【レポート】『マトリックス レザレクションズ』キアヌの合図で5大都市のランドマークがマトリックスカラーに!

マトリックス レザレクションズ

『マトリックス』の新章『マトリックス レザレクションズ』(12月17日(金)公開)の日本マトリックス化イベントが実施され、武田真治、井上咲楽、こがけんが登壇、日本の5大都市である東京、大阪、札幌、名古屋、福岡にあるそれぞれのランドマークがマトリックスカラーであるグリーンにジャックされ、さらに、キアヌ・リーブスの日本独占コメントを合図に、劇場にライトアップの様子が中継された。

誰も観たことが無い未曾有の映像体験で世界中を熱狂させた『マトリックス』。我々の生きるこの世界が、実は[仮想世界=マトリックス]であるという衝撃的な設定やストーリーを始め、斬新な映像と撮影手法、アクション映画の概念を塗り替えた超絶アクションなど、その衝撃は今も人々の脳裏に焼き付いている。映画の域を超え、映像/カルチャー/クリエイター/概念等、今日我々が目にする様々なものが『マトリックス』からの影響を受けているといっても過言ではない、まさに革命を起こした作品だ。

『マトリックス レザレクションズ』日本マトリックス化イベント

■日時:11月24日(水)
■会場:新宿ピカデリー スクリーン3
■登壇者(敬称略):武田真治、井上咲楽、こがけん

武田真治、井上咲楽、こがけんが、揃って『マトリックス』をイメージした全身黒のコーディネートとサングラス姿で登場。武田は「1作目が上映された1999年、世紀末の終末論などもあって世界観に心酔していた」ことを明かし、映画の大ファンとして早くも興奮を隠せない様子。

『マトリックス』が公開された1999年生まれであり、仮想世界の進化と共に育ってきた“デジタルネイティブ”の井上は、つい最近初めて1作目を観たと言い、「22年前にこんなにすごい映画があったんだとびっくりしました!当時からこんなに進んでいたなんて」と、今観ても色褪せない革新的な作品に衝撃を受けたことを語った。

新章『マトリックス レザレクションズ』の公開を誰よりも楽しみにしていると意気込むこがけんは、本イベントに登壇できたことを感激しつつ、「呼んでいただけて光栄です!今日はインストバージョンのサントラを聴いてテンションを上げてきました」と気合十分。さらに、得意のハリウッド映画想像ものまねとして、『マトリックス』の主人公ネオにフォーカスしたネタ、「やたらと陽気な別の世界戦のネオがマシンガンで撃たれた時」を披露。ファンにはおなじみの銃弾を受け止めるアクションをこがけん流にアレンジし、これには作品ファンの武田も「救世主だよ!」と前のめりに。

マトリックス レザレクションズ

あらためて『マトリックス』の衝撃について話が及ぶと、武田は「明らかにそれまでの映像世界とは違うものだった」とそのインパクトを語り、「人類と、人類よりも高い叡智を持つ存在との関係とか、自分は何にエネルギーを搾取されているのかとか、深く考えさせ入り込ませてくれる作品だった」とあらためて大絶賛。

また、劇中に登場するかっこいいセリフにも言及し、「研ぎ澄まされた無駄のない会話、何か物事を成し遂げようと思う時に起こる迷いや葛藤、一歩踏み出すために必要な言葉がいっぱい詰まっていて、本当に何度も見返した映画です」とその魅力を熱弁。特に大好きだとして、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)がネオに言った「地図を知っていることと歩くことは違う」というセリフをピックアップした。これにこがけんが同意すると、武田は「本当ですか?どこに出て来るセリフかわかりますか?」と詰め寄り、あまりの熱量にこがけんがたじたじになってしまう一幕も。

現在22歳の井上は、『マトリックス』で現実世界と仮想世界を行き来する手段が電話だったことに衝撃を受けた様子。「今だったらWi-Fiとかの発想になりそうだけど、スマホじゃなくて黒電話だったことに1999年を感じましたね!」と、若い世代ならではの感想を語った。こがけんがとっさに「今回『マトリックス』を初めて観る方は?」と観客に問いかけると、何人か手が上がり、井上のようにこれから『マトリックス』を初体験する観客も多く来場した本イベント。観客の反応を見た武田は、思わず「あなたはあなたじゃないかもしれないんですよ…」と不敵な笑みを浮かべた。

マトリックス レザレクションズ

続いてこがけんは、『マトリックス』がいかに社会現象を巻き起こした超大作であったかに言及。特に黒ずくめの服装やサングラスなどファッションにおける影響力の高さに触れ、「映画を知らない母が、トリニティー(キャリー=アン・モス)モデルのサングラスを知らずに普通にかけていた」ことを明かし、会場は爆笑の渦に。ファン以外にも関連グッズを身に着けることが不自然ではないぐらい、日常に『マトリックス』が浸透しきっていたことを振り返った。また、『マトリックス』の持つ哲学的要素にも言及し、「哲学がSFアクションをまとったような映画なので、繰り返し観てしまう。この後のいろんな作品にもめちゃくちゃ影響を与えています」と、本作が後世に与えたインパクトの大きさを熱弁した。

続いては、5大都市の点灯式へ。今回のイベント名にもある通り、“日本マトリックス化”として、全国5都市のランドマークが『マトリックス』を象徴するグリーンに点灯されることに。点灯の合図は、本作主演のキアヌ・リーブスによる日本独占コメント映像

流れるマトリックス・コードを背景に、「日本の僕の友人たちへ、日本をグリーンに染めるよ」と語り掛けるキアヌが「5、4、3、2、1 マトリックスへようこそ!」と合図を送ると、東京の「東京タワー」、大阪の「OSAKA WHEEL」、名古屋の「オアシス21」、札幌の「さっぽろテレビ塔」、福岡の「福岡タワー」が一斉にグリーンにライトアップされた。点灯の様子がスクリーンに中継されると、登壇ゲスト陣も感動の声を上げ、見事に“日本マトリックス化”が成功。これには登壇ゲストたちも「すごい!」「鳥肌立った!」と大興奮だった。

マトリックス レザレクションズ
マトリックス レザレクションズ

イベントの最後には、ゲスト陣から新章『マトリックス レザレクションズ』への期待コメントが寄せられた。こがけんは、「予告編をくまなく観ましたが、展開が1作目とすごく似てるんですよ。もしかしてループものなのかも、モーフィアスやスミスのキャストが変わっているのは別の世界線の『マトリックス』なのかも、など想像が膨らんで面白い」とさっそく考察を展開。さらに、黒い画面に緑の文字が流れる有名な「マトリックス・コード」に触れ「1作目のマトリックス・コードでは、実はお寿司のレシピが書かれている」と、ファンならではのトリビアも披露し会場を沸かせた。

井上は、「私も『マトリックス』と同い年として成長したということで、『マトリックス』ファンの父と一緒に観に行きたいです!」と親子2代で新章を楽しみにしていることを明かした。

武田は、「新章には過去作に登場したキャストとは違う続投キャラクターがいたり、人類が続く限り続いていく映画なのかもしれないと思っています。記念すべき第1作目を映画館で観られる方は、これをしっかり復習して、新章『レザレクションズ』を楽しんでいただけたら。僕も公開が楽しみです、一緒に『マトリックス』の世界を楽しんで行きましょう!」と笑顔を見せた。

映画『マトリックス レザレクションズ』は12月17日(金)全国ロードショー。

作品タイトル:『マトリックス レザレクションズ』
出演:キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミス、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、プリヤンカ・チョープラー・ジョナス、ニール・パトリック・ハリス、ジェシカ・ヘンウィック、ジョナサン・グロフ、クリスティーナ・リッチ
監督:ラナ・ウォシャウスキー
原題:『THE MATRIX RESURRECTIONS』
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:matrix-movie.jp
公式Twitter:@matrix_movieJP #マトリックス
コピーライト:(c)2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

12月17日(金)より全国公開!

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