21世紀を代表するSF作家ケン・リュウの傑作短編小説「円弧(アーク)」(ハヤカワ文庫刊)を原作とする石川慶監督の新作映画『Arc アーク』(6月25日(金)より全国ロードショー)より、新たな場面写真が解禁された。
天才科学者で、リナの最愛の人でもある天音(岡田将生)が開発した<ストップエイジング>による不老不死の技術によって、永遠の若さを手にしたリナ(芳根京子)。彼女は84歳にして天音との子どもの出産を決意していた…。
今回解禁された場面写真では、リナがベッドに横たわり愛情溢れる眼差しでハル(鈴木咲)の健やかな成長を喜び包み込むように見つめるシーンや、母娘で手をつないで海岸沿いをお散歩をしているシーンが切り取られている。どの写真にもハルのとびきりの笑顔があり、すくすくと愛情いっぱいに育っていることが伝わる。また、若い見た目とは裏腹に、とても穏やかで落ち着いた雰囲気のリナからは89年の人生経験の豊かさが感じられ、芳根の”演じ分け”にも期待が膨らむ。
あわせて解禁されたオフショットには、撮影以外の時間もなるべく一緒の時間を過ごし母娘としての関係を深めていったという芳根とハルを演じた鈴木の姿が。オフの瞬間もすっかり母親の顔つきの芳根は、「のびのびとしているハルを見ていると、私もこれでいいんだと思えました。ハルがいてくれて母親になったリナを演じ切ることができました!」と役作りのヒントを与えてくれた存在であることを明かしている。
5歳の娘・ハルを演じる鈴木は、綾瀬はるかと共演するユニクロのテレビCMで「可愛すぎる天使!」と話題となり、日本テレビの情報番組「スッキリ」でも取り上げられるなど注目を集めている。昨年、「監察医 朝顔」(フジテレビ)で主人公・朝顔の幼少期の写真という形でドラマデューを果たし、今年は本作以外にも「君と世界が終わる日に」(日本テレビ)のさくら役や5月公開の『いのちの停車場』に吉永小百合の幼少期役で出演するなど、活躍の幅を広げている。今回解禁されたオフショットでは、鈴木を目にして思わず笑みが溢れる小林薫の姿にも注目だ。
ストーリー
17歳で生まれたばかりの息子と別れ、放浪生活を送っていたリナは、19歳で師となるエマと出会う。彼女は大手化粧品会社エターニティ社で、〈ボディワークス〉という仕事に就く。それは最愛の存在を亡くした人々のために、遺体を生きていた姿のまま保存できるように施術(プラスティネーション)するもので、悲しみを乗り越えたい人々からの依頼は絶えることがなかった。一方、エマの弟で天才科学者の天音は、その技術を発展させ、姉と対立しながら「不老不死」の研究を進めていた。30歳になったリナは天音と共に、「不老不死」の処置を受ける人類史上初の女性となり永遠の命を得た。やがて、不老不死が当たり前となった世界は、人類を二分化していくこととなり、同時に混乱と変化を産み出していった。果たして不老不死が生み出した未来の先にリナが見たものとは…?
作品タイトル:『Arc アーク』
出演:芳根京子、寺島しのぶ、岡田将生、清水くるみ、井之脇海、中川翼、中村ゆり/倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫
監督・編集:石川慶
脚本:石川慶 澤井香織
原作:ケン・リュウ『円弧(アーク)』(ハヤカワ文庫刊 『もののあはれ ケン・リュウ短編傑作集2』より)
音楽:世武裕子
製作:映画『Arc』製作委員会
製作プロダクション:バンダイナムコアーツ
2021年/日本/127分/スコープサイズ/5.1ch
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:wwws.warnerbros.co.jp/arc-movie/
公式Twitter:@Arc_movie0625
コピーライト:(c)2021映画『Arc』製作委員会
6月25日(金)全国ロードショー
関連記事:
■ 『Arc アーク』岡田将生、芳根京子に近未来のプロポーズ…本予告&本ポスタービジュアル解禁! ―6月25日(金)公開
■ 芳根京子が圧巻の演技力を発揮!映画『Arc アーク』運命の分岐点を切り取った重要な新場面写真が一挙解禁
■ 人類初・永遠の命を得た女性の物語『Arc アーク』6/25(金)公開決定!主演・芳根京子が17歳~100歳以上までを熱演