”ラスボスが完成されたという。

さらに本作は、スリリングなサスペンスであると同時に、“誰にでも守りたい人がいて、それぞれの正義がある”という群像劇としての一面も持ち合わせている。半グレ犯罪組織・間野会のトップである志野にとっては側近の窪(音尾琢真)と組織のメンバーが家族のように大切な存在であり、志野から見れば哲雄は悪である。

そんな志野に実は共感できてしまう、自身との意外な共通点があるか問われると津田は、「志野には志野の考えや正義があって、鳥栖哲雄の方が悪である、という所は非常に大事にしてやっていました。志野や間野会がやっている事は酷い事なのですが、彼らが根底に抱えている、”絆を持って、何かを成し遂げていく”というのは、若者がベンチャー企業や劇団を立ち上げていくっていう、それに近い感覚があるような気がしたんですよね。やっている事のベクトルが最悪なので、決して許される事では無いんですけども(笑)根底に孤独感を抱えているアウトローたちが、同じような思いを抱えた仲間たちを家族と捉えて、組織を作り上げていったというような純粋な部分もある気がしました。ただ、決して褒められたモノではない人達であるのは間違いないので、同情の余地は一切無いんですけど(笑)」と、“志野としての正義”を意識して演じたことを明らかにした。

さらに本日2月19日(月)発売の「ヤングマガジン」(講談社)では津田健次郎のインタビューが掲載。映画への思い、また志野を演じるにあたっての大変さなどを語った貴重なインタビューとなっているので、是非チェックしてほしい。

そんな“クセ強”な狂気のラスボスを演じた津田健次郎のナレーションでおくる、ドラマの全てと映画の魅力が詰まったスペシャルダイジェストPVも配信中。
そして、映画公開を記念して、MBS(関西ローカル)にて2月28日(水)午後8時より、TBS(関東ローカル)にて3月3日(日)午後1時30分より、「ドラマ『マイホームヒーロー』スペシャル」が放送。ドラマ全話を2時間に凝縮し再編集されたスペシャルな内容となっている。毎週ドラマを夢中になって見ていた方には復習としてもちろんのこと、見逃してしまった方は2時間で予習ができるのでお見逃しなく。
※その他の地域の放送日時については順次公式サイトにて掲載予定。

ストーリー
娘の彼氏を殺してしまった鳥栖哲雄は、半グレ犯罪組織との熾烈な攻防を生き抜いた。
あれから7年。平穏な鳥栖家の日常が、音を立てて壊れ始める。
山中に隠したはずの死体が、土砂崩れによって発見されてしまったのだ!
警察官となった鳥栖家の長女・零花は、哲雄に疑惑の目を向け始める。
「7年前に彼氏を殺したのは、父かもしれない…」
一方、死体とともに消えた10億円の行方を探っていた半グレ犯罪組織のボス・志野は、再び哲雄に狙いを定めた。かつて哲雄の罠に落ち、すべての罪を着せられて逃亡生活をおくっていた恭一も再び姿を現す。父 VS 娘 VS 半グレ組織。最後の戦いが幕を開ける。父は家族を守る「英雄」か、それとも「犯罪者」か…。ノンストップ・ファミリー・サスペンス、ついに完結。

作品タイトル:『映画 マイホームヒーロー』
出演:佐々木蔵之介
齋藤飛鳥 高橋恭平(なにわ男子) 宮世琉弥 板倉俊之(インパルス)
大東駿介 淵上泰史 西垣匠 金子隼也/立川談春 神野三鈴
音尾琢真/津田健次郎 木村多江
原作・漫画:山川直輝・朝基まさし『マイホームヒーロー』(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:青山貴洋
脚本:船橋勧
音楽:堤博明
主題歌:「インソムニア」Eve(TOY’S FACTORY)
制作プロダクション:TBSスパークル C&Iエンタテインメント
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/mhh-moviejp/
公式X:@mhh_drama_movie
公式Instagram:@mhh_drama_movie
コピーライト:(c) 2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会

3月8日(金)全国ロードショー

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