第94回アカデミー賞で脚本賞・国際長編映画賞にノミネート!『わたしは最悪。』7月1日(金)公開決定&場面写真3点解禁

わたしは最悪。

ノルウェーの奇才ヨアキム・トリアー監督(『テルマ』(17)、『母の残像』(15))による注目作『The Worst Person In The World』(原題)が、『わたしは最悪。』の邦題で7月1日()よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ他全国順次ロードショーとなることが決定し、場面写真3点も解禁された。

本作は、世界3大映画祭のひとつであるカンヌ国際映画祭で主演のレナーテ・レインスヴェが【女優賞】を受賞したのを皮切りに、世界中の映画祭や映画賞で異彩を放つダークホース作品として話題を呼び、19受賞101ノミネートを果たしたほか、まもなく受賞式が開催される第94回アカデミー賞では主要部門の【脚本賞】、さらには【国際長編映画賞】にノミネートされるという快挙を成し遂げた。

「どこかにきっと特別な自分がいる――。」思い描く理想の未来とシビアな現実との間で揺れ動きながらも、自分の気持ちに向き合い行動する主人公ユリヤとその周りの人たちを、時にロマンティックに、時に痛烈に、トリアー監督が圧倒的な共感性をもって、独創的な映像と音楽で描き出した本作。

時に自己嫌悪に陥り、周りを傷つけながらも、自分の気持ちに正直に人生の選択をしていくユリヤを演じるのは、ノルウェーの新星レナーテ・レインスヴェ。奔放でありながらも、その年代特有の心の機微を、大胆かつ繊細な表現力で見事に演じ切り、カンヌ国際映画祭の女優賞を皮切りに、各国映画祭や映画賞で絶賛を博している。

今回解禁された場面写真には、恋人アクセルに隠れて別の男性と楽しむ様子や、オフモードの姿、打って変わって華やかなパーティでしっかり仕上げ、美しく湖畔で佇む様子など、いずれも<ユリヤの日常>が切り取られている。

本作の監督ヨアキム・トリアーは、「この映画を作るきっかけは、レナーテだった。彼女の舞台での演技に魅了され、主演を務めたことのなかった彼女のために脚本を書いた。主人公のキャラクター造形、複雑な心境を作っていくうえで、彼女に助けられたことが沢山ある。人間ドラマ、コメディなどたくみに演じられる素晴らしい才能を持っている、今一番の女優だと思う」と、レナーテ・レインスヴェを絶賛している。

アメリカ公開時には、4スクリーンという限定公開ながら絶好調のスタート。2020-22年公開の外国語映画では『パラサイト 半地下の家族』、『燃ゆる女の肖像』に続いてスクリーンアベレージ第3位を達成した上、映画批評家サイト<ロッテントマト>では99%FRESH(22/2/9現在)を獲得、「鋭く痛烈!まさに傑作」(DEADLINE)、「世界最高の映画だ」(ポール・トーマス・アンダーソン監督)など、続々と絶賛の声があがっている注目作『わたしは最悪。』は7月1日(金)公開。

わたしは最悪。
わたしは最悪。

ストーリー
主人公のユリヤは30歳という節目を迎えたが、人生どうにも方向性が定まらず、自分の才能をいくつも無駄にしてきた気がしている。魅力的だった年上の恋人アクセルはグラフィックノベル作家として成功し、しきりに身を固めたがっているが、意思表示されればされるほどユリヤは気乗りしない。ある夜、彼女は招待されていないパーティに紛れ込み、若くて魅力的なアイヴィンと出会う。ほどなくして、アクセルとは別れて新しい恋愛に身を投じ、人生の新たな展望を見出そうとするが――。

作品タイトル:『わたしは最悪。』
出演:レナーテ・レインスヴェ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ハーバート・ノードラム
監督:ヨアキム・トリアー『テルマ』(17)、『母の残像』(15)
脚本:ヨアキム・トリアー、エスキル・フォクト
2021/ノルウェー、フランス、スウェーデン、デンマーク/カラー/ビスタ/5.1chデジタル/128分
字幕翻訳:吉川美奈子/後援:ノルウェー大使館
配給:ギャガ

コピーライト:(c) 2021 OSLO PICTURES – MK PRODUCTIONS – FILM I VÄST – SNOWGLOBE – B-Reel – ARTE FRANCE CINEMA

7月1日(金)より
Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ他全国順次ロードショー

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