オダギリジョー、続けての快挙!監督作『ある船頭の話』と出演作『サタデー・フィクション』ヴェネチア国際映画祭同時出品!

オダギリ ジョー長編初監督作品『ある船頭の話』が9月13日(金)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショーとなる。本作は第76回ヴェネチア国際映画祭<ヴェニス・デイズ>部門正式出品が決定しているが、この度、オダギリが出演した『サタデー・フィクション』(2020年日本公開予定)も<コンペティション>部門に正式出品が決定した。2作品同時出品の快挙となる。

ヴェネチア国際映画祭はカンヌ国際映画祭・ベルリン国際映画祭と並ぶ世界3大映画祭のひとつに数えられる、世界最古の歴史を持つ映画祭。革新性や探求心、オリジナリティー、インディペンデント精神などに優れたハイ・クオリテイーな作品を紹介することを目的とした<ヴェニス・デイズ>部門においては監督作『ある船頭の話』での出品が先日発表され、今回は最高賞「金獅子賞」を争う<コンペティション>部門で出演作『サタデー・フィクション』の出品が発表となった。

サタデー・フィクション

(c)YINGFILMS

オダギリにとってヴェネチア国際映画祭は、『蟲師』『叫』(ともに06年)、『サッド ヴァケイション』(07年)、『プラスティック・シティ』(08年)と出演作が3年連続で出品された縁のある映画祭だが、『ある船頭の話』はオダギリにとっての長編「初」監督作品、その映画がヴェニス・デイズ部門に邦画長編として史上「初」選出、さらに俳優として参加した出演作が同じ映画祭に同時出品されることは、歴史ある映画祭においても類い稀な快挙となった。まさに今年のヴェネチアはオダギリ色に染められそうだ。オダギリジョーは両作品の上映に合わせて現地入りする予定。受賞結果は、ヴェニス・デイズは9月6日、コンペティションは翌7日(現地時間)に発表される。

この度の正式出品を受け、オダギリジョーから喜びのコメントが到着した。

オダギリ ジョー(『ある船頭の話』脚本・監督、『サタデー・フィクション』出演)

「今年のヴェネチア国際映画祭は、アジア映画にとっては向かい風の強い年になったにもかかわらず、その中に、監督作、出演作がともに入るなんて、信じられません。
これも全て、厄年を越えたからだと思います。
これからは『ヴェネチアを愛し、ヴェネチアに愛された男、オダギリ』と名乗っていこうと思います。」

【オダギリ ジョー ヴェネチア国際映画祭 参加歴(予定含む)
2006年 『蟲師』(大友克洋監督)コンペティション部門 ※本人ヴェネチア参加
『叫』(黒沢清監督)アウト・オブ・コンペティション部門
2007年 『サッド ヴァケイション』(青山真治監督)オリゾンティ部門 ※本人ヴェネチア参加
2008年 『プラスティック・シティ』(ユー・リクウァイ監督)コンペティション部門
2019年 『ある船頭の話』ヴェニス・デイズ部門出品(コンペティション) ※本人ヴェネチア参加予定
『サタデー・フィクション』(ロウ・イエ監督)コンペティション部門

イントロダクション
ひとりの船頭を通して見つめる、人間の根源。
主人公の船頭トイチ役に日本を代表する名優、柄本明。主演としては2008年公開『石内尋常高等小学校 花は散れども』(新藤兼人監督)以来、11年振りとなる。トイチの前に現れる身寄りのない謎めいた少女役として川島鈴遥をヒロインに抜擢。そしてトイチを慕い、多くの時間を共に過ごす村人・源三役には、映画・テレビ・舞台と出演作が目白押しの若手実力派・村上虹郎。この他にも伊原剛志浅野忠信村上淳蒼井優笹野高史草笛光子細野晴臣永瀬正敏橋爪功ら日本映画を代表する顔ぶれが出演し脇を固める。
さらに、海外でも精力的に活動してきたオダギリのもとには国際派スタッフが集結。撮影監督には、独特な色彩を映像に落とし込む名匠クリストファー・ドイル、衣装デザインには『乱』で米アカデミー賞(R)を受賞した日本を代表するデザイナー、ワダエミ。そして若くして天才と謳われたアルメニアのジャズ・ピアニスト、ティグラン・ハマシアンが映画音楽に初挑戦。ひとりの船頭を通して、「人間の根源」を描いた本作。監督オダギリジョーが一流の才能を集め、比類なき作家性を発揮し、圧倒的な映像美と音楽で描く、極上の物語がここに完成した。

一艘の舟。全ては、そこから始まる―。
ストーリー
近代産業化とともに橋の建設が進む山あいの村。川岸の小屋に住み船頭を続けるトイチは、村人たちが橋の完成を心待ちにする中、それでも黙々と渡し舟を漕ぐ日々を送っていた。そんな折、トイチの前に現れた一人の少女。何も語らず身寄りもない少女と一緒に暮らし始めたことで、トイチの人生は大きく狂い始める―。

作品タイトル:『ある船頭の話』
出演:柄本明、川島鈴遥、村上虹郎/伊原剛志、浅野忠信、村上淳、蒼井優/笹野高史、草笛光子/細野晴臣、永瀬正敏、橋爪功
脚本・監督:オダギリ ジョー
撮影監督:クリストファー・ドイル
衣装デザイン:ワダエミ
音楽:ティグラン・ハマシアン
配給:キノフィルムズ/木下グループ

公式HP:http://aru-sendou.jp
公式Twitter:https://twitter.com/sendou_jp
公式Facebook:www.facebook.com/sendou.jphttp://aru-sendou.jp
コピーライト:(c) 2019「ある船頭の話」製作委員会

9月13日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開

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