『ソン・ランの響き』各界著名人から絶賛コメント解禁!レオン・レ監督&リエン・ビンファットからのビデオメッセージも

ソン・ランの響き映画『ソン・ランの響き』が2月22日(土)より新宿K’s Cinemaほかにて全国順次公開となる。

この度、本作に寄せられた各界著名人からの絶賛コメントと、来日予定のレオン・レ監督、主演のリエン・ビン・ファットからビデオメッセージが到着した。

本作は、1980年代のベトナム・サイゴンを舞台に、借金の取り立て屋のユンと、ベトナムの伝統歌舞劇<カイルオン>の花形役者リン・フンの刹那的な3日間の出会いを、退廃的で美しい80年代サイゴンのビジュアルとともにいた「ボーイ・ミーツ・ボーイ」の物語。
ユンを演じたリエン・ビン・ファットの演技が世界中の映画祭で話題を呼び、第31回東京国際映画祭ジェムストーン賞、ベトナム映画協会最優秀作品賞、サンディエゴ・アジアン映画祭観客賞をはじめ、国内外で37もの賞を受賞している。

そして、公開を前に、美しくも悲しい2人の情愛の世界に魅了された著名人から絶賛コメントが届いている。
アジア映画マニアのタレント・加藤るみ「青年ふたりの目は無情なのに優しい。人生の物足りなさや曖昧さを感じていた彼らがお互いの心を通わせた時、このふたりをずっと見ていたいと思いました。」とユンとリン・フンの魅力を絶賛。
『BL進化論』シリーズの著者でBL研究家の溝口彰子「緑と琥珀に染まったこの場所は、1980年代のサイゴンであり、ウォン・カーウァイの60年代香港にも通じる「魔法の空間」でもある。ユンとリン・フンに感情移入しているつもりが、魔法(映画)に絡めとられる快楽」と、香港映画界の巨匠ウォン・カーウァイを援用し、作品を振り返った。
その他にも東小雪(LGBTアクティビスト/元タカラジェンヌ)、睡蓮みどり(女優・文筆家)、小野美由紀(作家)、相田冬二(映画批評家)、松崎健夫(映画評論家)、ヴィヴィアン佐藤(ドラァグクイーン、美術家)からも絶賛コメントが到着しており、。コメントが記載されたチラシも作成される。コメント全文は公式HP(http://www.pan-dora.co.jp/songlang)からも確認できる。

そして、公開初日の2/22(土)に新宿K’s Cinemaで公開記念イベントを行うレオン・レ監督リエン・ビン・ファットからのビデオメッセージもYoutubeにて公開された。

レオン・レ監督「美しいラブストーリーを日本の皆さんと共有することができて、興奮しています。是非映画を応援して下さい。ガッカリさせません。」とコメント。リエン・ビン・ファット「おはようごさいます。リエン・ビン・ファットです」と日本語で挨拶。「映画を通じてみなさんがベトナムの文化の特徴について理解を深めていただければと思います。みなさん全員とお会いするのを楽しみにしています。」と日本の観客にメッセージを送った。

ソン・ランの響き

レオン・レ監督

 

ソン・ランの響き

リエン・ビン・ファット

コメント全文(順不同・敬称略)

映画にはどうしても見逃してはならない瞬間がある。二人の美しい男が出会うとき、瞬きするのも忘れてすでに誘い込まれている。愛の始まり、あの瞬間、この瞬間も、世界は二人のものだと錯覚したくなるほどに。
――睡蓮みどり(女優・文筆家)

青年ふたりの目は無情なのに優しい。
人生の物足りなさや曖昧さを感じていた彼らがお互いの心を通わせた時、このふたりをずっと見ていたいと思いました。
ベトナム映画の魅力にどっぷり浸からせてもらいました!
――加藤るみ(タレント)

心に傷を抱えて生きるふたりの純愛。
時代や国や文化が違っても、そして同性同士でも、普遍的な愛がある。
力強く生きなければならない現実と、内に秘められた人間らしい優しさ。
切なさと美しさに、胸が震えます。
――東小雪(元タカラジェンヌ/LGBTアクティビスト)

緑と琥珀に染まったこの場所は、1980年代のサイゴンであり、ウォン・カーワイの60年代香港にも通じる
「魔法の空間」でもある。ユンとリン・フンに感情移入しているつもりが、魔法(映画)に絡めとられる快楽。
――溝口彰子(『BL進化論』シリーズ著者)

世の中には“知られざる人生”がある。誰かに告げることも、誰かが語り継ぐこともない、それゆえ誰にも知られることがない、とてもパーソナルな物語のことだ。そんな小さな物語が誰かの人生を変えてゆく。ここにあるのは、
かくの如き秀麗なる邂逅だ。
――松崎健夫(映画評論家)

相手の「負」の部分こそを敬うこと。
リスペクトの本質と、友情の根源。
深くすがすがしい筆致で、映画『ソン・ランの響き』は、それを明らかにする。
――相田冬二(映画批評家)

AMラジオから漏れる音、ブラウン管テレビから発する光、カイルオンの弦楽器ダングエットやベトナムギターが奏でるビブラート。揺らぎ定まることのない数々の波は、人々の生と性の在り方にも影響を及ぼす。曖昧であることの美しさと正しさ。そんなに昔ではないロマンがまだあった時代の小さなお伽噺。
――ヴィヴィアン佐藤(ドラァグクイーン、美術家)

影と光のように、二つで1つの孤独な魂たちが妖しげな路地で密やかに溶け合う。
日本よりも「陰翳礼讃」という言葉の似合うサイゴンの街並みの美しさ、
物語が進むにつれメキメキ色っぽくなる二人の名優。必見!
――小野美由紀(作家)

作品タイトル:『ソン・ランの響き』
出演:リアン・ビン・ファット アイザック スアン・ヒエップ
監督:レオン・レ
脚本:レオン・レ ミン・ゴック・グエン
撮影:ボブ・グエン
プロデューサー:ゴ・タイン・バン
製作:STUDIO68
原題:Song Lang
2018年/102分/ベトナム
配給:ムービー・アクト・プロジェクト

公式サイト:http://www.pan-dora.co.jp/songlang/
公式Twitter:@songlang_
公式Facebook:@songlangjp
公式Instagram:songlangjp
コピーライト:(C)2019 STUDIO68

2020222(土)より新宿K’s Cinemaほか全国順次ロードショー!

 


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