『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』場面写真・インタビュー解禁!Wレイチェルがこだわり抜いたラブシーンを語る

ロニートとエスティ 彼女たちの選択

『グロリアの青春』で第86回アカデミー賞外国語映画賞のチリ代表に選出され、第90回アカデミー賞では『ナチュラルウーマン』で見事外国語映画賞を受賞した、セバスティアン・レリオ監督最新作『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』が2月7日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか、全国ロードショーとなる。

主演は、『ナイロビの蜂』でアカデミー賞助演女優賞受賞、昨年は『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートしたレイチェル・ワイズと、『きみに読む物語』『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』など話題作に出演、『スポットライト 世界のスクープ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートのレイチェル・マクアダムス。タブーがないとされる現代社会に存在する、女性に自由のない世界に抗う二人の“美しき純愛”。実力派女優のWレイチェルが、繊細かつ体当たりの演技で挑んでいる。

トロント国際映画祭のプレミア上映時より、早くもレイチェル・ワイズとレイチェル・マクアダムスのラブシーンが大きな話題となった本作。超正統派ユダヤ・コミュニティに生まれ、抑圧を感じながら生きてきたエスティにとって、ロニートとのラブシーンは解放を意味し、作品には欠かせないものであった。同じく女性2人の愛を描いた『アデル、ブルーは熱い色』(2013)と比べられることが多いが、本作はレイチェル・ワイズ自身がプロデューサーということもあって、女性2人のラブシーンを“女性の視点”で描いている点で高い評価を得た。ロニートとエスティのラブシーンについて、当初2人ともがオーガズムに達するショットを入れる予定であったが、「大切なのはエスティの方で、(ロニートもショットも入れたら)その重要性が薄れてしまう」と、エスティに焦点を当てより強く印象を残すようにしたとワイズが明かしている。「あの瞬間、私たちは壊れそうなほど脆く、同時に2人の間には優しさがあった」ワイズはシーンを振り返る。「男性の俳優がこのように考えるか分からないけど、女性は“このセックスシーンは本当に必要?”と思うことが多いの。でも今回は絶対に必要だった。それまでの抑制がこの瞬間に繋がっているから。特にエスティが感じた大きなエクスタシーは、彼女にとって精神的な解放でもあった。あれは自由を表していたの」。エスティを演じたレイチェル・マクアダムスは、「自らのキャラクターの成長にセックスシーンは欠かせなかった」と語る。「通常は(そのセックシーンに)意味があるのかどうか迷う場合が多いの。でも今回のシーンは、ストーリーを前進させるには不可欠だった。エスティの心を開くために、彼女を解放させることが必要だったの。あのシーンでは、(男性との)他のセックシーンではまったく感じたことのなかったエネルギーを感じた。とても最高だった。仲間意識のようなものがあり、2人とも安心感と解放感を得ていた。女性である喜びが、あのシーンには詰まっているわ」と語っている。

ロニートと再会し封印していた想いが溢れ、お互いを求めあう2人。初めてエスティが解き放たれた瞬間を、是非スクリーンで目撃いただきたい。

ロニートとエスティ 彼女たちの選択

ストーリー
厳格な超正統派ユダヤ・コミュニティで生まれ育ったロニートとエスティ。惹かれあっていた二人を、コミュニティの掟は赦さなかった。信仰のもとに引き裂かれた二人は、ロニートの父の死をきっかけに数年ぶりに再会する。封印していた熱い想いが溢れ、信仰と愛の間で葛藤する二人が選んだ道とは・・・

作品タイトル:『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』
出演:レイチェル・ワイズ、レイチェル・マクアダムス、アレッサンドロ・ニヴォラ
監督:セバスティアン・レリオ(『グロリアの青春』、『ナチュラルウーマン』)
プロデューサー:フリーダ・トレスブランコ(『パンズ・ラビリンス』)、エド・ギニー(『女王陛下のお気に入り』、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・セイクリッド・ディア』、『ルーム』、『ロブスター』)、レイチェル・ワイズ
2017年/イギリス/英語/DCP/カラー/114分/原題:Disobedience
PG12
配給:ファントム・フィルム

公式サイト:phantom-film.com/ronit-esti
公式Twitter:@ronitesti_movie
コピーライト:(C) 2018 Channel Four Television Corporation and Candlelight Productions, LLC. All Rights Reserved.

2月7日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町他、全国ロードショー


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