ディズニー&ピクサーの映画「トイ・ストーリー」シリーズの30周年を記念して、1995年にUS公開された『トイ・ストーリー』が9月12日から1週間限定で全国劇場上映されることが決定。30周年記念上映特別ビジュアルが解禁された。さらに、シリーズ最新作『トイ・ストーリー5』が2026年夏に日本公開されることも明らかになった。

世界で初めての長編フルCGデジタルアニメーションとして誕生した『トイ・ストーリー』。手描きアニメーション全盛の時代にすべてCGアニメーションのみで描き切り、その表現力は世界の観客を驚かせるだけでなく、アニメーションの可能性を一気に広げる事になった。
しかし、最も愛されたのは革新的な技術だけではなく、当時、原案・アニメーターをつとめたピート・ドクター(現ピクサー・アニメーション・スタジオ チーフ・クリエイティブ・オフィサー)や、原案・脚本をつとめ、後に『ファインディング・ニモ』(03)や『ウォーリー』(08)といったアカデミー賞(R)作品を発表する事になるアンドリュー・スタントンらピクサーの面々が自由な発想と想像力で生みだした“おもちゃの世界”という豊かで独創的な”もしもの世界“。
そして、スクリーンを駆けまわるウッディやバズ・ライトイヤーといった魅力的なおもちゃたち、彼らが織りなすどこか人間くさくも温かなストーリーと、誰もが子どもの頃に経験した、おもちゃとの思い出を呼び起こす物語だ。

ピクサー・アニメーション・スタジオの最新作にしてシリーズ5作目となる『トイ・ストーリー5』について、ピート・ドクターは「30年前、『トイ・ストーリー』は初めてピクサーの存在を(世界に)知らしめてくれました。そして僕たちはまたその世界に戻ることに興奮を感じています。ウッディたちは『トイ・ストーリー5』でどんなことをするのでしょう?きっと驚くと思います。監督、脚本を手がけるのは、アンドリュー・スタントンです。僕とアンドリューは同じ頃ピクサーに入社し、『トイ・ストーリー』を一緒に作りました。そして僕たちは今も変わらず友達です。彼はトイ・ストーリーのすべての映画で脚本『トイ・ストーリー5』コンセプトアートを書いている天才です!」と語っている。
また、監督・脚本をつとめるアンドリュー・スタントンは「トイ・ストーリーは僕にとって特別な存在です。シリーズを通して“おもちゃは子供たちのためにあるものだ”ということを語ってきました。ですが、『トイ・ストーリー5』で、おもちゃたちはとても大変な状況に直面することになります。今の子供たちは電子機器(タブレット)に夢中。おもちゃはかないません。テクノロジーがどこにでもある今の時代、おもちゃには、携帯、タブレットなど、強力なライバルがいるのです」と作品への自信と本作の概要を明かす。
さらに、バズ・ライトイヤー役のティム・アレンは、海外インタビューの中で、前作『トイ・ストーリー4』でバズとウッディの物語は終わり、別々の道を選ぶという感動的なラストが描かれていただけに「”無限の彼方へ、さあ行くぞ”でウッディとお別れしたあとに、まだ続編が必要なのか?と、私自信も最初は続編に消極的でした。だけど『トイ・ストーリー5』では戻って来るべき正当な理由があるんです」と語り、続けて、「彼ら(ピクサー)がやっている事は本当に驚くべきことです。とてもちゃんとしていて、すごくクールな展開になっていますよ」と、ストーリーこそ明かされていないものの、自信をのぞかせている。
なお、『トイ・ストーリー』30周年記念上映の入場者には、今回解禁された特別ビジュアルと、シリーズ最新作『トイ・ストーリー5』のコンセプトアートが4枚1セットになったポストカードがプレゼントされる。
『トイ・ストーリー』 <先着>入場者プレゼント
● 内容:『トイ・ストーリー』30周年記念ビジュアル&『トイ・ストーリー5』特製ポストカードセット
● 配布期間:9月12日(金)より配布開始
※映画を鑑賞された1名様につき1セット(4枚1セット)プレゼントとなります。
※上映劇場(一部劇場を除く)のみ入手可能。
※本特典は非売品です。
※本特典はなくなり次第配布終了となります。

『トイ・ストーリー5』
監督:アンドリュー・スタントン
共同監督:マッケナ・ハリス
製作:ジェシカ・チョイ
全米公開日:2026年6月19日
原題:Toy Story 5
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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『トイ・ストーリー』 9月12日(金) 1週間限定劇場公開
『トイ・ストーリー5』 2026年夏 全国劇場公開