映画『ちいさな独裁者』主人公のモデルとなった実在の人物は20歳だった・・・第二次世界大戦最末期、彼の驚愕の人生とは?

ちいさな独裁者
ハリウッド映画『RED/レッド』や『きみがぼくを見つけた日』などのヒット作で知られるロベルト・シュヴェンケ監督の最新作『ちいさな独裁者』が2月8日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国順次ロードショーとなる。
平成最後の成人式を迎えた新成人にはこういった大人になってほしくない、という意味を込め、第二次世界大戦最末期にドイツに実在した驚愕の二十歳、ヴィリー・ヘロルトを紹介する。

映画『ちいさな独裁者』はドイツ人兵士ヘロルトが二十歳の頃に行ったあまりにも残虐な暴挙に基づいている。ヘロルトは1925年、ドイツ東部の町で生まれた。即ち終戦を迎えた1945年は二十歳ということになる。1943年に徴兵されてドイツ国防軍の空挺兵となり、終戦の数週間前に部隊からはぐれ脱走兵となったヘロルトは、ドイツの無人地帯を独りでさまよい、途中、打ち捨てられた軍の車輌の中から将校の勲章や将校の位を示す記章、鉄十字章も含まれていた軍服を見つける。

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ヘロルトは大尉に成りすますと、新たに手に入れた権力を利用し、道中で出くわした兵士の一団をたちまち配下に収める。従えた兵士の数は一時80人前後にのぼったと見られる。路上で出くわした他の将校に対しては、厚かましく権威主義的な堂々たる態度でその場を切り抜けた。ヘロルト率いる一団は不服従や不品行を咎められた兵士の収容所で、勝手に簡易裁判を行い、アドルフ・ヒトラーからの命令だと嘘をついて自分たちの残虐ででたらめな処刑を正当化し、98人の兵士を処刑。ヘロルトの即決裁判による狂気の沙汰は映画で描かれているよりも残虐だったことが資料には残されている。
マスコミ向け試写会でも、映画評論家やライターが「こんな残酷なことをまだ幼さの残る青年がやってのけたのか!」と驚きの声が相次いだが、本作は紛れもないヴィリー・ヘロルトという実在した人物の映画化なのである。

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ストーリー
第二次世界大戦末期の1945年4月。敗色濃厚なドイツでは兵士の軍規違反が相次いでいた。命からがら部隊を脱走したヘロルトは、打ち捨てられた車両の中で軍服を発見。それを身に纏って大尉に成りすました彼は、道中出会った兵士たちを次々と服従させていく。かくして“ヘロルト親衛隊”のリーダーとなった若き脱走兵は、傲慢な振る舞いをエスカレートさせ、ついには大量殺害へと暴走し始めるが……。

作品タイトル:『ちいさな独裁者』
監督&脚本:ロベルト・シュヴェンケ『RED/レッド』『きみがぼくを見つけた日』
出演:マックス・フーバッヒャー、ミラン・ペシェル、フレデリック・ラウ、アレクサンダー・フェーリングほか
2017年/ドイツ=フランス=ポーランド/ドイツ語/119分/カラー/シネマスコープ/5.1ch
原題:Der Hauptmann
日本語字幕:吉川美奈子
提供:ニューセレクト/シンカ/東北新社
配給:シンカ/アルバトロス・フィルム/STAR CHANNEL MOVIES

公式サイト:http://dokusaisha-movie.jp/
コピーライト:(c) 2017 – Filmgalerie 451, Alfama Films, Opus Film

2/8(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開!

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