東京国際映画祭で大絶賛!『ニューヨーク 最高の訳あり物件』爽快なラストに大きく共感、賞賛した著名人からコメント到着

ニューヨーク 最高の訳あり物件『ハンナ・アーレント』『生きうつしのプリマ』のマルガレーテ・フォン・トロッタ監督作『ニューヨーク 最高の訳あり物件』が、6月29日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開される。

第30回東京国際映画祭コンペティション部門で『さようなら、ニック』のタイトルで上映され大絶賛をうけた本作は、カンヌにその才能を見出され、近年では『ハンナ・アーレント』が日本でも大ヒットした知性派のマルガレーテ・フォン・トロッタ監督が、初めてコメディ・ドラマに挑んだ意欲作。“美の追求”“年齢の重ね方”“出産・子育てとキャリア”“パートナーの存在と資産”など、女性の永遠のテーマを軽やかな毒と溢れるユーモアで描き切り、今を生きるすべての女性たちにエールを送る【ニューヨーク式】女性のライフスタイル・ムービーが誕生した。

マンハッタンの超高級アパートメントに暮らすモデルのジェイドは、デザイナーとして華々しいデビューを企画していたが、スポンサーでもある夫ニックに突然離婚を告げられてしまう。さらに、傷心の彼女のもとに夫の前妻であるマリアが転がり込んできて、慰謝料として残された部屋の所有権を巡ってふたりのおかしな共同生活が始まることに・・・。同じ男と結婚したこと以外は、ファッションもライフスタイルも性格も、すべてが正反対のジェイドとマリアの、プライドとこの先の人生をかけた闘いがいま、幕を上げる――。

この度、本作を一足早く鑑賞し、好対照な主人公の女性2人の生き方、そしてやがて辿り着く爽快なラストに大きく共感、賞賛した著名人10名からコメントが届いた。

数々のドラマ・舞台などに出演する女優の賀来千香子さんや、ジェイドと同じファッションモデルとして活躍する黒田知永子さん、美容ジャーナリスト/エッセイストの齋藤薫さんなど、いくつになっても輝き続ける女性陣たちからは「鮮やかな女性達にカンパイ!」「しなやかに成長していく女性2人が気持ちいい!」「怒れる女が崖っぷちから立ち上がる快進撃に、快感と喜びを覚える濃厚すぎる物語!!」とその爽快さを賞賛するとともに、共感の声が。

また、本作で女性2人を巡り合わせた張本人であり、どこか憎めない愛すべきダメ男・ニックさながら、いまもその色男ぶりは健在な男性陣、奥田瑛二さん、梅沢富美男さん、山路徹さんからは「男に足りないものがこの映画には充満している。」「なんて愛すべき存在なんだろう。」と女性を称え、「多様化する女性の生き方を軽快かつ鮮やかに、そして熱いエールを込めて描いた秀作です!」と絶賛の声が届いた。

映画監督の安藤桃子さんは、女友達が言っていたという「正しいことができるお父さんはいない」というドキッとする言葉とともに、「“ろくでなし”の枝に群れる小鳥達」と、この奇妙な男女の関係性を詩的に表現。奥田瑛二さんと親子揃ってコメントを寄せた。

さらに、獨協大学特任教授・コラムニストで情報番組のコメンテーターとしても活躍中の深澤真紀さんからは、日々正しい選択を迫まれ苦しむ人たちへ「私たちはもっと、自由に、適当に、そのときそのときを生きていいのだ。」と優しく、でもしっかりと背中を押してくれる温かいコメントが到着。酸いも甘いも知る大人の男女10名からお墨付きをいただいた本作は、きっとあなたの明日を笑顔にすること間違いなしだ。
なお、今回頂戴したコメントを掲載したコメントチラシは6月1日(金)より、各上映劇場に設置される予定となっている。

著名人全コメント(順不同・敬称略)

―賀来千香子(女優)
マンハッタンのスタイリッシュなインテリアが映し出す、鮮やかな女性達にカンパイ!

―黒田知永子(モデル)
クールな高級物件で繰り広げられるホットな戦い!
しなやかに成長していく女性2人が気持ちいい!

―前田典子(モデル・タレント)
パワフルにぶつかる2人のバトルがコミカルで笑えた。
正反対の人って、実は相性が良かったりする。
正直な意見をぶつけてくれる人は、自分が成長するのに必要だね。

―齋藤薫(美容ジャーナリスト/エッセイスト)
痛い、辛い、哀しい……怒れる女が崖っぷちから立ち上がる快進撃に、快感と喜びを覚える濃厚すぎる物語!!
奇想天外な女の同居にも不思議な共感!

―深澤真紀(獨協大学特任教授・コラムニスト)
仕事か、結婚か、子どもか、裏切った男を許すか、それとも奪った女を許すのか――、女たちはいつも「正しい選択」を迫られる。
しかしそれこそが、女たちを苦しめる。
私たちはもっと、自由に、適当に、そのときそのときを生きていいのだ。

―内田春菊(漫画家)
結婚相手がお金持ち、っていうだけで私には超ファンタジー、羨ましい……。それにあんなにイケオジだったら、そりゃあ諦めるのも大変ですよね!!

―安藤桃子(映画監督)
いつぞやの晩、女友達が言った、「正しいことができるお父さんはいない」。永遠の平行線上を生きるオスとメスが、愛でひとつになるのなら、家族は実のなる樹木のよう。“ろくでなし”の枝に群れる小鳥達に、巣作りはできるのか?!

―奥田瑛二(俳優/映画監督)
女、おんな、オンナ・・・
男に足りないものがこの映画には充満している。
オンナの強さと深くて広い優しさを永遠に理解できないであろう男よ!
今からでも遅くはない。観ろ!

―梅沢富美男(俳優)
生き方が違っても、タイプが違っても女性というものはパワフルで美しく、情にもろくて繊細でコミカルで可愛くて。なんて愛すべき存在なんだろう。

―山路徹(ジャーナリスト)
“同じ夫に捨てられたふたりの元妻が…”という設定にシビれました。
多様化する女性の生き方を軽快かつ鮮やかに、そして熱いエールを込めて描いた秀作です!

マンハッタンの最高級アパートメントに同じ夫に捨てられた元妻ふたり。
火花を散らす彼女たちのおかしな共同生活が始まる――!

ストーリー
マンハッタンの超高級アパートメントで暮らすモデルのジェイドは、デザイナーとして華々しいデビューを企画していた。ところが、スポンサーでもある夫ニックから一方的に離婚を告げられる。傷心の中、さらに夫の前妻のマリアが転がり込み、「部屋の所有権の半分は自分のものだ」と主張する、あり得ない事態に。同じ男と結婚したこと以外は、ファッションもライフスタイルも性格も、すべてが正反対のジェイドとマリアのプライドとこの先の人生をかけた闘いが幕を上げた!そんな折ジェイドのブランド経営が暗礁に乗り上げる。部屋を売って資金に充てたいが、マリアの返事はもちろんノー。争いはますますヒートアップしていく。だが、積年の想いをぶつけ合うふたりは、自分たちの特殊だけれど特別な絆に気付き始められるのだった。果たして<訳あり>なふたりの人生と物件の行方は――?

作品タイトル:『ニューヨーク 最高の訳あり物件』
出演:イングリッド・ボルゾ・ベルダル『ヘラクレス』、カッチャ・リーマン『帰ってきたヒトラー』『生きうつしのプリマ』、ハルク・ビルギナー『雪の轍』
監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ 『ハンナ・アーレント』『生きうつしのプリマ』
原題:FORGET ABOUT NICK/2017/ドイツ/カラー/スコープ/5.1ch/110分
字幕翻訳:吉川美奈子
配給:ギャガ

公式サイト:gaga.ne.jp/NYwakeari
コピーライト:(c) 2017 Heimatfilm GmbH + Co KG

6月29日(土)、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開

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