イ・ビョンホン主演、パク・チャヌク監督最新作『NO OTHER CHOICE(英題)』2026年3月日本公開決定

イ・ビョンホン主演、共演にソン・イェジンを迎えたパク・チャヌク監督による最新作『NO OTHER CHOICE(英題)』が2026年3月に日本公開されることが決定。併せて、予告映像とともに監督・キャストからの特別メッセージ映像が到着した。

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監督を務めるのは、『オールド・ボーイ』(04)でカンヌ国際映画祭グランプリ、『別れる決心』(22)で同映画祭監督賞を受賞し、緻密さと完璧な美学で観客を魅了してきたパク・チャヌク監督。第82回ヴェネチア国際映画祭でワールドプレミア上映されると、批評家から絶賛の声が相次ぎ、来年の米国アカデミー賞(R)国際長編映画賞の韓国代表に選出されたことも発表された。

突然の解雇で人生が一変し追い詰められていく主人公マンス(イ・ビョンホン)に対し、危機に直面するほど強さを増す妻ミリ(ソン・イェジン)、そしてマンスとポジションを争うことになるライバルたち――それぞれ矛盾や葛藤を抱えたキャラクターの関係は、アイロニーとブラックユーモアに満ちた予測不能な展開へ向かう。

「すべてが満ち足りている」。製紙会社に勤めるごく普通のサラリーマン:マンスは、心からそう思い、妻と二人の子ども、二匹の犬と共に幸せな日々を送っていた。25年勤めた会社から突然解雇されるまでは。1年以上におよぶ就職活動は難航し、愛着ある自宅を失う状況に陥った時、追い詰められたマンスは成長著しい製紙会社に飛び込みで履歴書を差し出すが、無下に扱われてしまう。しかし、「自分こそが最もふさわしい人材」と確信するマンスは、ある決断を下す――「空きがないなら、自分で作るしかない」。

解禁された予告映像では、マンスが長年勤めていた会社をクビになり、家族を巻き込んで生活が一変していく様子が描かれる。こめかみを叩き、「私の愛すべき家族は、私をフルサポートしてくれる」と唱える人々、謎の仮装舞踏会。銃、斧、ペンチの凶器、異様な手袋まで、おどろおどろしくもどこかユーモアを感じるユニークな映像が映し出されている。

またメッセージ映像では、パク・チャヌク監督とイ・ビョンホンをはじめ、ソン・イェジン、パク・ヒスン、イ・ソンミン、ヨム・ヘラン、チャ・スンウォンらが映画の魅力をアピールしている。

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ヴェネチア国際映画祭での様子
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ヴェネチア国際映画祭での様子

『NO OTHER CHOICE(英題)』
出演:イ・ビョンホン ソン・イェジン パク・ヒスン イ・ソンミン ヨム・ヘラン チャ・スンウォン
監督:パク・チャヌク
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
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2026年3月 全国ロードショー

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