ライバル心が恋心へ― 映画『ダンサー そして私たちは踊った』本編映像解禁!アオイヤマダ、柄本弾ら著名人コメントも到着

ダンサー そして私たちは踊った

『ダンサー そして私たちは踊った』が2月21日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開となる。この度、本作の本編映像、著名人コメントが解禁となった。

2019年のカンヌ国際画映画祭でのプレミア上映を皮切りに、世界中の映画祭を席巻している本作。本年度アカデミー賞スウェーデン代表作として、また現代ジョージアを舞台とした作品として、世界を股にかけての快進撃を続けている。2019年スウェーデン・アカデミー賞(Guldbaggen/ゴールデン・ビートル賞)では、作品賞・主演男優賞を含む4部門の受賞を果たしたことも記憶に新しい。既に世界の映画祭で7つの主演男優賞を獲得している主人公メラブ役のレヴァン・ゲルバヒアニはベルリン国際映画祭2020のシューティング・スター賞も受賞。過去にはダニエル・クレイグ、レイチェル・ワイズ夫妻などを輩出した賞でもあり、レヴァンの更なる飛躍を予期させる受賞となった。

この度解禁になった<本編映像>は、予告編でも切り取られているメラブと舞踊団の新星イラクリとの早朝の練習シーン。男らしくがっちりとした体つきで、重力をコントロールするかのようにステップを踏むイラクリを、意味ありげな視線で眺めつづけるメラブ。自分にないものを持っているライバルへの、負けん気と羨望の入り混じった目つきだ。イラクリに負けじとステップを踏むメラブだが、着地の仕方が良くないと声を掛けられる。「歩き始めた時から」踊ってきたプライドから、体制を立て直す際に触れられた手を払い、明るくオープンなイラクリにもすげなく振る舞う。そんなメラブを見つめて笑顔を見せるイラクリ。彼が去った後も、メラブはその姿を追わずにはいられない…。一流ダンサーの卵が集う国立舞踊団独特の緊張感が溢れながらも、どこか危うい、恋に落ちる寸前の一瞬を切り取った本編映像。彼らの関係がどのように変化していくかも見逃せない。

また、主演レヴァンと同世代で、米津玄師のPVや2019年末紅白歌合戦への出演経験もあるダンサーのアオイヤマダ、東京バレエ団のプリンシパル柄本弾、写真家の森栄喜、そして日本人で唯一ジョージア本国でジョージアンダンサーとして活動している野口雅史から本作への応援コメントが寄せられている。

コメント一覧

鏡と向き合い、ひたすら同じ振付を練習していた学生時代。
私はこれに、上達することよりも、安心感を求めていた様な気がする。
肉体は一つ。精神が踊りを左右し、私を苦しめ、そして高揚させる。
誰かのために踊りたい。その感覚を思い出させてくれた映画でした。
■アオイヤマダ       ダンサー

熱いジョージアン・ダンス!
僕も踊ってみたくなりました。
同国出身のチャーミングなトップバレリーナ、ニーナ・アナニアシヴィリさんが
国立バレエの芸術監督をされていて
ジョージアには親しみを感じています。
■柄本弾      バレエダンサー

自分自身を、愛する人を、受け入れ信じる強さ。厳しい社会状況や差別に立ち向かう強さ。彼の眼差しや指先の動き、首筋を濡らす汗、一滴一滴にそれらが宿り、傷だらけでよろめきながらも一心不乱に踊りきる。彼は魂の舞台に初めて降り立ち、鮮烈に踊り出した。そして、私たちも彼とともに踊り始める。
■森 栄喜     写真家

自身を取り巻くあらゆる葛藤の中で、自分の進むべき道を切り開く主人公メラブの生き様は必見!
‪そしてこの作品を通して、ジョージアンダンスを皆さんに知ってもらえることを大変嬉しく思います。
‪ぜひ多くの人の目に触れてほしい作品です。
■野口雅史 現地でジョージアンダンスの舞台に立つ唯一の日本人

ダンサー そして私たちは踊った

 

ダンサー そして私たちは踊った

 

ダンサー そして私たちは踊った

 

ダンサー そして私たちは踊った

全てを狂わせた恋だけが、彼を変えていく

ストーリー
ジョージアの国立舞踊団で、幼少期からダンスパートナーのマリとトレーニングを積んできたメラブ。日中のハードな練習の後はレストランでのアルバイトで家計を一手に引き受け、気持ちの休まる暇もない。そんなある日、カリスマ的な魅力のあるイラクリが入団し、同時にメイン団の欠員補充のためのオーディションの開催が知らされる。イラクリの持つダンスの才能に驚き芽生えたライバル心が、オーディションに向けての2人だけの特訓を経て、憧れと抗えない欲望へと変化していく…。

ダンサー そして私たちは踊った作品タイトル:『ダンサー そして私たちは踊った』
出演:レヴァン・ゲルバヒアニ、バチ・ヴァリシュヴィリ、アナ・ジャヴァヒシュヴィリ監督:レヴァン・アキン
2019/スウェーデン、ジョージア、フランス/カラー/ジョージア語/113分
原題:And Then We Danced
映倫:PG12
後援:スウェーデン大使館、ジョージア大使館、在日フランス大使館、アンスティチュフランセ日本
配給:ファインフィルムズ

公式サイト:www.finefilms.co.jp/dance
コピーライト:(C) French Quarter Film / Takes Film / Ama Productions / RMV Film / Inland Film 2019 all rights reserved.

2020年2月21日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開

 

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