小説「ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち~」9/22(土)発売決定!制作中のカバーイラストラフを特別公開

ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~株式会社KADOKAWAでは、三上 延(みかみ・えん)著の大人気ビブリオミステリ、メディアワークス文庫「ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズの最新刊となる「ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~」を、9月22日(土)に全国書店およびインターネット書店にて発売する。それに併せて、制作中のカバーイラストが特別公開された。

「ビブリア古書堂の事件手帖」は、鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」のうら若き美貌の店主・篠川栞子(しのかわ・しおりこ)と、本が読めない無骨な青年・五浦大輔(ごうら・だいすけ)が、奇妙な客が持ち込む古書の謎と秘密を解き明かしていくビブリオミステリ。夏目漱石「それから」や太宰治「晩年」など実在の名作が登場し、古書に関する薀蓄や背景にある人間ドラマを丁寧な筆致で綴る。2011年3月のシリーズ第1巻の刊行以降、幅広い世代からの人気を集め、シリーズ累計発行部数は680万部を突破。TVドラマ化、コミカライズ、スピンオフ小説などのメディアミックス展開もされている。「ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~」では、2017年2月発売の第7巻「ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~」にて完結した本編ストーリーの「その後」が描かれる。最新刊には、栞子にそっくりな少女・扉子(とびらこ)が登場。ビブリア古書堂に訪れた変化とは、はたして――。

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そして本シリーズを実写映画化した『ビブリア古書堂の事件手帖』が、11月1日(木)より全国公開となる。第41回モントリオール世界映画祭コンペティション部門審査員特別賞に輝いた人間ドラマの名手、三島有紀子がメガホンを執り、篠川栞子に黒木華、五浦大輔に野村周平、さらに成田凌、夏帆、東出昌大など現在の日本映画界を牽引する豪華実力派キャストが集結。ストーリーは栞子と大輔の出会いの物語が描かれているシリーズ第1巻の第1章・夏目漱石「それから」と第4章・太宰治「晩年」にまつわるエピソード、そして、その「晩年」にまつわる謎が回収される第6巻の全章のエピソードを軸に構成され、原作には描かれていない過去のエピソードも盛り込み、実写映画ならではの味わい深い“ビブリア(本を愛する人)”の物語が展開される。

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さらに本日より発売された映画ムビチケカードを購入すると、特典として、シリーズ第7巻のその後であり、本日発表となった最新刊の前日譚にあたる、書き下ろし小冊子「ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ 特別版」を先着プレゼント。最新刊を読む前に、是非読んでいただきたい特別版エピソードとなっている。詳しい情報は、「ビブリア古書堂の事件手帖」公式サイト、映画公式サイトなどで順次公開予定。さらに本シリーズは劇場アニメ化も決定している。今後のメディアミックス展開にもご注目頂きたい。

「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ最新刊 概要

書名:ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~
著者:三上 延
イラスト:越島はぐ
定価:本体610円+税
発売日:2018年9月22日(土)
ページ数:272ページ
ISBN:978-4-04-912044-8
レーベル:メディアワークス文庫
発行:株式会社KADOKAWA

あらすじ
鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そしてその傍らには、女店主にそっくりな少女の姿があった――。本編完結から約1年半、ビブリア古書堂の「その後」を描くシリーズ最新刊が登場。

著者・三上 延氏より「ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~」刊行によせて
「ビブリア古書堂の事件手帖」の本編を書いている時、主人公の大輔たちと会っていない登場人物たちがなにをしているのか、そして本編が終わった2011年夏以降になにが起こるのか、想像するのが好きでした。それを形にしたのが今回の作品です。大輔と栞子の娘も登場します。楽しんでいただけたら嬉しいです。

三上 延(みかみ・えん)
1971年神奈川県横浜市生まれ。10歳で藤沢市に転居。市立中学から鎌倉市の県立高校へ進学。大学卒業後、藤沢市の中古レコード店で2年、古書店で3年アルバイト勤務。古書店での担当は絶版ビデオ、映画パンフレット、絶版文庫、古書マンガなど。2002年に電撃文庫『ダーク・バイオレッツ』でデビュー。

メディアワークス文庫「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ

「ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~」
定価:本体590円+税/発売日:2011年3月25日
「ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~」
定価:本体530円+税/発売日:2011年10月25日
「ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~」
定価:本体550円+税/発売日:2012年6月23日
「ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~」
定価:本体570円+税/発売日:2013年2月22日
「ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~」
定価:本体570円+税/発売日:2014年1月24日
「ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~」
定価:本体570円+税/発売日:2014年12月25日
「ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~」
定価:本体650円+税/発売日:2017年2月25日

著者:三上 延
イラスト:越島はぐ
発行:株式会社KADOKAWA

2011年3月にシリーズ第1巻となる「ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~」を発行、多くの書店員から支持を集め、人気に火がついた。2012年1月にはシリーズ累計100万部を突破。2012年本屋大賞に文庫初でノミネートされたほか、第65回日本推理作家協会賞短編部門ノミネート、本の雑誌が選ぶ2011年度文庫ベストテン第1位を獲得。さらに、第67回日本推理作家協会賞長編部門ノミネートや、本の雑誌が選ぶ「この40年間の書籍ベスト」の第1位に選出された。メディアミックス展開では、2013年1月に、フジテレビ月9にてTVドラマ化され話題に。コミカライズ作品は、カドカワコミックス・エース、アフタヌーンKCより単行本が発売中。そのほか、スピンオフ小説「ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌」(著:峰守ひろかず イラスト:おかだアンミツ 原作・監修:三上延)が、電撃文庫より発売中だ。

「ビブリア古書堂の事件手帖」公式サイト: http://biblia.jp

映画『ビブリア古書堂の事件手帖』ムビチケ情報

映画『ビブリア古書堂の事件手帖』のインターネットで座席指定ができる前売り券【ムビチケ】が発売中。前売り特典として、数量限定の特製小冊子をご用意。
《前売り特典(数量限定)》
「ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ 特別版」
三上 延氏による完全書き下ろし短編を収録した小冊子で、越島はぐ氏描き下ろしのイラストが表紙を飾る。小冊子では、原作第7巻『ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~」と、最新刊『ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~」の間に起きたエピソードが描かれている。
ムビチケ詳細:https://mvtk.jp/

作品タイトル:『ビブリア古書堂の事件手帖』
出演:黒木華 野村周平 成田凌 夏帆 東出昌大
監 督:三島有紀子
主題歌:サザンオールスターズ「北鎌倉の思い出」(タイシタレーベル/ビクターエンタテインメント)
20世紀フォックス映画×KADOKAWA共同配給作品

公式サイト: biblia-movie.jp
コピーライト:(c)2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会

映画『ビブリア古書堂の事件手帖』11月1日(木) 全国ロードショー

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