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【レポート】『シャイロックの子供たち』で約20年ぶりに共演!阿部サダヲ&佐藤隆太がティーチインイベントに登壇

シャイロックの子供たち

累計発行部数60万部を突破した池井戸潤による小説を映画化した『シャイロックの子供たち』(公開中)のティーチインイベントに、主演・阿部サダヲと佐藤隆太が登壇した。

宮藤官九郎が脚本を手掛けた2000年代伝説のドラマ「池袋ウエストゲートパーク(I.W.G.P)」、そして「木更津キャッツアイ」などの作品で共演し、映像作品では約20年ぶりに本作で再会、かつてとは一味違った大人の魅力を爆発させ合った阿部と佐藤。

『シャイロックの子供たち』公開初日舞台挨拶では、2人が揃った重要なシーンの撮影が木更津で行われていたことが佐藤の口から発せられ、阿部も撮影の帰りにかつてのロケ地を訪れたことなどを報告し、当時のファンからも改めて大きく注目が集まっている。

そんな2人が満を持して観客の前に登壇。この日集まったファンからの質問にも答えていくティーチインイベントはファン垂涎のお宝トーク連発の貴重なイベントとなった。

目次

『シャイロックの子供たち』スペシャルウィーク in 新宿ピカデリー
チーム木更津(西木&滝野)の回 実施概要

日時:3月3日(金)20:45~21:15(18:30の回上映後/観客有り)
登壇者(敬称略):阿部サダヲ、佐藤隆太
会場:新宿ピカデリー SC1

映画を鑑賞し終えたばかりの観客の前に、大きな拍手に迎えられ晴れやかな表情で登壇した阿部と佐藤。個性豊かなキャラクターが数多く登場するため、何度も鑑賞して様々な面から何度も楽しんでいる声が“追いシャイロック”としてSNSでも多数上がっている。この日も観客へ向けて、2回以上観たという人を聞いてみると数多くの手が挙がった。

中でもすでに5回観たという観客には、阿部も「うわー、5回!俺より見ている!」と驚きを隠せない様子。佐藤も「公開して2週間経っているのにこんなにたくさんの人に集まってもらえてうれしいです」と場内を見渡し嬉しそうな表情を見せた。

特別イベント実施にまで広がった今回の共演の反響について、阿部は「嬉しいですね。肝のシーンをまじめにやって、こんなこと出来るんだなと」と答えると、佐藤も「初めてですよね!こんな真面目に!」と乗っかり、さらには阿部が「前はずっとふざけてたんだから。自分の人生は自分で決めろよなんて俺が言うなんてね。びっくりしました」と感慨深く語ると、「年取ったなあと。しかも場所が木更津でね!」と佐藤が畳みかけるなど、軽快な2人のクロストークが続いた。

そして「20年前は、にゃー!しか言ってなかったのに」という佐藤の一言には、たまらず場内も爆笑。「今回奥さんはモー子だったもんね!」と同じく「木更津キャッツアイ」に出演していた、佐藤演じる滝野の妻役の酒井若菜にも触れると、会場のファンも懐かしそうに頷いていた。

また、最近の裏話として、佐藤が上戸からの連絡を2日放置してしまったことを暴露。実はこの連絡は先日、阿部と上戸、玉森の3人での念願の食事会が実施され、その際に佐藤へもお誘いをかけるための連絡だったのだという。

この貴重な食事会の様子について、「最初に僕が行って、上戸さんが次にきて。玉森さんが中々来ないんです。連絡を入れても既読がつかない」と、合流が上手くいかなかったことを明かした阿部。玉森からはその後30分以上経ってから「あ!」と一言だけの連絡が返ってきた来たと言い、続けて確認するとなんと玉森は日付を間違えていたことが発覚。しかしながら、その日はもう寝ようとしていたにも関わらず、玉森は1時間半遅れで駆けつけたようで、無事にメインキャスト3人の食事会が開催されたのだそう。

これには、佐藤もすぐに連絡を返せなかったことを悔しそうにしながら「僕は玉森さんの代打で呼ばれようとしてたんですね」とすべての状況を理解した様子だった。本人不在のまま、勘違いを“暴露”されることになってしまった玉森だが、佐藤は「けっこうヒリヒリしたストーリーの現場だったので、彼のそういうなんかちょっと抜けたところというか、雰囲気に助けられた部分は結構ありますよね。居酒屋のシーンとかも癒されましたよね」と撮影を振り返り、これには阿部も頷きながら「上戸さんも玉ちゃんも、なんかすごく楽だった!」と2人の人柄を賞賛した。

そんなトークの後は、来場者からの質問に答えるファン待望のティーチインコーナーへ。様々な感想や質問が上がる中、ファンからの質問で目立ったのは、いくつかのシーンでの阿部のセリフが、それぞれ台本に書かれたセリフなのかアドリブかというもの。阿部からは実際にアドリブで対応したシーンの撮影裏話がいくつも明かされ、ファンは興味深げに聞き入っていた。

さらには、佐藤も自身のアドリブシーンを告白。絶対に使われないだろうと思い「5億円」と言ったセリフが、実際に使われていて驚いたという阿部と佐藤の2人のシーンは、ぜひ劇場で。

最後に改めて阿部は「本当にいい映画だなと僕も思います。どなたにも当てはまるようなキャラクターがいっぱい出てきますので…」と締めの挨拶を始めたが、ここでも話が反れてしまい、今日このイベントに来る前にカラオケに行って本作の主題歌であるエレファントカシマシの“yes. I. do”を歌ってきたことを告白。

これには佐藤が驚きながら「気持ちを上げるために、ここに入る前にテンションを上げる為にカラオケ行ったんですか?」と問いかけると、阿部はすかさず「yes. I. do」と答え、このあまりに上手い返しに場内はこの日一番の爆笑が沸き起こった。

そして2人は、後ろ髪を引かれる思いで拍手を送り続ける観客の前を丁寧にお辞儀しながら後にし、熱気冷めやらぬ状態でイベントは終了した。

シャイロックの子供たち
シャイロックの子供たち

ストーリー
東京第一銀行の小さな支店で起きた、現金紛失事件。
ベテランお客様係の西木(阿部サダヲ)は、同じ支店の愛理(上戸彩)と田端(玉森裕太)とともに、事件の真相を探る。一見平和に見える支店だが、そこには曲者揃いの銀行員が勢ぞろい。出世コースから外れた支店長・九条(柳葉敏郎)、超パワハラ上司の副支店長・古川(杉本哲太)、エースだが過去の客にたかられている滝野(佐藤隆太)、調査に訪れる嫌われ者の本店検査部・黒田(佐々木蔵之介)。そして一つの真相にたどり着く西木。それはメガバンクにはびこる、とてつもない不祥事の始まりに過ぎなかった―。

作品タイトル:『シャイロックの子供たち』
出演:阿部サダヲ
上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介 ほか
原作:池井戸潤『シャイロックの子供たち』(文春文庫)
監督:本木克英
脚本:ツバキミチオ
音楽:安川午朗
主題歌:エレファントカシマシ「yes. I. do」(ユニバーサルシグマ)
製作:映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
配給:松竹

公式サイト:movies.shochiku.co.jp/shylock-movie/
公式Twitter:@shylock_film
コピーライト:(C) 2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会

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