ハ・ジョンウ、キム・ナムギル共演の映画『ブロークン 復讐者の夜』より、本編のメイキング映像と新写真が公開された。

ある日、ミンテのもとに弟のソクテが死体となって戻ってきた。そして弟の妻のムニョンは、姿を消してしまう。手がかりを探すうちに、ホリョンという小説家と出会い、彼のベストセラー小説『夜行』の中で弟の死が予言されていたことを知る。弟が死んだあの夜、何があったのか。ムニョンの行方を追ううちに真実を知ったミンテは、壮絶な復讐を始める―。
『チェイサー』『神と共に』のハ・ジョンウが、たった一人の家族である弟を失った哀しみを冷酷な怒りへと昇華させ、復讐に燃える兄・ミンテを熱演。対する、事件の鍵を握るベストセラー作家ホリョンを、ドラマ「熱血司祭」「悪の心を読む者たち」のキム・ナムギルが演じる。二人は、『クローゼット』以来二度目の共演となる。
さらに、『サスペクト 哀しき容疑者』のユ・ダイン、『アシュラ』のチョン・マンシク、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のイム・ソンジェ、「イカゲーム」のホ・ソンテらが集結。

監督は、「The Boys Who Cried Wolf」にて第20回釜山国際映画祭で韓国映画監督組合賞、第22回春史国際映画祭で新人監督賞を受賞したキム・ジンファン監督。
本作は、公開前から世界158カ国に販売が決定し、公開初日動員数第1位(映画振興委員会映画館入場券統合電算網集計2025年2月6日調べ)を記録し、第21回グラスゴー映画祭非コンペティション部門招待された話題作。

監督はこの作品を「ミステリーのロードムービー」と表現し、春川(チュンチョン)で起きた事件をきっかけに物語が展開する。ソウルの清涼里からムニョンの故郷である海南(へナム)へ旅をする主人公ホリョンの心境が、移動するたびにより明確に変化していくように描かれている。

ハ・ジョンウは、脚本を読んだ時に登場人物たちの生きざまから躍動感が伝わってきて、それがこの作品の大きな魅力だと語っている。一方、キム・ナムギルは、この作品の複雑に絡み合う人間関係に興味をひかれたという。ハ・ジョンウについては、「表情が素晴らしく、彼の魅力が存分に生かされるジャンルだ」と語っている。
また、ハ・ジョンウはキム・ナムギルのことを「抑えた演技で謎めいた人物像を見事に表現しており、とても頼りになりました」と絶賛。監督と共演者が互いに刺激し合い、素晴らしい環境で撮影に臨んだことが伝わるメイキング映像となっている。

『ブロークン 復讐者の夜』は、9月12日より公開。
『ブロークン 復讐者の夜』
出演:ハ・ジョンウ、キム・ナムギル、ユ・ダイン、チョン・マンシク、イム・ソンジェ、ホ・ソンテ
監督・脚本:キム・ジファン
2025年/韓国/韓国語/99分/スコープ/カラー/5.1ch/原題:브로큰/字幕翻訳:本田恵子
配給:クロックワークス
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9月12日(金)シネマート新宿他全国順次公開
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