【レポート】映画『最初の晩餐』トークイベントに「Soup Stock Tokyo」創業者遠山正道氏登壇!”通夜ぶるまい”を語る

最初の晩餐

染谷将太主演、戸田恵梨香、窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏など、日本映画界の豪華実力派俳優らが家族になる、映画『最初の晩餐』(配給:KADOKAWA)が、2019年11月1日(金)より全国公開となる。
本作は、父の遺言であった“目玉焼き”から始まる唯一無二の“通夜ぶるまい”を通じて<家族になる瞬間>を過去と現在を織り交ぜながら、丁寧に描いて行く。

そしてこの度、本作の公開を記念して常盤司郎監督と食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」創業者 遠山正道氏が登壇し、映画『最初の晩餐』の特別な“通夜ぶるまい”について語った。

映画『最初の晩餐』公開記念トークイベント 概要

日時:10月29日(火)
登壇者:「Soup Stock Tokyo」創業者 遠山正道氏、常盤司郎監督
会場:角川試写室

<オフィシャルレポート>
本作は、CMやミュージックビデオ、短編映画などで国際的に高い評価を受けている常盤監督が構想7年をかけて完成させた長編映画デビュー作。常盤監督と親交の深い遠山氏は本編を鑑賞し「僕の好きな『鎌田行進曲』を超えた。家族とは何なのか?家族の一人一人が積極的に絆を構築していくのが家族だというメッセージを受け取った」と感銘を受けた様子。常盤監督「観る人によって変わっていく映画。200人いたら200通りの家族の思い出があるはず。この作品を観ると、自分の家族について考えざるを得ないと思う」と期待を込めた。

遠山氏は<総合芸術である映画を作る>監督業に憧れがあるそうで「映画を作って、その作品の世界を全部わかっているのは監督。本作の脚本を読ませてもらったけれど、みそ汁について言い合うシーンが意外にサラッと書かれていて驚いた」と普段あまり目にすることのないシナリオの構成に興味津々。
常盤監督「脚本を書いているときに僕も、そして脚本を読んだ俳優も、作品の完成形の画は見えています。脚本は小説と違って淡々と読めるけれど、頭の中で肉付けをして見ると感情が入る。出演者も『脚本が面白い』という理由で集まってくれました」と映画の設計図である脚本の完成度に胸を張った。

本作で描かれる“食”について遠山氏「映画の主題だし、重要な主役。家族の物語を食に集中させていて、目玉焼き一つにしても登場人物それぞれによって印象も異なる。そこから話が広がっていくのも面白い。食は万国共通だからテーマとしてもいい」と絶賛。また遠山氏は好きな食べ物について聞かれると「トウモロコシと鳥のモモが好き。子供の頃からの大好物」と意外なチョイスで笑いを誘った。

常盤監督は“食”をテーマにした理由について「家族のことを振り返るとき、食が関係していることが多い。劇中で描かれる焼き芋が爆発するエピソードも実体験。僕が本当に嫌いな食材も劇中に出てきます。家族で囲んだ食卓での会話も、無言もすべて記憶であり、家族との思い出。食にまつわる家族の記憶が異常に多い」と自らの体験を劇中に反映していることを明かしていた。

日本映画界珠玉の実力派が織りなす、静かながら胸を震わせる家族の物語。この秋、最も注目の1作『最初の晩餐』は11月1日全国ロードショー。

イントロダクション
主人公・麟太郎役にはヴェネチア国際映画祭で日本人初となるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した『ヒミズ』を始め、幅広い作品で多彩な顔を見せる実力派・染谷将太。その姉・美也子役に2019年後期 NHK連続テレビ小説「スカーレット」でヒロインを務める戸田恵梨香。兄シュン役にはマーティン・スコセッシ監督『沈黙ーサイレンスー』の窪塚洋介。さらに母・アキコ役に斉藤由貴、父・東 日登志役に永瀬正敏と、圧倒的な存在感を見せる。
また、戸田恵梨香演じる美也子の少女時代を新海誠監督の最新アニメ『天気の子』(公開中)のヒロインに抜擢された森七菜が、白石晃士監督『地獄少女』(11月15日公開)でメインキャストの一目連役をオーディションで射止めた楽駆が窪塚洋介演じるシュンの青年時代を演じるなど、若手俳優陣の瑞々しい演技も注目ポイント。
監督は「サザンオールスターズ」のドキュメンタリー映画をはじめ、CMやミュージックビデオ、短編映画など、国際的に高い評価を受けている常盤司郎監督。構想7年、渾身のオリジナル脚本の本作が満を持しての長編映画デビュー作となる。

最初の晩餐

忘れられない味で僕らはもう一度、家族になった。

ストーリー
カメラマン東麟太郎(染谷将太)は父・日登志(永瀬正敏)の葬儀のために故郷へ帰ってきた。姉の美也子(戸田恵梨香)と準備をする中、母・アキコ(斉藤由貴)が、通夜ぶるまいは自分で作ると言い出した。やがて運ばれてきたのは、目玉焼き。親戚たちがざわつく中、麟太郎は気がつく。「これ、親父が初めて作ってくれた、料理です」なつかしい手料理を食べるたび、思い出が麟太郎たちの脳裏によみがえってくる。20年前に父と母が再婚した日、連れ子の兄シュン(窪塚洋介)と5人で暮らした日々のこと……。止まっていた家族の時が今、ゆっくりと動き出す。

作品タイトル:『最初の晩餐』
出演:染谷将太 戸田恵梨香 窪塚洋介 斉藤由貴 永瀬正敏
森七菜 楽駆 牧純矢 外川燎 池田成志 菅原大吉 カトウシンスケ 玄理 山本浩司 小野塚勇人 奥野瑛太 諏訪太朗
監督・脚本・編集:常盤司郎
企画・プロデューサー 杉山麻衣
プロデューサー:森谷 雄/鈴木 剛
共同企画:中川美音子 音楽:山下宏明 撮影:山本英夫 照明:小野 晃 美術:清水剛
装飾:澤下和好 録音:小宮元 衣裳:宮本茉莉 ヘアメイク:橋本申二 小道具:尹 恵嫄
フードコーディネーター:赤堀博美 VFX:本田貴雄 助監督:丸谷ちひろ 制作担当:金子堅太郎
音楽プロデューサー:鮫島充
協力:信州上田フィルムコミッション/上田市/上田市のみなさん
製作:『最初の晩餐』製作委員会
製作プロダクション:アットムービー
2019年 / 日本 / 127分 / カラー / ヴィスタサイズ / 5.1ch
配給:KADOKAWA

公式サイト:saishonobansan.com
公式Twitter:@bansanmovie
公式Instgram:bansanmovie
コピーライト:(C)2019『最初の晩餐』製作委員会

11月1日(金)新宿ピカデリーほか、全国ロードショー!


関連記事:
『最初の晩餐』特別映像解禁!現代と過去の記憶を繋ぐ<思い出の味>シリーズ第2弾、創作”目玉焼き”の誕生秘話が明らかに!
【レポート】『最初の晩餐』主演の染谷将太と父親役の永瀬正敏が公開記念トークショーに登壇!映画の見所を“親子“で語った
映画『最初の晩餐』貴重な家族写真が大公開!染谷将太、戸田恵梨香、窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏の直筆メッセージも到着
映画『最初の晩餐』のもう一つの主役!現代と過去の記憶を繋ぐ<思い出の味>シリーズ第1弾・特別映像<味噌汁編>解禁!
【レポート】『最初の晩餐』染谷将太、戸田恵梨香、斉藤由貴、永瀬正敏らが映画にちなんだ<家族の味>と思い出を披露!

⻫藤由貴誕生日記念!映画『最初の晩餐』<共感>と<納得>を呼び起こす“お⺟さん” 役に注⽬の未公開場面写真が解禁!
映画『最初の晩餐』9月3日の誕生日を祝して、主人公・麟太郎役を演じきった染谷将太の未公開場面写真解禁! ―11/1公開
映画『最初の晩餐』岩井俊二、行定勲、新海誠ら世界が認めた映画監督がぞっこん!森七菜の未公開場面写真解禁! ―11/1公開
染谷将太×戸田恵梨香×窪塚洋介×斉藤由貴×永瀬正敏・・・日本映画界の実力派が夢の競演!『最初の晩餐』11/1(金)公開決定

↑上に戻る