【レポート】『ねことじいちゃん』立川志の輔、柴咲コウ、小林薫、柄本佑、銀粉蝶、山中崇ら登壇、素敵な猫エピソード披露!

日本人の作品としては初めて『ナショナルジオグラフィック』誌の表紙を2度飾った世界的に有名な動物写真家であり、NHK-BSプレミアムで放送中の『岩合光昭の世界ネコ歩き』も大人気の岩合光昭が初めて映画監督に挑戦。
主演はこれまた映画初主演となる落語家の立川志の輔。岩合監督からの「大吉さんは志の輔さんしか考えられない」という熱いオファーで67歳&64歳の初チャレンジの組み合わせが実現。そして島の人々はもちろん、猫たちまでも夢中にする女性・美智子役に柴咲コウ、大吉の親友で漁師の巌役に小林薫、大吉の亡き妻よしえに田中裕子。他、柄本佑、銀粉蝶、山中崇、葉山奨之と人気・実力ある俳優陣が集結した『ねことじいちゃん』が本日2月22日(金)についに公開を迎えた。

“猫の日”の公開を記念して、開催された、猫だらけの初日舞台挨拶には、主演の立川志の輔さん、柴咲コウさん、小林薫さん、柄本佑さん、銀粉蝶さん、山中崇さん、葉山奨之さん、岩合光昭監督、そして作品に登場する35匹の中から“タマ”ことベーコンをはじめ、猫たち7匹が登壇。舞台挨拶ではキャストのみなさまから、愛あふれる猫エピソードに加え、撮影の裏話などが披露された。以下、レポートを掲載。

『ねことじいちゃん』 初日舞台挨拶 概要
【日時】2月22日(金) 12:10~12:40
【会場】新宿バルト9(新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル)
【登壇】立川志の輔、柴咲コウ、小林薫、柄本佑、銀粉蝶、山中崇、葉山奨之、岩合光昭監督、猫キャストたち(予定)※敬称略

猫情報
■ベーコン(タマ):立川志の輔
■ゆず(小学校前の防波堤にいる猫役):柴咲コウ
■マロニー(巌さんから庭で刺身をもらう、春の緑の海岸沿いを歩く猫役):小林薫
■おはぎ(セラピー猫・シナモンの大きくなった役):柄本佑
■小梅(ミーちゃん役):銀粉蝶
■ヒゲ(冒頭シーンの門柱の上にいる猫役):山中崇
■りんご(喧嘩シーン、月バックの黒猫役):岩合監督

動物写真家の岩合光昭の初監督作品で、落語家・立川志の輔の初主演映画となる『ねことじいちゃん』が“猫の日”2月22日(金)に公開。
志の輔さん、岩合監督をはじめ、共演の柴咲コウ、小林薫、柄本佑、銀粉蝶、山中崇、葉山奨之が新宿バルト9にて初回上映後に行われた舞台挨拶に登壇した。
岩合監督は初監督作品の公開を迎え「ここにいらっしゃるキャストのみなさん、スタッフ、お客さま、映画に出てくれた猫たちに感謝したいと思います。感無量です」と公開の喜びに浸った。

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岩合監督

「私がじいちゃんです!」と挨拶した立川志の輔さんは、撮影時を振り返り 「監督は本当に猫のことばかりで、特に私と一緒の時は(シーンが終わって)『OK!』と言ったらすぐに(志の輔さんが共演した猫の)タマのところに寄ってきて『お前はなんて素晴らしいんだ! 本当によかったよ』と1カットごとに抱きしめるんです。私のことは一度も抱きしめてくれなかったです…」とボヤく一幕も。

この日は、猫の日にちなんで「猫と○○」というテーマで登壇陣が自分と猫にまつわるエピソードを披露したが、志の輔さんは「猫とぬいぐるみと衣装でYシャツを着てた私」というタイトルで、本番撮影前のテストではぬいぐるみを使用していたことを告白。「室内でテストする分には恥ずかしくないんですけど、学校の前をタマと散歩するシーンでは、スタッフもカメラも遠くにいる中で、私はぬいぐるみを引きずってました…(笑)」と恥ずかしそうに振り返る。一方で本番については「タマは一発で私の後をついてくるスーパーキャットでした!」と感嘆していた。

ヒロインの美智子役を演じた柴咲さんは、自身の猫とのエピソードを明かし「賢くて、目を合わせると飛び乗ってくるんです。ただ、ちょっとでも目が合うと、お皿やお鍋を持っていても飛び乗ろうとしてくるので、なるべき目を合わせないようにしていて…(笑)。苦労でもあり幸せでもあります」と満面の笑みで語った。
「猫と柴咲さん」というタイトルで、そんな柴咲さんの撮影現場での猫好きぶりを暴露してくれたのは山中さん。撮影現場での猫用の待機室に約40匹の猫がいたことを明かし「かなりの“おニオイ”がしたんですが、休憩の時に柴咲さんがお掃除をされてて、本当に猫が好きなんだなと、初めてその時に柴咲さんを信用しました(笑)」と明かした。

小林さんは、柴咲さんと大河ドラマ「おんな城主 直虎」に続いての共演となったが、柴咲さんだけでなく、ある猫とも再共演を果たしたそう。「柴咲さんを見守る猫好きの和尚(南渓)を演じてましたが、その時の猫の“にゃんけい“と再会しまして。感動的な再会でした」と笑顔を見せた。
「猫を飼っていることを切らしたことがない」というほどの猫好きの銀粉蝶さんは、本作の撮影で猫に囲まれながら「最初の頃に飼っていた猫を思い出しました」としみじみ。道で轢かれていた猫を保護したそうで「若い頃で、お金もないのに何でそんなことをしたのかわかんないけど…。回復してぷーちゃんと名付けたんですが、『猫ってかわいいな』と思わせてくれた大事な出会いでした」としみじみと語っていた。

柄本さんは「猫と監督」というタイトルで、志の輔さんと同様に「岩合監督は、猫ばっかり見てるんですよ」と告発! 監督にとっては、猫がOKだったらOKだし『もう1回お願いします! 猫が動いちゃったんで…』とか言われたり(笑)。常に変わらぬ岩合さんの演出がそこにあって、微笑ましく楽しかったです」と撮影を振り返った。
唯一、映画の中でほとんど猫と触れないのが葉山さん。猫に嫌われているという設定だったが「実は、案外触れてしまって…。本当は好かれていました」と楽しそうに明かし、逆に猫に触ることができない役が難しかったと述懐していた。
岩合さんは、本作の“ご褒美”として、劇中で田中裕子さんに抱っこされていた猫を自宅に引き取り、役名通りタマ(玉三郎)と名付けて一緒に暮らしていることを告白。さらに「兄弟も引き取ったんですが、そのコは友情出演の中村鴈治郎さんの本名からトモ(智太郎)です」とニッコリ。「鴈治郎さんには『友情出演じゃなくて強制出演だ』と言われました」と明かし、笑いを誘っていた。

最後の写真撮影では、登壇陣がそれぞれ、劇中で共演した猫たちを抱っこしてカメラに収まった。猫に嫌われている役の葉山さんだけは、こちらも撮影で使用されたぬいぐるみを抱いての撮影となり、会場は終始笑いに包まれ、和やかな雰囲気で終了した。

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ストーリー
2年前に妻に先立たれ、飼い猫のタマと暮らす大吉、70歳。毎朝の日課はタマとの散歩、趣味は亡き妻の残した料理レシピノートを完成させること。島にカフェを開いた若い女性・美智子に料理を教わったり、幼なじみの巌や気心知れた友人たちとのんびり毎日を過ごしている。しかし友人の死や大吉自身もいままでにない体の不調を覚え、穏やかな日々に変化が訪れはじめた矢先、タマが姿を消して―。
一人と一匹、生まれ育ったこの島で、共に豊かに生きるために下した人生の選択とは―?

作品タイトル:『ねことじいちゃん』
出演:立川志の輔、柴咲コウ、小林薫、田中裕子、柄本佑、銀粉蝶、山中崇、葉山奨之 ほか
監督:岩合光昭
原作:ねこまき(ミューズワーク)「ねことじいちゃん」(KADOKAWA刊)
脚本:坪田文
2018/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/103分
製作:「ねことじいちゃん」製作委員会
制作プロダクション:RIKIプロジェクト
配給:クロックワークス

公式サイト:http://nekojii-movie.com/
コピーライト:(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会

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