しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス

2018-01-22
2016 Small Shack Productions Inc./ Painted House Films Inc./ Parallel Films (Maudie) Ltd.

世界の映画際で観客賞を受賞した感動作!
カナダで最も有名な画家の喜びと愛に満ちた真実の物語

カナダ東部の小さな町で叔母と暮らすモード(サリー・ホーキンス)は、絵を描くことと自由を愛していた。ある日、町の商店で買い物中のモードは、家政婦募集の広告を貼り出した男に興味を持つ。男は町はずれで暮らし、魚の行商を営むエベレット(イーサン・ホーク)。モードは束縛の厳しい叔母から逃げるため、住み込みの家政婦になろうと決意。彼が1人で暮らす小屋のドアをノックした。 子供の頃から重いリウマチを患い、一族から厄介者扱いされてきたモード。孤児院で育ち、学もなく、生きるのに精一杯だったエベレット。そんなはみ出し者同士の同居生活はトラブル続きだった。しかし、モードがこしらえた熱々のチキンシチューを口にして、エベレットは孤独だった心が温まるのを感じる。やがて2人は互いを認めあい、結婚することに。 そんな時、顧客のサンドラがエベレットに会いに訪れる。ニューヨークから避暑に来ている彼女は、モードが壁に描いたニワトリの絵を見て一目で才能を見抜き、絵の制作を依頼する。サンドラの期待に応えようと、モードは夢中で筆を動かし始めた。壁に、板に、請求書の裏に。そんな彼女を不器用に応援するエベレット。やがてモードの絵は評判を呼び、アメリカのニクソン大統領からも依頼が来るが……。

【introduction】
「絵筆を手にしながら、あなたと暮すのが私の幸せ」
カナダで最も有名な画家モード・ルイスが教えてくれる、人生で大切な喜びとは――

小さな港町で、カナダの美しい四季と動物を色鮮やかに素朴で愛らしい絵を描き続けた画家のモード・ルイスと、不器用ながらもモードを献身的にサポートした夫のエベレットの人生を描いた愛の物語。はじめは孤独だった2人が運命的な出会いを経て、夫婦の絆と慎ましくも確かな美しい色にあふれた幸せな日々を手に入れた、感動の実話がついに映画化。
カナダの風景と動物を描いたモード・ルイスは、日本では知る人ぞ知る存在。アメリカ大統領ニクソンから絵の依頼を受け、今なお小品でもオークションで500万円を超える人気を誇る、カナダで最も愛された画家だ。 わずか4メートル四方の家で絵を描きながら暮らすモードを演じるのは、『ブルージャスミン』でアカデミー助演女優賞にノミネートされた実力派サリー・ホーキンス。妻への愛と尊敬の念を無骨に隠すエベレットには、『6才のボクが、大人になるまで。』などでアカデミー賞ノミネート常連組のイーサン・ホーク。一風変わった夫婦の愛の絆を繊細に描くのは、『荊の城』のアシュリング・ウォルシュ。 生きがいである絵と夫の愛に包まれた、モードという一人の女性の生き方が、「どんな人生でも自由な精神で楽しめば、素晴らしいことが待っている」ことを教えてくれる感動作が誕生した。

3月3日(土) 新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、東劇他 全国ロードショー!
公式サイト

キャスト

サリー・ホーキンス
イーサン・ホーク

スタッフ

監督:アシュリング・ウォルシュ
原題:MAUDIE
2016年/カナダ・アイルランド/英語/116分/DCP/カラー
日本語字幕:牧野琴子
後援:カナダ大使館、アイルランド大使館
配給:松竹

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カナダ大使館で開催!『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』特別試写会ご招待!
本作の公開に先駆け、下記日程においてカナダ大使館での特別試写会の開催が決定いたしました! 皆様のご応募を心よりお待ちしております。

【ご注意事項】
※本状1枚につき、記名ご本人様のみ有効です。
※ご来場の方は必ず本状をご持参下さい。また、入館時には政府発行の写真付身分証明書のご提示が必須となります。
※セキュリティの関係上、入館時に手荷物検査をさせて頂きます。あらかじめご了承ください。
※本試写会は全編をご覧頂く趣旨で行っております。いかなる理由(交通機関の遅れ、お仕事のご都合、お連れ様が先に入場されているなど)がありましても、開映後のご入場はできません。また満席の際も入場をお断りせて頂きます。予めご了承下さい。
※本状を金券ショップ、ネットオークションなどで売買する行為は違法となります。
※知的財産保護の観点から、無許可の撮影・録音は固くお断り致します。
※都合により、イベントが中止、日程変更となる場合があります。予めご了承ください。
※会場までの交通費、宿泊費などは、当選者様ご自身のご負担となります。
※当選の途中経過や当選結果に関するお問い合わせは承ることができませんので、ご了承ください。

レビュー

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孤独な二人のかけがえのない人生

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:TAIYAMA2018-03-13

とても素敵だった。孤独な二人が出会ってかけがえのないパートナーになってゆく姿が大事に大事に描かれてる。劇的な事が起こるわけでもなく、登場人物も台詞も少なく淡々としてるけど、のめり込んで観てた。カナダの田舎町の素朴な景色も素晴らしい。 上映後は情景を反芻しながら一駅分ゆっくり歩いて帰った。