【映画感想】『アイス・エイジバックの大冒険』個性的な仲間が大集結！大人も子供も楽しめる大人気シリーズ最新作

『アイス・エイジ』シリーズのディズニープラスオリジナル映画『アイス・エイジバックの大冒険』が3月25日(金)よりディズニープラスにて独占配信スタートとなった。

2万年前の地球、氷河期を舞台にマンモスのマニーやナマケモノのシドたちが様々な危機を前に繰り広げる波乱でクレイジーな大冒険を描く、世界中で大人気のアドベンチャーシリーズ『アイス・エイジ』。

子供から大人まで幅広い世代に親しまれ、仲間との熱い絆やツッコミどころ満載のコミカルなシーンの数々、家族をテーマにしたメッセージなど、笑いあり涙ありの物語は5作の映画や短編で長年愛されてきた、シリーズ最新作だ。

鑑賞レポート

本作では、シリーズ2作目からの仲間であるフクロネズミのクラッシュとエディがキーマン。姉であるマンモスのエリーから常に世話を焼かれ、煩わしさを感じていた2匹は、自由と冒険を求めて仲間たちから離れ、旅をする決意をする。

旅の最中、偶然2匹がたどり着いたのは、氷河期で絶滅したはずの恐竜たちが住むという“地底の世界”。フクロネズミはもちろん、哺乳類にとって危険極まりない世界で、到着早々恐ろしい恐竜たちに襲われそうになったクラッシュとエディ。間一髪のところで2匹を助けてくれたのは、シリーズ3作目『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』以来の登場となる、イタチのバック！すばやい身のこなしと機転のよさで、すぐさま2匹の憧れの存在となったバックだが、ひょんなことから1匹の恐竜が企む”恐ろしい計画”を知ってしまう…。

超がつくほど向こう見ずでお調子者なクラッシュ&エディと、ワイルドで自信に満ち溢れたバック。また、新キャラクターのジーも勇気溢れる戦士として活躍するが、ジーとバックは過去のいざこざからなかなか意見が合わず、衝突ばかり…。性格も主張もバラバラな4匹が、いかにして地底世界の危機を救うのか見物だ。

地底に広がる雄大なジャングルの中、絶滅したはずの恐竜と共存する哺乳類たち。まるでおもちゃ箱をひっくりかえしたような、摩訶不思議な世界観が遊び心をくすぐる。ハラハラするシーンのなかにも終始クスリと笑える小技がところどころにちりばめられていて、小さなお子様でも画面にグッと引き込まれるはずだ。

本当の強さとは？自立とは？家族とは――？
身体が小さくても力がなくても、やるときはやる。「知恵」と「勇気」で困難に立ち向かうクラッシュとエディの姿は、大切なものに気づきを得るきっかけになるだろう。

この春、大人も子どもも新生活という”未知なる世界”へ立ち向かう人たちも多いはず。本作を観て、「知恵」と「勇気」を胸に、新生活での冒険をめいっぱい楽しんでほしい。

ストーリー
フクロネズミの双子、クラッシュとエディは、姉であるマンモスのエリーと一時も離れることなく仲良く過ごしていたが、スリルを求めるクラッシュとエディはある日エリーからどうしても自立したいと考え、自分たちのすみかを求め旅に出ることを決める。しかしすぐに地底の世界に落ちてしまい、窮地に陥った2匹を救ったのは、冒険好きな恐竜ハンターであるイタチのバック。3匹の前に突如、地底世界にのさばる恐ろしい恐竜たちが現れる。世界征服を企む恐竜に立ち向かおうとするが、バックが敵に捕らわれてしまい、最大のピンチに小さなフクロネズミの２匹はどうする・・・！？

作品タイトル：『アイス・エイジバックの大冒険』
出演：サイモン・ペッグ、ジャスティナ・マシャド
原題：The Ice Age Adventure Of Buck Wild
監督：ジョン・C・ドンキン（『アイス・エイジ』プロデューサー）
プロデューサー：ロリ・フォルテ（『アイス・エイジ』、『アイス・エイジ2』）

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