『ビバリウム』デザイナー大島依提亜による特別版ビジュアル解禁!イラストレーター嶽まいこを迎え、その世界感を完全再現

新居を探す若いカップルが不動産屋に紹介された住宅地から抜け出せなくなる《ラビリンス・スリラー》『ビバリウム』が2021年3月12日(金)に全国公開される。

カップルを演じるのは、『ソーシャル・ネットワーク』主演のジェシー・アイゼンバーグと、『グリーンルーム』などに出演する女優イモージェン・プーツ。2人は住宅地から出られなくなったうえに、誰の子かわからない赤ん坊を育てることになってしまうカップルの精神が崩壊していく様を見事に演じ、プーツはその“母なる狂気”で第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で【最優秀女優賞】を受賞した。

監督は、ある女が次第にキツネに魅了される短編ホラー『FOXES(未)』や初長編『WITHOUT NAME(未)』で注目を集めている新鋭 ロルカン・フィネガン

この度解禁されたのは、『ミッドサマー』の日本限定アートポスターをはじめとする数々の映画ポスターや書籍の装丁などを手掛けるグラフィックデザイナー&アートディレクターの大島依提亜が、“日常”と“不思議”を併せ持つイラストが特徴のイラストレーター・嶽まいこを迎え、本作に登場する住宅街ヨンダーの独特の世界観を表現した4種類のビジュアルだ。

嶽のイラストを使ったビジュアルでは、主人公たちが抜け出せなくなる謎の住宅街“ヨンダー”の<昼>と<夜>を表現。白く縁取られた<昼>は、屋根に「HELP」と書かれた家の前で赤ん坊を抱きながら呆然とするトムとジェマの姿が見える。明るくも絶望を感じるヨンダーの昼間を再現。そして黒く縁取られた<夜>は、一軒の家の明かりだけが虚しくも煌々と輝く。その光の中でトムとジェマが手を取り合いダンスする様子を一人の少年が見つめている。果たして、ヨンダーの夜には何が起きるのか…。

ビバリウム
ビバリウム

さらに大島がデザインしたビジュアル2種も、究極のラビリンスを表現。一つは、空に浮かぶミントグリーンの家から“住人”の三人が飛び出している。よく見ると全ての面が家の正面であり、入り口があるのに出口が見つけられないヨンダーの世界にも通じるデザインだ。さらにもう一つは、羅列する“9番の家”の各所にトム・ジェマ・少年が潜んでいる。トムが掘る穴、不動産屋の車もあり、ヨンダーで起きる様々なエピソードを物語る。

ビバリウム
ビバリウム

様々なヨンダーの姿がうかがえる、お洒落かつ不気味な特別版ビジュアル。他にもヒントが隠されているかもしれないので、是非じっくり観察してみては。

なお、本作を鑑賞した大島と嶽からは以下のとおりコメントも到着している。

コメント一覧(敬称略)

■ 大島依提亜(グラフィックデザイナー)
究極のSTAY HOME 映画。ただし強制。
映画(館)でよかったと思うはず。

■ 嶽まいこ(イラストレーター)
絵に描いたような、可愛くも不気味なミントグリーンの家に、いかにも雲らしい雲の浮かぶ空。
どこまでも人工的な風景に、違和感を感じた時にはもう遅い。
かつての理想のすべてが、もう禍々しいものにしか見えない。

ストーリー
ようこそ、夢のマイホーム<永住の地>へ…
新居を探すトム(アイゼンバーグ)とジェマ(プーツ)は、ふと足を踏み入れた不動産屋から、全く同じ家が並ぶ住宅地<Yonder>を紹介される。内見を終え帰ろうとすると、ついさっきまで案内していた不動産屋が見当たらない。不安に思った二人は、帰路につこうと車を走らせるが、どこまでいっても景色は一向に変わらない。二人はこの住宅地から抜け出せなくなってしまったのだ――
そこへ送られてきた一つの段ボール。中には誰の子かわからないうまれたばかりの赤ん坊。
果たして二人はこの住宅地から出ることができるのか―不動産屋の狙いはいったい何なのかー?

作品タイトル:『ビバリウム』
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、イモージェン・プーツ、ジョナサン・アリスほか
監督:ロルカン・フィネガン
脚本:ギャレット・シャンリー
2019|ベルギー・デンマーク・アイルランド|英語|98分|シネマスコープ|原題:VIVARIUM|字幕翻訳:柏野文映|R-15
提供:パルコ、オディティ・ピクチャーズ、竹書房
配給:パルコ

公式サイト:vivarium.jp
公式Twitter:@vivariumjp
コピーライト:(C) Fantastic Films Ltd/Frakas Productions SPRL/Pingpong Film

2021年3月12日(金)、TOHOシネマズシャンテ他全国公開

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