赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作とし、大人になってもクズでニートだけど、どこか憎めない6つ子を描いたTVアニメ「おそ松さん」（2015年10月～2016年3月まで第1期、2017年10月～2018年3月まで第2期がテレビ東京ほかにて放送）の完全新作となる劇場版『えいがのおそ松さん』は2019年3月15日に全国ロードショーとなる。
この度本作のアフレコレポートが到着。豪華キャスト陣が繰り広げるアフレコの様子と、オフィシャル集合写真が解禁された。

先日公開となった学生時代の6つ子が描かれたティザービジュアルと予告編がネットを中心に話題となった本作。今回は、そんな『えいがのおそ松さん』のアフレコ現場での緊張感のあるエピソードや、思わず笑みが零れるエピソードなど、普段見ることができない貴重なシーンがレポートされている。また、アフレコを終えて、おそ松役の櫻井孝宏さんは「『日本よ、これがおそ松だ』と言っていいほどの圧倒的なストーリーでした。」とコメントを寄せており、完全新作で描かれる本作にますます期待が高まっている。

また、今回の映画化を記念して発売される「おそ松さん第1期 DVD&Blu-ray BOX 」のスペシャル企画として「おそ松さん総選挙」が開始され、第1期振り返り特設サイト「松まとめ」が公開となった。アフレコレポートに加え、2019年3月15日の映画公開がさらに待ち遠しくなるスペシャル企画も開催され、ますます盛り上がりを見せる劇場版『えいがのおそ松さん』の今後の展開にご注目頂きたい。

劇場版『えいがのおそ松さん』アフレコレポート

2015年10月よりTVアニメの放送がはじまり、その衝撃的なギャグで瞬く間に人気作となった『おそ松さん』。以降、特番や第2期の放送、各種コラボなど本当に様々に展開してきた「おそ松さん」がいよいよ映画化。『えいがのおそ松さん』というタイトルの“完全新作劇場版”となって2019年3月15日（金）より全国公開、現在鋭意制作中だ。アニメーション制作と並行してこの度11月某日、声優陣によるアフレコが行なわれた。

各パートごとに、テストを経て本番に挑むという流れで粛々と進むアフレコ。櫻井孝宏さん（おそ松役）は、コの字に設置されている長椅子のセンターに着席し、長男の貫禄を感じさせていた。動物が出てきたシーンの合間には、“動物に嫌われる櫻井さん”のエピソードトークで盛り上がり、場の空気を和ませる。また、本番前に居ないキャストを呼びにいったり、6人で合わせるセリフは「最後の一音まで言いましょうか」など率先して音響監督に聞いたりする姿も。長男らしさは現場でも発揮されているようだ。

中村悠一さん（カラ松役）は、画面の中のキャラクターたちにツッコミを入れている姿が印象的だった。上田燿司さん（デカパン役）が、兼ね役をニヒルに演じたときや、トト子の可愛さを説く遠藤綾さん（トト子役）を受け「なんなんだよ、このキャラ（笑）」とナイスなツッコミ。そんな言動にほかのキャストもドッと沸き、現場には良い空気が生まれていた。また、歌うシーンを控え「本当に苦手なんだよ…」と苦笑いを浮かべていたが、収録では肩を揺らし歌唱。中村さんの『おそ松さん』への愛情深さを感じた。

そして神谷浩史さん（チョロ松役）も歌のシーンに全力投球。本番直前にはキャストが次々戻ってくるブース内で突然高らかに歌い上げ、場の空気を温めていた。高校生のチョロ松をフルスイングで演じ、副調整室の爆笑をさらう。「上手く言えない…」と悔しがっているキャストには「いやいや、できてたよ！」とフォローを入れるなど、周りへの気配りも圧巻だ。

「よろしくお願いしまぁす！」と、本番がはじまるたびに言っていたのは福山潤さん（一松役）。一松では出さない、はつらつとした声で気合いを入れる。音響監督も「これでみんな元気になったね！」と話すほどのムードメーカーぶりだ。後輩声優に優しく声を掛けたり、声を自在に操る飛田展男さん（ダヨーン役）の数分に及ぶ抜き録りを真剣な眼差しで見つめたりと、福山さんの人への接し方に役者としてのリスペクトを感じた。

小野大輔さん（十四松役）は、十四松のキャラクターとは真逆なまじめな空気。長丁場のアフレコにむけて、集中力を途切れさせないようにしていた様子。だが、いざ本番が始まると、切り替わりがお見事。先程まで真剣な表情で台本を見ていたにも関わらず、マイク前で声を発した瞬間には十四松になりきり、キラーワードを繰り出しては他のキャストを爆笑させていた。また、マイクに入れず後ろから「入れないジョ??（泣）」と困っていた斎藤桃子さん（ハタ坊役）にマイクを譲る姿も見られ、ほっこりした瞬間も。

例に漏れず、入野自由さん（トド松役）も十四松にニコニコ。そのほかの場面でも、物語の爆笑ポイントを見つけてはそのセリフを言ったキャストに「秀逸でした！」と声をかけモチベーションを高めあっていた。そんな入野さんも、いきなり沸点に到達するトド松のキレ芸は見事で、羨望のまなざしを受ける場面まで。それだけでなく、鈴村健一さん（イヤミ役）の肩をもんだり、國立幸さん（チビ太役）と「ここのマイクどっちが入る？」と言って火花をちらしたりと、特に多くのキャストとコミュニケーションをとりながらアフレコに挑む姿は、役者としての細やかな気遣いを感じるものだった。

こうして、アフレコは丁寧且つ順調に進行。完全新作エピソードだけに、長時間にわたる収録となったが、最後まで集中力を切らさずにこなし、無事オールプアップとなった。全編通して、キャスト陣が全身全霊で挑んだ芝居が繰り広げられる劇場版の内容は、ぜひご自身の目でお確かめ頂きたい。

おそ松役：櫻井孝宏さん　コメント
『日本よ、これがおそ松だ』と言っていいほどの圧倒的なストーリーでした。
2023年の公開をお楽しみに！え！来年なの！？

おそ松さん第1期DVD&Blu-ray BOX発売記念！
「おそ松さん総選挙」開催

「おそ松さん」の映画化を記念して発売される「おそ松さん第1期 DVD&Blu-ray BOX」（2019年1月18日発売）のスペシャル企画として開始された「おそ松さん総選挙」。好きなエピソード、サブキャラ＆非日常キャラ、セリフ＆ワードの3つの投票項目が設けられており、公式特設サイトと全国のアニメイト店頭POPから、12月31日まで投票可能となる。投票参加者全員にオリジナルのスマホ壁紙をプレゼント。さらに抽選で6つ子キャスト全員のサイン入りポスターと非売品のマスコミ用プレスが当たる豪華仕様だ。
また、同じく本日から公開となった「松まとめ」は、第1期を場面写真や動画で振り返ることが出来るスペシャルサイトで、キャスト陣が選んだオススメエピソードの動画視聴が可能。「おそ松さん総選挙」投票前に、是非、「松まとめ」もチェックして頂きたい。また、「おそ松さん第1期 DVD&Blu-ray BOX」のキャラクターデザイン浅野直之の描き下ろしジャケット写真も公開されている。

「おそ松さん総選挙」
第1期「エピソード編」、「サブキャラ&非日常キャラ編」、「セリフ&ワード編」それぞれのジャンルで投票。
※複数投票可能ですが、1項目に対して、投票は1人1票のみです

・投票期間：～12月31日（月）まで
・全国のアニメイトにて展開の　店頭POPからも投票受付中！
（アニメイト店頭から投票すると、限定のスペシャル壁紙をプレゼント）
・投票参加者全員に、スペシャル壁紙プレゼント！

「おそ松さん総選挙」URL：https://osomatsusan.com/sousenkyo1st/

「松まとめ」
キャスト陣のオススメエピソードと共に第1期を振り返り！

「松まとめ」URL：https://osomatsusan.com/matome/

商品情報

おそ松さん第1期 DVD&Blu-ray BOX 「おそ松さん SPECIAL NEET BOX」　2019年1月18日発売
[BD] 価格：30,000円（税抜）
[DVD]価格：29,000円（税抜）

おそ松さん第1期 DVD&Blu-ray BOX「はじめてのおそ松さんセット」
[BD] 価格：12,000円（税抜）
[DVD]価格：11,000円（税抜）

特典付前売券（ムビチケカード）第2弾　発売中！

特典：缶バッジ（全6種）
販売場所：劇場前売券（ムビチケ）全国の上映予定劇場
価格：1,500円（税込）

※無くなり次第終了となります。
※缶バッジの種類は選べません。付属する缶バッジはいずれか一種となります。
※今後、ムビチケ小人券の販売を予定しております。

ストーリー
あの6つ子が　完全新作劇場版で帰ってくる！
二十歳を過ぎてもクズでニートで童貞の松野家6兄弟。
ある日訪れた、高校の同窓会。
再会した同級生たちは、社会人として生活する、ちゃんとした大人になっていた。
ごまかしきれず、冴えない自分たちの現状を曝されてしまった
6つ子たちは、そっと家路に着く。
すっかりやさぐれて酒をあおり、眠ってしまったおそ松たち。
翌朝、目覚めた彼らが目にした光景とは…

作品タイトル：『えいがのおそ松さん』
キャスト：おそ松：櫻井孝宏
カラ松：中村悠一
チョロ松：神谷浩史
一松：福山潤
十四松：小野大輔
トド松：入野自由
トト子：遠藤綾
イヤミ：鈴村健一
チビ太：國立幸
デカパン：上田燿司
ダヨーン：飛田展男
ハタ坊：斎藤桃子　ほか
監督：藤田陽一
原作：『おそ松くん』赤塚不二夫
脚本：松原秀
キャラクターデザイン：浅野直之
アニメーション制作：studioぴえろ
配給：松竹