【レポート】映画『第二警備隊』野村宏伸さんほかキャスト・監督登壇のヒット御礼舞台挨拶オフィシャルレポートが到着!

第二警備隊
柿崎ゆうじ監督が自ら経営する警備会社が関わった事件の実体験をもとに、構想17年の時を経て世に送り出す衝撃作「第二警備隊」。身辺警護員たちの極限の生き様が描かれている本作は、6月16日(土)より新宿武蔵野館にて公開がスタートし、6月30日(土)からはシネ・リーブル梅田にて公開される。
この度6月24日(日)に、野村宏伸さん出合正幸さん竹島由夏さん伊藤つかささん柿崎ゆうじ監督が登壇し、ヒット御礼舞台挨拶が行われた。

大阪での公開翌日7月1日(日)には、主演・筧利夫、前田耕陽、出合正幸、竹島由夏、柿崎ゆうじ監督がシネ・リーブル梅田にて登壇する舞台挨拶も決定している。
柿崎監督の長編第1弾作品である本作は、すでにロンドン国際フィルムメーカー映画祭にて最優秀編集賞を受賞。またニース国際映画祭2018にて出合正幸が最優秀助演男優賞を受賞し、世界的に高い評価を得ており、さらにモントリオール世界映画祭のフォーカスオンワールドシネマ部門にて正式招待されることも決定している。

『第二警備隊』ヒット御礼舞台挨拶 概要

■日程:6月24日(日)
■時間:14:00開演  ※上映後 舞台挨拶
■場所:新宿武蔵野館 スクリーン1
(東京都新宿区新宿3-27-10 武蔵野ビル3F)
■登壇者(敬称略):野村宏伸、出合正幸、竹島由夏、伊藤つかさ、柿崎ゆうじ監督
■MC:八雲ふみね

野村さんは「撮影してもう2年間が経っていたのかという思いがあります。映画は創っただけでは完成せず、皆さんに観ていただいて創った喜びがあります。今日、こうして満席で観ていただけたことは感無量です。そして、モントリオール世界映画祭への招待と聞いて、海外でもこの作品が観ていただけるだなんで、倍以上に嬉しいです!」と公開そしてヒットへの喜びを口にした。

出合さんはニース国際映画祭で最優秀助演男優賞を受賞した時のトロフィーを持参し、「自分で受賞した賞のトロフィーを自分でもって自分で出て行く。この何とも言えないはがゆさや恥ずかしさがあります(笑)作品に出会い、この役で作品の中で生きることができ、周りのキャストの皆さんの支えがあって、だから評価されたのだと思っています。自分一人でとった賞とは全く思っておりません。自分の役が評価されたのは素直に嬉しいことですので、その気持ちはお伝えします。」と話すと、会場から温かい拍手が湧き、「おめでとう!」のエールもあり、祝福ムードとなった。

竹島さんは、「10年くらい前から、監督からこの事件を映画化したいというお話は聞かせていただいていたので、亡くなった方への想いを、表現者としてどう伝えていけるのか責任を感じました。実際にモデルのある役を演じましたが、彼女が警備会社にはいった時が19歳だったそうで、映画のキャラクターよりさらにすごいハチャメチャな状況だったようですが、殉職した役の方と実際に接していきながら、この事件に遭遇し、生き方が変わっていったようです。この映画の肝になるシーン撮影では、現場がみんなの心が一つになっていたことを思い出します。」と本作へにかけたおもいを語った。

伊藤さんは、「監督と出会った頃から、“いつかこの事件を映画にしたい”と聞いていたので、やっとその時がきたのだと。私にとっては監督から聞いていたこともあり身近な話でしたので、忠実に心をこめて演じたいと思いました。監督はじめ、キャスト・スタッフ、とても熱い想いで撮影してきた熱い作品です。この映画のモデルになった方々は、今日もどこかでお仕事を熱くされていると思いますので、そういう方々の姿や想いを、この映画を通して、より多くの方々に知っていただけたならなあと思います。」と話した。

監督は「この映画はご覧頂いた通り、実体験に基づいていることから、自分の中では複雑な感情もありますが、ご来場いただいて観ていただけたことは有難く思います。公開まで、撮影から2年かかりましたし、映画にしたいと言ってから今年で19年目を迎えます。そんな思いをこめた作品ですので、こうしてヒット御礼舞台挨拶を皆様の前でできることは幸せだと思います。モントリオールへの招待は、世界中のいろんな作品がエントリーする中でし、この作品が評価をいただけたからこその正式招待だと思います。」と噛み締めるように話し、本作が遺作となった名優・出光元の出演への感謝も述べた。
最後に監督は、「ご覧頂いた作品は、各シーンもちろん真実ですし、極力リアルに描こうと思い心を込めました。大勢のお客様に観ていただけることは嬉しいですし、亡くなった隊員に胸をはって報告できる瞬間だと思います。今週いっぱい東京、来週からは大阪で公開しますので、宜しくお願いします!」と話した。
野村も、「この映画を観ていただけたこと、本当に感謝します。」と深々と頭をさげ、キャスト・スタッフ・お客様の心が一つになる舞台挨拶となった。

 

ストーリー

依頼者の生命と財産を護る──
決して忘れない“あの夏”の事件・・・
警備会社と暴力団の壮絶な闘いが始まる。

様々な想いが交錯する、観る者すべての魂を揺るがす慟哭の物語。

1999年1月某日、警備会社エステックに一本の電話が入った──。社長の大崎(筧 利夫)は、学生時代の先輩で寺の住職・小泉(芦川 誠)からの依頼を受け、精鋭チーム・第二警備隊を結成する。政治団体を標榜しつつもその実は指定暴力団・真政会の一味である護国大憂党は、寺の利権を狙って日々執拗な嫌がらせを繰り返してくる。大崎指揮のもと、隊長・高城(出合正幸)と中本(野村宏伸)を中心に、紅一点の佐野(竹島由夏)も加わり、大恩寺の警備警護にあたる隊員たちであったが、9月9日夜、ついに中本が凶弾に倒れてしまう。
我が国に初めて民間警備会社が誕生してから56年。警備会社は依頼者の生命と財産を護るべく警備警護活動を続けてきた。この物語は、襲いかかる悪の手から依頼者を護るため、文字通り命懸けで闘ったある勇敢な警備会社の不屈の精神と、そこに所属する身辺警護員たちの極限の生き様を描いた人間ドラマである!

作品タイトル:『第二警備隊』
出演:筧 利夫
出合正幸 竹島由夏 久松信美 河合龍之介 芦川 誠 橋本じゅん 柳 憂怜 関根大学
伊藤つかさ 石橋 保 前田耕陽 伊吹 剛 麿 赤兒 赤座美代子 出光 元 野村宏伸
監督・脚本・エグゼクティブプロデューサー:柿崎ゆうじ
プロデューサー:古谷謙一 齋藤浩司
ラインプロデューサー:山口 誠
撮影監督:佐藤和人(J.S.C.)
照明:金村悟史
録音:甲斐田哲也
美術:畠山和久
助監督:荒川栄二
編集:鳥居康剛 柿崎ゆうじ
音楽:西村真吾
主題歌:内田あかり「遥か」
特別協力:ビーテックインターナショナル
協力:カートコーポレイトグループ カートプロモーション エーチーム・アカデミー 日商 オーガニックレストラン・セタ サムライインターナショナル 特定非営利活動法人 知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会 特定非営利活動法人 日本防犯防災協会
宣伝プロデューサー:廿樂未果
配給協力:REGENTS
2017/カラー/日本/112分/ビスタサイズ/5.1ch
企画・製作・配給:カートエンターテイメント

公式サイト:dai2keibitai.jp
コピーライト:(c)2017 カートエンターテイメント

 

[東京]新宿武蔵野館にて6月29日(金)まで絶賛公開中!
[大阪]6月30日(土)よりシネ・リーブル梅田にて全国公開

記事提供:映画・ドラマニュース

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