賞レース最前線を独走中『ノマドランド』第33回東京国際映画祭特別招待作品部門にて待望の日本最速上映が決定!

賞レースを席捲する数多くの名作を世に送り出してきたサーチライト・ピクチャーズが『スリー・ビルボード』で2度目のアカデミー賞主演女優賞を手にしたフランシス・マクドーマンドを再び主演に据え、今まさに注目の新鋭監督クロエ・ジャオと共に贈る最新作『ノマドランド』が、2021年1月に日本公開となる

そしてこの度、第33回東京国際映画祭の特別招待作品部門にて、待望の日本最速上映が行われることが決定した。

本作は、先日開催された第77回ベネチア国際映画祭では<金獅子賞>、さらにはアカデミー賞にもっとも近い賞との呼び声も高い第45回トロント国際映画祭では<観客賞>を受賞。それぞれの映画祭における最高賞を制覇するという世界初の快挙を成し遂げ、本年度アカデミー賞最有力作品として賞レース最前線を堂々と独走中だ。

米批評家たちによる辛口レビューサイトRotten Tomatoesでは99%Freshの高評価を獲得し、世界のジャーナリストからも「実在する“ノマド”たちに自然と溶け込んでいくマクドーマンドの演技は、キャリア史上最高のパフォーマンスとも言える素晴らしさだ。また並外れた知性とスタイルで引き出されたプロットにも圧倒された。ジャオが手掛ける作品には偉大さが詰まっている」(ガーディアン紙)、「テレンス・マリックに影響を受けた撮影手法だが、編集は確実にジャオ自身のリズムだ。長くて豪華な夕日を眺めているような気分だった。『イントゥ・ザ・ワイルド』の哲学が染み渡り、それらをより深化させた作品に仕上がっている」(バラエティ紙)、「ジャオの初となる著名俳優とのコラボレーションは、マクドーマンドが完全に、スクリーンを共有する現実の“ノマド”たちと一体になる、素晴らしい演技を引き出した。またジャオは全作でコンビを組む撮影監督のジョシュア・ジェームズ・リチャーズとともに、雄大な風景と豪華な水彩画の夕焼けをスクリーンに映し、また孤独な道、険しい山と岩だらけの砂漠といった生活の本質的な部分では、自然の強さと独立性を見事に引き出した」(ハリウッドレポーター)と絶賛評が相次いでいる。

フランシス・マクド―マンドが、アメリカの現代(いま)を映す

リーマンショック後、企業の倒産とともに、長年住み慣れたネバダ州の企業城下町の住処を失った60代女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)。彼女の選択は、キャンピングカーに全ての思い出を詰め込んで、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。その日その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流とともに、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく。

大きな反響を生んだ原作ノンフィクションをもとに、そこで描かれる実在のノマドたちとともに見つめる今を生きる希望を、広大な西部の自然の中で探し求めるロードムービー。

アカデミー女優フランシス・マクドーマンド×期待の新鋭監督クロエ・ジャオ、最高のタッグが実現

フランシス・マクドーマンドは、『スリー・ビルボード』でアカデミー賞主演女優賞受賞し、その絶対的な存在感で世界を圧倒。2018年3月、アカデミー賞授賞式で、全ての女優・女性監督・映画製作者たちに自分たちのストーリーを世界に送り届けるよう鼓舞した感動のスピーチの記憶も新しい、2度のオスカーに輝く名優フランシス・マクドーマンドが、今世界が最も必要としている物語を新作映画として世に送り出した。

撮影ではマクドーマンド自らが実在のノマドたちの中に身を投じ、ドキュメンタリーとフィクションの境界を超えた、新しい表現ジャンルを開拓。主演だけでなく製作としても携わる、マクドーマンドの渾身の新作として、世界が待ち望んでいる。

メガホンを取ったのは、アメリカ西部に生きるロデオライダーたちの姿を力強くも痛切に描いた『The Rider(原題)』(17未)でインディペンデント・スピリット賞の作品賞・監督賞ほか4部門にノミネートされ、マーベル・スタジオが贈るアベンジャーズに続く最強ヒーローチームを描いた超大作『エターナルズ(原題)』(2021年劇場公開)の監督にも抜擢されたクロエ・ジャオ。『The Rider』でもタッグを組み、『ゴッズ・オウン・カントリー』(17)では大自然の荘厳な映像美をスクリーンに焼き付けた撮影監督ジョシュア・ジェームズ・リチャーズと共に、アメリカ西部の厳しくも壮大な自然や、路上の崇高な美しさのなか、一日一日を懸命に生き延びながらも、誇りを持って自由を生きるノマドの生き様を映し出す。

ベネチア国際映画祭、トロント国際映画祭での功績や、世界中の高評価を受けて、すでに日本の映画ファンからも公開が待ち遠しい声が溢れている本作。サーチライト・ピクチャーズ作品は第90回アカデミー賞を賑わせた『スリー・ビルボード』と『シェイプ・オブ・ウォーター』の日本最速上映を東京国際映画祭で行った際もチケットは瞬く間に完売。今回の『ノマドランド』においても、チケットの売り切れは確実視されている。この貴重な機会をお見逃しなく。

第33回東京国際映画祭 開催概要

■開催期間:2020年10月31日(土)~11月9日(月)
■会場:六本⽊ヒルズ、EXシアター六本⽊(港区)ほか
■公式サイト:www.tiff-jp.net


作品タイトル:『ノマドランド』
出演:フランシス・マクドーマンド、デヴィッド・ストラザーン、リンダ・メイ ほか
監督:クロエ・ジャオ『The Rider』(17未)、『エターナルズ』(21)
原題:Nomadland
原作:「ノマド:漂流する高齢労働者たち」(ジェシカ・ブルーダー著/春秋社刊)
全米公開:12月4日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

公式サイト:https://searchlightpictures.jp/movie/nomadland.html
公式Facebook:https://www.facebook.com/SearchlightJPN/
公式Twitter:https://twitter.com/SearchlightJPN
公式Instagram:https://www.instagram.com/SearchlightJPN/
コピーライト:(C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.

2021年1月、全国公開。

 

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