サーチライト・ピクチャーズ最新作『ノマドランド』（公開中）が、日本時間4月11日に開催された第74回英国アカデミー賞の授賞式で、作品賞、監督賞（クロエ・ジャオ）、主演女優賞（フランシス・マクドーマンド）、撮影賞（ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ）の主要4部門で受賞を果たした。

本作は、アカデミー賞の前哨戦のひとつであるゴールデン・グローブ賞で作品賞（ドラマ部門）、監督賞（映画部門）の主要2部門で受賞し、クロエ・ジャオは初の監督賞ノミネートにして、初受賞の快挙を果たした。

また、本年度アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演女優賞、脚色賞、撮影賞、撮影賞の主要6部門にノミネートされているほか、先日発表されたアメリカ監督組合賞では監督賞（長編映画部門）、オンライン映画＆テレビジョン協会賞で監督賞、脚色賞、撮影賞に輝き、現時点の賞レースでは英国アカデミー賞を含めノミネート数231、受賞数202（※配給調べ）という記録を更新し続けている。

『スリー・ビルボード』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、その絶対的存在感で世界を圧倒したフランシス・マクドーマンド。そして、前作『ザ・ライダー』が第70回カンヌ国際映画祭の監督週間でプレミア上映され、アート・シネマ賞を獲得、本作では賞レースで監督賞を総なめしているクロエ・ジャオ。新時代を切り開く女性タッグによって生み出された『ノマドランド』は、日本時間4月26日（月）に開催される本年度アカデミー賞に向け、ますます盛り上がりを見せている。

ストーリー
企業の破たんと共に、長年住み慣れたネバタ州の住居も失ったファーンは、キャンピングカーに亡き夫との思い出を詰め込んで、〈現代のノマド=遊牧民〉として、季節労働の現場を渡り歩く。その日、その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流と共に、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく──。

作品タイトル：『ノマドランド』
出演：フランシス・マクドーマンド、デヴィッド・ストラザーン、リンダ・メイ ほか
監督：クロエ・ジャオ『ザ・ライダー』(17)、『エターナルズ』(21)
原題：Nomadland
原作：「ノマド：漂流する高齢労働者たち」（ジェシカ・ブルーダー著/春秋社刊）
全米公開：2月19日
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン

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コピーライト：(C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.

3月26日（金）TOHOシネマズ日比谷 他全国公開

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