【レポート】『クライ・マッチョ』イーストウッド監督デビュー50周年記念祝賀パーティーにヒロミ&ROLANDが登壇!

クライ・マッチョ

映画『クライ・マッチョ』が2022年1月14日(金)公開となるのを記念して、本人不在の「クリント・イーストウッド監督50周年記念祝賀パーティー」が開催され、特別ゲストにヒロミとROLANDが登壇した。

『クライ・マッチョ』公開記念
クリント・イーストウッド監督50周年祝賀パーティー 概要

日程:12月15日(水) 13:50~14:30
登壇者(敬称略):ヒロミ、ROLAND/傘回し曲芸:菊仙 MC:奥浜レイラ
場所:スペースFS汐留

クライ・マッチョ

イーストウッド監督のデビュー50周年を祝し、列席者にはお祝いの紅白饅頭が配られるなど、本人不在ながら本物の式典さながらに行われた本イベント。イーストウッドの活躍を祈念した傘回し芸の披露で会場が盛り上がると、列席者代表として、芸能界を代表する“カッコいい大人”のヒロミとROLANDが金屏風の飾られた豪華なステージに正装で登場し、会場は大きな拍手に包まれた。

まずはヒロミが「イーストウッド監督の生き方にかなり影響を受けて、“カッコいい男”になりたいと子供の頃から思っていました。参加できること嬉しく思います」と挨拶。続けてROLANDが「地元の大先輩と一緒で緊張しております。このような素敵な作品のイベントに参加できること嬉しく思います」とイベント参加の喜びを語った。

クライ・マッチョ

挨拶の後、ヒロミが祝辞を述べてパーティーが開式。MCから作品の感想を尋ねられると、「涙腺が弱くなっているというのもありますけど、序盤からグイグイ(涙腺に)きました。観終わった後は僕も“頑張ろう”と思いました」(ヒロミ)、「若者に対して“お前まだまだ甘いぜ”と言われているような感覚がしました。“決めるのはお前次第”というストーリーも描かれており、進路などに悩んでいる若者世代にこそ観て欲しい作品でした」(ROLAND)と、各世代の目線で映画の見どころを語った。

2人はもともとイーストウッド作品が好きで影響を受けてきたといい、初めて観たイーストウッド作品は、ヒロミが『ダーティーハリー』、ローランドは『グラン・トリノ』。その他にも『ミリオンダラー・ベイビー』や『アイガー・サンクション』、『ハドソン川の奇跡』など傑作のタイトルが次々とあがり、ディープなイーストウッド談議に花が咲いた。

改めて監督デビュー50周年というキャリアについて、「本当にすごい」と言うヒロミは、「半世紀にわたって第一線で活躍する先輩がいると思うと、僕らもここまで頑張れるんだな、頑張らないといけないなと思います」と熱弁。

クライ・マッチョ

ROLANDは、『クライ・マッチョ』で描かれるダンスシーンに触れ、未だに画になるその姿に「あまり同性に対して“かっこいい”“悔しいな”と思うことはないけど、ああいう風に年を重ねられるのはちょっと悔しいな。自分もあんな素敵なダンスができるかな?」と思わずジェラシーを感じたと明かし、嫉妬する数少ない3名の男性として「シルベスター・スタローン、ヒロミ、クリント・イーストウッド」の名前を挙げ、会場を笑いの渦に巻き込んだ。

ヒロミとイーストウッドに通ずる点として「思考の柔軟さ」を挙げ、「僕みたいな若者の言葉やエピソードを事細かに覚えくれていて、“勉強になったよ”と純粋に思ってくださる」と器の広さを絶賛。「地元でこういう関係が築けるのは本当に恵まれていますね。八王子で良かったなと思います」と語った。

クライ・マッチョ

MCからイーストウッドに何かひとつ相談をできるとしたら?と尋ねられたヒロミは、「会ったこともないイーストウッドに誰だかわからない俺が相談?」と戸惑いながらも、「人生の後半の生き方を尋ねたい。その年代の想像ができないので、“60代はこうだぞ” “70代はこうだぞ”というのを聞いてみたい」と人生の大先輩であるイーストウッドへ今後の生き方の指南を受けたいと回答。

そして、「あなたの人生でいつが一番カッコよかったですか?」の質問に「今」と答えるのが人生の目標だというROLANDは、「きっとイーストウッドなら“今が一番カッコいいぜ”と言ってくれそうな気がする」と期待を語った。

クライ・マッチョ

これから『クライ・マッチョ』を観る人たちへのメッセージを求められたROLANDは、「“自分の人生は自分次第だよ、選択は自分でするものだよ”というメッセージが込められているので、もちろんすべての方に観て欲しいのですけど、”特にこの先の人生どうしようかな“と悩んでいる人にこそぜひこの作品を楽しんでほしい」とコメント。

最後にヒロミが「いろいろ世の中も大変だった影響で悩みがある人も多いと思いますが、この映画を観ていただけば、次に向かって「こうしよう」って思えるのではないかなと思います。僕は大きくなった自分の息子ともう一度映画館で観ようと思っています」と締めくくった。

パーティーの締めには、映画のヒットを願い「よいしょ、よいしょ、クライ・マッチョ!」の声に合わせて盛大に鏡割りが執り行われ、ヒロミの発声による三本締めでお開きとなった。

芸能界を代表する“かっこいい大人”のヒロミとROLANDがさらに憧れる大先輩、クリント・イーストウッドの集大成にして新境地となる新たなマスターピース『クライ・マッチョ』は、2022年1月14日(金)日本公開。

クライ・マッチョ
クライ・マッチョ

ストーリー
誘拐から始まった少年との出会いが、二人の人生を大きく変えてゆく―
アメリカ、テキサス。ロデオ界のスターだったマイクは落馬事故以来、数々の試練を乗り越えながら、孤独な独り暮らしをおくっていた。そんなある日、元雇い主から、別れた妻に引き取られている十代の息子ラフォをメキシコから連れ戻すという依頼を受ける。犯罪スレスレの誘拐の仕事。それでも、元雇い主に恩義があるマイクは引き受けた。男遊びに夢中な母に愛想をつかし、闘鶏用のニワトリとともにストリートで生きていたラフォはマイクとともに米国境への旅を始める。そんな彼らに迫るメキシコ警察や、ラフォの母が放った追手。先に進むべきか、留まるべきか?少年とともに、今マイクは人生の岐路に立たされる――。

作品タイトル:『クライ・マッチョ』
出演:クリント・イーストウッド、エドゥアルド・ミネット、ナタリア・トラヴェン(『コラテラル・ダメージ』)、ドワイト・ヨアカム(『ローガン・ラッキー』)、フェルナンダ・ウレホラ(『ブルー・ミラクル』)
監督・主演・製作:クリント・イーストウッド
原作:N・リチャード・ナッシュ「CRY MACHO」
脚本:ニック・シェンク(『グラン・トリノ』『運び屋』)、N・リチャード・ナッシュ
製作:アルバート・S・ルディ(『ゴッドファーザー』『ミリオンダラー・ベイビー』)、ティム・ムーア(『グラン・トリノ』『アメリカン・スナイパー』)、ジェシカ・マイヤー(『グラン・トリノ』『アメリカン・スナイパー』)
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:crymacho-movie.jp #クライマッチョ
コピーライト:(c) 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

2022年1月14日(金)全国ロードショー

関連記事:
『クライ・マッチョ』クリント・イーストウッド監督デビュー50周年!渡辺謙ら著名人からのコメント&スポット3種解禁
クリント・イーストウッド監督『クライ・マッチョ』誘拐から始まった二人の出会いの行方は―?場面写真一挙解禁
クリント・イーストウッド監督デビュー50周年!名作3作品がドキュメンタリーと再びスクリーンに登場 ―12/24(金)より
『クライ・マッチョ』東京国際映画祭でオープニング上映!イーストウッドのコメント&本邦初上映の特別映像解禁
クリント・イーストウッド監督デビュー50周年記念作品『クライ・マッチョ』日本版予告・ポスター解禁!
クリント・イーストウッド最新作『クライ・マッチョ』第34回東京国際映画祭オープニング作品に決定!
クリント・イーストウッド監督・主演・製作『クライ・マッチョ』2022年1月日本公開決定!予告編到着

↑上に戻る