ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命

2017-02-13
2016 Jackie Productions Limited

彼女がいたから、ケネディ大統領は〈永遠の伝説〉になった──
世紀のファーストレディの知られざる物語

“史上最も有名なファーストレディ”“世界で最も愛されたファッションアイコン”として熱狂的な人気を獲得していた、アメリカのジョン・F・ケネディ大統領夫人、ジャッキーことジャクリーン・ケネディ。華やかな印象の彼女が、悲劇的な最期を迎えたケネディ大統領を、毅然として見送る姿に世界中が驚いた。

なぜ彼女は、夫の突然の死で人生が一変したわずか3日後に、今も語り継がれる偉業を成し遂げることができたのか? そんな疑問から、ジャッキーがケネディと結婚してからの10年間を徹底的にリサーチし、知られざるジャッキーの真実に迫る感動作が完成した。

ジャッキーを演じるのは、『ブラック・スワン』でアカデミー賞を受賞したナタリー・ポートマン。
ジャッキーの独特のハスキーヴォイスとアクセントを完璧にマスターし、強さと弱さをあわせ持つ高貴で繊細な魂をドラマティックに演じきった。

また、当時大流行したエレガントなファッションや、ジャッキーが出演したホワイトハウスを案内するTV番組が忠実に再現され、ジャッキーがいかにケネディの影のプロデューサーであったかを象徴するシーンとなっている。このTV番組と葬儀の場面には、当時の実際の映像が挿入され、フィクションとノンフィクションが混在する迫真の映像となった。

自らの知性と才覚、そして深い愛で“ケネディ大統領”を創り上げてきた“名プロデューサー”の姿が今、明かされる。

2017年3月31日(金) TOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開
公式サイト
配給:キノフィルムズ

キャスト

ナタリー・ポートマン
ピーター・サースガード、グレタ・ガーウィグ、ビリー・クラダップ、ジョン・ハート

スタッフ

監督:パブロ・ラライン
脚本:ノア・オッペンハイム
製作:ダーレン・アロノフスキー

レビュー

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ストイックな演技に拍手

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:radiogaga2017-03-19

ナタリー・ポートマンってほんわかな役柄少なく、狂気に陥るバレリーナとか、継子を愛せないステップマザーとか、戦争から帰ってきた夫とうまくいかない妻とか、いつも内面に苦しみがある役柄ばかり。 そんなナタリーにぴったりの役柄でした。 夫が目の前で撃たれ、それでも喪主として葬儀内容決定や引越しを仕切らないといけない34才のファーストレディ。 夫の死を嘆くだけでは許されず、マスコミ対応も行う毅然とした態度に、望まれる政治家の妻の姿を見ました。 ナタリーの演技を見るための映画。