『おらおらでひとりいぐも』大島依提亜さんデザイン、気鋭の3名のイラストレーターが描くイラストポスター完成！

芥川賞＆文藝賞をW受賞した若竹千佐子氏のベストセラーを沖田修一監督が待望の映画化！『おらおらでひとりいぐも』が11月6日（金）より公開公開となる。

そしてこの度、本作のイラストポスターが解禁された。本作メインポスターのデザインを手がけ、『ミッドサマー』『デッド・ドント・ダイ』などで知られるグラフィックデザイナー 大島依提亜さんのディレクションのもと、本作にインスピレーションを受けたイラストレーター3名が集った。

雑誌「BRUTUS」「将棋講座」の表紙や「POPEYE」の映画コラム連載挿絵などでも活躍し、本作メインポスターの挿絵も担当した高橋将貴さん、絵本作家としても活躍し「石黒亜矢子作品集」や「グラニフ」とのコラボアイテムも発売中の石黒亜矢子さん、三浦しをんさんとのコラボや『映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険』のポスターも話題となった丹地陽子さんのそれぞれタッチの全く違う豪華な3名だ。大島さん自らイラストレーターを選定し、それぞれの個性を尊重しつつ、作品の魅力を最大限引き出す切り口や構図、イメージをイラストレーターたちと相談しながら制作した個性豊かなイラストポスターとなっている。

高橋さん・丹地さんのポスター内に描かれているモチーフのひとつのマンモスは、桃子さんがいつも持ち歩く地球46億年の歴史について調べるノートにも登場し、原作者の若竹千佐子氏もお気に入りのモチーフ。

▲高橋将貴さん

▲丹地陽子さん

石黒さんのイラスト内には、桃子さんの生活の基盤（?!）ともいえるちゃぶ台を挟んで、うやうやしく雲に乗って登場するあるお方の姿が…。周りを取り囲むのは誰それで…などと想像するのも楽しい仕上がりだ。

▲石黒亜矢子さん

この3種のポスターは、ムビチケ購入者向けのプレゼントとしてキャンペーン展開される。詳細は下記キャンペーンページまで。

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https://mvtk.jp/campaign/oraora/

なお、今回の制作にあたり大島さん、高橋さん、石黒さん、丹地さんからの到着したコメントは以下の通り。

コメント一覧

▼大島依提亜さん
“一人暮らしの老人”の脳内とお茶の間とその言葉のイメージを軽々と飛び越え／飛び出したまさかのエンタテイメント展開の底抜けの楽しさこそ、まさしくお茶の間ではない劇場で、そして“みんなで”味わって欲しい映画です。

【プロフィール】
映画のグラフィックを中心に、展覧会広報物、ブックデザインなどを手がける。最近の仕事に、映画『パターソン』『万引き家族』『ミッドサマー』、展覧会「谷川俊太郎展」「ムーミン展」、書籍「小箱／小川洋子」など。

▼高橋将貴さん
生きていくことのミクロとマクロに、あたたかい眼差しを向けたとても素晴らしい映画で心打たれました。
大島依提亜さんはいつも映画に対する真摯な愛情をもってコラボポスターをデザインされており、今回この映画で自分も参加できたことが大変うれしいです。作品の持つ不思議な魅力がマンモスの絵で楽しく伝わればと思い筆を運びました。

【プロフィール】
1973年東京都生まれ。イラストレーター。
東京造形大学美術学科卒業（彫刻専攻）。SPA東京装画賞第1回・第2回入選。これまでの仕事に雑誌POPEYEの映画コラム連載挿絵（2015～2020）、映画『華氏119』日本版ポスターイラスト（2018）など。
http://takahashimasaki.la.coocan.jp/

▼石黒亜矢子さん
急にぼんやりとしたりハッとしたり笑ったり辛くなったり泣かされたり。現実と白昼夢の世界を行ったり来たりして、最後は妙に爽やかな気分と共に「今を生きる」という事を考えさせられました。観られた皆様の感想がすごく聞きたい映画です。
そして今回の大島依提亜さんとコラボレーションさせていただいたこちらの映画ポスターは、大変楽しく、でもとても緊張しながら描きました。

【プロフィール】
1973年生まれ。絵描き。絵本作家。
主に創造の生き物、妖怪，化け猫などを描く。絵本、装丁画、挿絵などの仕事をしながら、個展開催や企画展参加などで活動中。
爬虫類と猫と映画鑑賞が好き。
http://ishiguroayako.net/

▼丹地陽子さん
歳を取るのは悪いことじゃないし怖くもないんじゃない？と思わせてくれた素敵な映画です。キャストの皆さんも素晴らしかったです。鑑賞後の余韻をたくさんの人に味わって欲しいと思いました。
大島依提亜さんが手がけられた映画のパンフレットやポスターにずっと憧れを抱いていたので、今回のご依頼は大変嬉しかったです！

【プロフィール】
イラストレーター。東京在住。書籍の装画を中心に活動中。うちの猫が好きです。
https://www.flickr.com/photos/sicca/
https://tumblr.tanji.jp/

イントロダクション
75歳でひとり暮らしをしている主人公“桃子さん”役には映画『いつか読書する日』以来15年ぶりに映画主演を務める田中裕子。数多くの名匠による作品に出演し、その稀有な演技力とチャーミングさで長きに渡って多くのファンの心を鷲掴みにしてきた田中が、古代生物に夢中な主人公・桃子さんを魅力的に演じる。そして桃子さんの「娘の時代」「妻の時代」を蒼井優が二人一役で務める。

さらに東出昌大、濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎ら豪華俳優陣も集結、可憐でたくましい桃子さんの日常を描く。

「ひとりだけれど、ひとりじゃない。」桃子さんが辿り着いた賑やかな孤独とはーー？75歳、桃子さんの、あたらしい”進化”の物語。

ストーリー
昭和、平成、令和をかけぬけてきた75歳、ひとり暮らしの桃子さん。
ジャズセッションのように湧き上がる“寂しさ”たちとともに、賑やかな孤独を生きる――
75歳、ひとり暮らしの“桃子さん”。突然夫に先立たれ、ひとり孤独な日々を送ることに…しかし、毎日本を読みあさり46億年の歴史に関するノートを作るうちに、万事に対してその意味を探求するようになる。すると、桃子さんの“心の声＝寂しさたち”が音楽に乗せて、内から外へと沸き上がってきた！その日から桃子さんの生活は賑やかな毎日へと変わっていく――。

作品タイトル：『おらおらでひとりいぐも』
出演：田中裕子
蒼井優東出昌大／濱田岳青木崇高宮藤官九郎
田畑智子黒田大輔山中崇岡山天音三浦透子／六角精児大方斐紗子鷲尾真知子
原作：若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」（河出文庫）
監督・脚本：沖田修一
音楽：鈴木正人
主題歌：ハナレグミ「賑やかな日々」（スピードスターレコーズ）
撮影：近藤龍人照明：藤井勇美術：安宅紀史録音：矢野正人編集：佐藤崇
VFXスーパーバイザー：オダイッセイアニメーション：四宮義俊フードスタイリスト：飯島奈美
製作：『おらおらでひとりいぐも』製作委員会
配給：アスミック・エース

公式サイト：http://oraora-movie.asmik-ace.co.jp/
公式Twitter：@oraora_movie
公式Facebook：@oraora.movie
コピーライト：(C) 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会

11月6日（金・大安）公開！