世界的ダンサー田中泯×犬童一心監督『名付けようのない踊り』東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」部門上映決定!

名付けようのない踊り

『ジョゼと虎と魚たち』『メゾン・ド・ヒミコ』『のぼうの城』などで知られる犬童一心監督が、世界的なダンサーとして活躍する田中泯の踊りと生き様を追った映画『名付けようのない踊り』(2022年全国ロードショー)が、第34回東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」部門にて上映される事が決定した。

東京国際映画祭は、日本を代表する選りすぐりの邦画作品を上映してきた「Japan Now」部門の名称を、今年から「Nippon Cinema Now」部門と改め、今一番海外に向けて発信したい邦画として計10作品(うち3作品は監督特集)を上映。その中で、本作『名付けようのない踊り』は唯一のドキュメンタリー映画として選定された。

本作の選定理由について、同映画祭のプログラミング・ディレクター・市山尚三氏は「稀有なアーティスト田中泯さんの人と仕事の貴重な記録のみならず、エモーショナルな瞬間に溢れた感動的な作品だと思います。」とコメントを寄せている。

1978年にパリデビューを果たし、世界中のアーティストと数々のコラボレーションを実現、そのダンス歴は現在までに3000回を超える田中泯。映画『たそがれ清兵衛』(02)から始まった映像作品への出演も、ハリウッドからアジアまで広がっている。

そんな独自の存在であり続ける田中泯を、『メゾン・ド・ヒミコ』(05)への出演オファーをきっかけに親交を重ねてきた犬童一心監督が、2017年8月から2019年11月まで、ポルトガル、パリ、東京、福島、広島、愛媛などを巡りながら撮影。この間に田中泯は72歳から74歳になり、5か国、48か所で90の踊りを披露。その一部を切り取り、一本の稀有なる映画が誕生した。

同じ踊りはなくジャンルにも属さない唯一無二の〈場踊り〉を、息がかかるほど間近にいるかのように体感できる本作。いったい、田中泯はどんな道を辿ってここまで来たのか。犬童監督は、『頭山』で海外の名高い賞に輝いた山村浩二によるアニメーションを交えながら、情感豊かに田中泯の人物像を紐解いていく。

第34回東京国際映画祭

開催期間:2021年10月30日(土)~11月8日(月)
会場:日比谷・有楽町・銀座地区
公式サイトwww.tiff-jp.net

作品タイトル:『名付けようのない踊り』
出演:田中泯
石原淋 / 中村達也 大友良英 ライコー・フェリックス / 松岡正剛
脚本・監督:犬童一心
プロデューサー:江川智 犬童みのり
アニメーション:山村浩二 音楽:上野耕路
制作プロダクション:スカイドラム 製作:「名付けようのない踊り」製作委員会
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ

コピーライト:(C)2021「名付けようのない踊り」製作委員会

2022年全国ロードショー

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