韓国KBSで2002年に放送された韓国ドラマ「冬のソナタ」が2026年3月に、『映画 冬のソナタ 日本特別版』として公開されることが決定した。

「冬のソナタ」は、日本ではドラマが2004年にNHK地上波で放送されると、週末の深夜に放送したにもかかわらず、高視聴率を獲得。日本での韓流ブームの先駆けとなった。
特に、主人公チュンサンを演じた俳優のペ・ヨンジュンは、ヨン様という愛称で親しまれ、来日した際は羽田空港に当時開港以来最多となる約5000人が出迎えるなど、日本でも一躍トップスターに。
さらに、ドラマのロケ地の一つ、韓国・チュンチョン市には連日、日本人の観光客が押し寄せるなど、まさに“韓流の原点”として礎を築いたコンテンツだ。
ドラマ初回放送時から20年の時が流れるも、アニメ化や特集番組が組まれるほど今だにその人気、影響力は衰えず、多くの人の心を掴んでいる。

『映画 冬のソナタ 日本特別版』は、ドラマの監督をつとめたユン・ソクホ監督、そしてPAN ENTERTAINMENTの製作陣の「日本の視聴者から長く愛されてきたことへの感謝」という思いから、日本だけのために、劇場版として4Kにリマスターされ、さらに新たに映画用に編曲し直された楽曲、世界で最初のお披露目となる。
名曲「最初から今まで」や「My Memory」も映画館の最高の音響環境で体感することができ、特にエンディング近くに流れる「My Memory」のオーケストラバージョンは必聴だ。
物語の核である主人公の2人の純愛のみを抽出し、ユン・ソクホ監督も全工程に参加した決定版となっている。
ユン・ソクホ監督 コメント
感情の交流が薄れ、心が渇きがちな今の時代だからこそ。初恋のように純粋で美しい感情を、もう一度取り戻してほしい──その願いを込めて、この『映画 冬のソナタ 日本特別版』をつくりました。
PAN ENTERTAINMENT コメント
日本で“韓流ブームの始まり”となった「冬のソナタ」。日本の視聴者から長く愛されてきたことへの感謝から、劇場版企画が始まった。20年ぶりにユン監督と制作会社が再びタッグを組んだ意義深い作品であり、日本と韓国の文化交流に、新たな転換点をもたらすことを願っている。
ストーリー
高校時代、互いの初恋だったチュンサン(ペ・ヨンジュン)とユジン(チェ・ジウ)。しかしチュンサンは不慮の事故で命を落としてしまう。10年後。インテリア会社を経営するユジンの前に、チュンサンと瓜二つの男、ミニョン(ペ・ヨンジュン2役)が突然現れる。
『映画 冬のソナタ 日本特別版』
出演:ペ・ヨンジュン、チェ・ジウ
監督:ユン・ソクホ
音楽:イ・ジス
製作:PAN ENTERTAINMENT
2025年/韓国映画/カラー/ビスタ/5.1chデジタル/128分/字幕協力:KOBAYASHI YURI
配給:ギャガ
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https://gaga.ne.jp/fuyusona-movie/
2026年3月6日(金) 新宿ピカデリー他 全国ロードショー