スターチャンネルEX『プロット・アゲンスト・アメリカ』本日6/9配信開始!ウィノナ・ライダーらインタビュー特別映像解禁

プロット・アゲンスト・アメリカ米現代文学の代表的作家フィリップ・ロスの歴史改変小説を『ゲーム・オブ・スローンズ』のHBO(R)がドラマ化した『プロット・アゲンスト・アメリカ』が、本日6月9日(火)よりAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて独占配信開始となる。
さらにBS10スターチャンネルにて7月9日(木)より独占日本初放送が決定している。

本作は、アメリカを代表する作家フィリップ・ロスの歴史改変小説『プロット・アゲンスト・アメリカ もしもアメリカが…』(2004年出版)を、『ゲーム・オブ・スローンズ』のHBO(R)がドラマ化した注目作。

代表作『さよならコロンバス』など、キリスト教国に暮らすユダヤ人の苦難や葛藤を真正面から扱ってきたフィリップ・ロスが、もし第二次世界大戦中の1940年大統領選で、反ユダヤ主義で親ヒトラー派の英雄的飛行士チャールズ・リンドバーグが現職のルーズベルトに勝利していたら…という設定のもと、あるユダヤ人家族の視点から急変するアメリカを描いている。

プロット・アゲンスト・アメリカ

物語の主人公となるレヴィン家の夫婦を『ルビー・スパークス』のゾーイ・カザン、『ザ・ミスト』のモーガン・スペクターが演じている。

そしてこの度、制作スタッフ・キャスト達が本作の見どころについて語る映像が解禁となった。

作品についてゾーイ・カザンは、「この作品では、小さな変化がある家族に影響を与え、疲弊していく姿を描いている」、モーガン・スペクターは「先見の明がある原作だ」「自分たちが思い描くアメリカを手に入れる為には戦わねばならない」と語っている。

ゾーイ・カザン演じるベスの姉で、リンドバーグに傾倒し、レヴィン家にトラブルを巻き起こすエヴリン役を演じるウィノナ・ライダーは「扇動されるパラノイアや憎悪や“他国民”についての考えが家族にもたらす被害を描いている。」と語り、ユダヤ教の聖職者でありながらリンドバーグを支持し、彼の政権の参謀となるラビを演じるジョン・タトゥーロは「時代は違うが現代社会とも関連がある、人は自分と異なる集団を悪者に仕立てるんだ。」と現代の問題にも繋がる排他主義について触れている。

プロット・アゲンスト・アメリカ

製作スタッフも作品について興味深いコメントを語ってくれている。
エピソード1~3話を監督したミンキー・スピロは「この作品を製作して、我々が生きる世界について考え直したいと思った。」エピソード4~6話監督のトーマス・シュラムは「今語られるのには理由がある」「私たちは次第に個々の視点で物事を考え始め、それは共和党や民主党としての視点とは異なる」と述べた。

決してドラマの中だけでの話ではないと感じさせられるのが製作総指揮・脚本を務める2人の言葉。デヴィッド・サイモンは「アメリカの恐ろしい政治ファンタジーだ。ポピュリズムが権力を持った時に何が起きるかを描いている。」「原作を読めば現実との類似点が分かるはずだ。」とし、エド・バーンズは「今のアメリカはこれを他人事だと思っている。だがこのまま進めばファシズムへの道は開かれていく、気づいた時には手遅れだ。“注意を払って行動しろ”だよ。」とコメント。

プロット・アゲンスト・アメリカ

本作は2018年に亡くなった原作著者フィリップ・ロスも生前デヴィッド・サイモンと会い、ドラマ化について賛同し共同製作総指揮としてプロジェクトに参加した。1940年代設定のフィクションが、現代社会に投げかけるメッセージとは?

現実では今年の11月にはアメリカ大統領選が控えているアメリカ。未だ解決していない人種間問題や、昨今のコロナの影響で混沌とした社会情勢に、先が見えず困惑する国民、不穏な空気が漂う街並み等、本作とも似通った点が多い。
今まさに、チェックしておくべき海外ドラマとなっている。

 

HBO(R)ドラマ『プロット・アゲンスト・アメリカ』(全6話)

<配信>Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA &CLASSICS-」
【字幕版】6/9(火)より毎週火曜1話ずつ配信
※6/9(火)~7/7(火)第1話先行無料配信
視聴サイト:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B088PWTRY7/ref=atv_3p_sta_c_4hhSho_brws_3_5

<放送>BS10 スターチャンネル
【STAR1 字幕版】7/9(木)より毎週木曜よる11:00 ほか
※7/5(日)よる7:45(予定)第1話無料放送
WEBサイト:https://www.star-ch.jp/drama/theplotagainstamerica/

 

【STORY】
もし第二次世界大戦中の1940年大統領選で、反ユダヤ主義で親ヒトラー派の英雄的飛行士チャールズ・リンドバーグが現職のルーズベルトに勝利していたら…という設定のもと、あるユダヤ人家族の視点から急変するアメリカを描いた物語。

 

キャラクター紹介

プロット・アゲンスト・アメリカ
エヴリン・フィンケル(ウィノナ・ライダー)
レヴィン家に度々厄介な問題を持ち込むベスの姉。
不倫の関係を解消した矢先にラビと出会い、リンドバーグに傾倒、生活が一変する。

 

プロット・アゲンスト・アメリカ
ベス・レヴィン(ゾーイ・カザン)
ハーマンの妻でユダヤ教の習慣を守る敬虔で愛情深い母。
政治情勢に逆上する夫や甥をなだめながら、本人も日々変化する状況に不安を隠せない。
姉エヴリンも心配の種。

 

プロット・アゲンスト・アメリカ
ハーマン・レヴィン(モーガン・スペクター)
ニュージャージー州ニューアークで保険外交委員として働き、一家を支えるレヴィン家の主人。
政治に関心が強く、ラジオを聴いたりニュース映像を流す劇場に足を運ぶのが日課。

 

プロット・アゲンスト・アメリカ
ライオネル・ベンゲルスドーフ(ジョン・タトゥーロ)
ユダヤ教の聖職者ラビでありながら反ユダヤ主義のリンドバーグを支持し、レヴィン家では非難
の的に。
エヴリンに一目惚れし、彼女を自分の職場の要職に就ける。

 

プロット・アゲンスト・アメリカ
アルヴィン・レヴィン(アンソニー・ボイル)
幼くして両親を亡くし、叔父ハーマンの家に引き取られる。
反ファシズム思考が強く、親ナチスの大統領誕生に強く反発してある大きな決断をする。

 

プロット・アゲンスト・アメリカ
フィリップ・レヴィン(アジー・ロバートソン)
レヴィン家の次男。
まだ幼く繊細で、身の回りで起きていることがよく理解できていない。
切手収集が趣味。

 

コピーライト:(c) 2020 Home Box Office, Inc. All Rights Reserved. HBO(R) and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.

【スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-】
Amazon Prime Videoチャンネル上で、スターチャンネルが国内で独占最速放送を行っているHBORの海外ドラマや独占良作映画が観られるスターチャンネルの配信サービス。
https://www.amazon.co.jp/channels/starch

【BS10 スターチャンネル】
ハリウッド大作のTV初放送や圧倒的クオリティのHBO(R)ドラマを独占最速放送でお届けするBSハイビジョン3チャンネル編成のプレミアムチャンネル。最新映画から、メガヒット作や不朽の名作、話題の海外ドラマまで、充実のラインアップで放送。
http://www.star-ch.jp

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