【レポート】『まともじゃないのは君も一緒』公開記念舞台挨拶に成田凌、清原果耶、泉里香登壇!公開の喜びを語る

まともじゃないのは君も一緒

成田凌清原果耶W主演、『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』の監督・前田弘二、脚本・高田亮コンビによるオリジナルストーリーで描かれる映画『まともじゃないのは君も一緒』が3月19日(金)に全国公開を迎え、本作初となる観客前での舞台挨拶が行われた。あわせてYouTubeでも生配信された。

『まともじゃないのは君も一緒』公開記念舞台挨拶 概要

日時:3月20日(土)
登壇者(敬称略):成田凌、清原果耶、泉里香、前田弘二監督

登壇者から一言ずつ挨拶してイベントはスタート。本編を鑑賞したばかりの観客を前にして成田は「久々に、観ていただいた方にありがとうございますと言う事が出来て凄く嬉しいです。無事公開されて僕の耳にも感想が届いていて、色んな思いがある映画なのでやっと届ける事が出来て嬉しいです!」と喜びを語った。清原は「昨日公開されて、今日見終わった皆様とお会いできるのは、ちょっと緊張しつつ、良い顔が見れたらいいなと思いながら今日この場に来ました。」と話し、は「こんな素晴らしい作品に携わる事が出来て本当に嬉しく思います。こうやって公開の日を迎える事が出来て、凄く嬉しいです。」と今の気持ちを語った。さらに前田監督は「早く観てほしいという気持ちでいたので、やっと公開出来て本当に嬉しいです。観て下さって幸せです!」と公開した喜びを噛み締めた。

挨拶が終わると、スクリーンに映画の写真が投影され、撮影時のことなどを振り返りながらトークがスタート。成田と清原は、実際に演じてみての感想とお互いの演技を振り返り、成田が「最初からいい感じでしたからね?(笑)」と清原に投げかけると、「あ、でも…」と漏らした清原にすかさず「そんなことない。でもって。ごめんなさい」と場をにぎわせつつ、共感してもらえなかったことを残念がっていた成田。しかし「初めてお会いした日と変わらず(いい)感じでしたよね!」と清原が補足すると安堵した様子を見せた。

成田の第一印象について清原は「おしゃれな人。ファッション誌など色んなところで拝見してましたけど、でもそんなに…。」と言葉を詰まらせると、成田が「おしゃれじゃなかった?」とツッコミを入れ笑いを誘った。

大野と泉が演じた美奈子が長回しで街を歩きながら心地よい会話を展開するシーンの話題になり、は「夜風がすごく気持ちいい日で…」と説明。成田も「風が強すぎたんだよね!(笑)」と振り返った。また、にとって撮影初日となった別のシーンでは撮影後に中打ち上げをしたといい「中打ち上げのおかげでスタッフの皆さんともグッと距離が縮まりました!」と明かした。

次に、清原演じる香住がPUFFYの「これが私の生きる道」をカラオケで熱唱するシーンの話題になると、清原は「初めて完成した作品を観た時に、こんなに使うの?!と思って絶句するくらい長いなと本気で思いました(笑)。どうしてあんなに(尺を)使ったんですか?」と前田監督に質問。すると前田監督は「香住がグイグイ歌ってるシーンを単純に見ていたいって思った」と明かし、清原が熱唱しているところを横で見ていたという成田も「掴みどころのない香住がすごく愛おしく思える瞬間でもありますよね。」と語った。

イベントも終盤にさしかかると、卒業や入学など新生活を迎えるシーズンということに絡めて、「今年はこんな事をやってみたい」と思う事をそれぞれが発表することに。

成田は「格闘技。俺強くなりたいって思ったんですよ!キックボクシングなのか、何がいいのか今マネージャーと探しています。格闘技、やります。なのでお仕事ください。という気持ちです(笑)」とジョークを交えつつ意気込んだ。続いて清原は、「世間が落ち着いたら旅行に行きたいとずっと去年から考えていて…。今どこに行こうか旅行サイトを毎日見て調べています。」と明かした。そして、は「野菜にハマっていて、今ちょっと家庭菜園を(本格的に)始めてみたいです。」と発表。最後に前田監督は「お酒をいっぱい飲んで騒ぎたい!(コロナウイルスの感染)状況が早くよくなって、みんなでわいわいしたいです」と場を和ませた。

最後に清原は「色々な葛藤を抱えながら、やっと皆さんにお披露目できました。愛がたくさんつまっている作品なので、ぜひ色んな方に勧めていただけたらいいなと思います。普通ってなんだろうって大きな議題ですけど、普通って言葉に囚われすぎずに自分らしく自分の人生を楽しんで過ごしてもらえたらいいなと思います。」と感慨深く挨拶。

成田も「普通って言葉が沢山出てきますが、一つも同じ意味で使われてないのかなって。この映画を見てもらえたら自分のままでもいいんだなと思えると思います。新生活が始まって、沢山の人と出会うと思いますが、自分や大切な人を信じて元気に生きていってほしいです。今日は本当にありがとうございます」と、イベントに駆け付けた観客や生配信の視聴者に向けて、感謝の気持ちを込めて挨拶した。

まともじゃないのは君も一緒

イントロダクション
成田凌演じる数学一筋<コミュニケーション能力ゼロ>の数学講師・大野と、清原果耶演じる知識ばかりで<恋愛経験ゼロ>の教え子・香住。全く噛み合わない二人が繰り広げる“普通じゃない”ラブストーリーは、現代の誰もが抱く“自分って普通?”という不安を代弁したような作品となっている。独特のテンポかつノンストップで繰り広げられる終始噛み合わない会話劇を、演技派俳優の成田と清原が成立させ、さらに小泉孝太郎泉里香という強い個性が加わり、“普通の恋愛”の定義がかき乱され物語は思いもよらぬ方向へ。

映画タイトル文字に、個性的な世界観で注目を集めるイラストレーター福嶋舞が担当し、あいみょんなどの楽曲プロデュースも行っているクリエイター関口シンゴが本編の音楽を担当。そして主題歌は、THE CHARM PARKが担当するなど、個性的センスをもつアーティストやクリエイターが結集し、「まときみ」の世界観を彩っている。

ストーリー
外見は良いが、数学一筋で〈コミュニケーション能力ゼロ〉の予備校講師・大野。彼は普通の結婚を夢見るが、普通がなんだかわからない。
その前に現れたのが、自分は恋愛上級者と思い込む、実は〈恋愛経験ゼロ〉の香住。全く気が合わない二人だったが、共通点はどちらも恋愛力ゼロで、どこか普通じゃない、というところ。そして香住は普通の恋愛に憧れる大野に「もうちょっと普通に会話できたらモテるよ」と、あれやこれやと恋愛指南をすることに。
香住の思いつきのアドバイスを、大野は信じて行動する。香住はその姿に、ある作戦を思いつく。大野を利用して、憧れの存在である宮本の婚約者・美奈子にアプローチさせ、破局させようというのだ。絶対にうまくいくはずがないと思っていたが、予想に反して、少しずつ成長し普通の会話ができるようになっていく大野の姿に、不思議な感情を抱く香住。ある時、マイペースにことを進める大野と衝突した香住は「もうやめよう」と言い出す。すると大野は「今変わらないと、一生変われない。僕には君が必要なんだ!」と香住に素直な気持ちを伝える。初めて誰かに必要とされた香住は、そんな大野の言葉に驚き、何か心に響くものがあり、初めての感情に「これって何!?」と悩み始める。二人の心がかすかに揺らぎ始めた時、事態は思わぬ方向へと動き出す。二人が見つけた《普通》の答えとは?

作品タイトル:『まともじゃないのは君も一緒』
出演:成田凌 清原果耶 小泉孝太郎 泉里香
監督:前田弘二(『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』)
脚本:高田亮(『婚前特急』『そこのみにて光輝く』)
主題歌:THE CHARM PARK 「君と僕のうた」
音楽:関口シンゴ
プロデューサー:小池賢太郎(『キセキ ―あの日のソビト―』『愛唄 ―約束のナクヒト―』)
根岸洋之(『リンダ リンダ リンダ』『さよならくちびる』)
製作:「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会
共同幹事:エイベックス・ピクチャーズ ハピネット
企画製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ マッチポイント
配給:エイベックス・ピクチャーズ

公式サイト:matokimi.jp
公式Twitter:@matokimi_movie
公式Instagram:@matokimi_movie
コピーライト:(c)2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会

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