「人間標本」西島秀俊が魅せる“狂気の微笑”を捉えた本予告、場面写真公開

Amazon MGMスタジオ製作の新ドラマシリーズ「人間標本」の本予告とキービジュアル、場面写真が公開された。

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本作は、作家・湊かなえがデビュー15周年を記念して書き下ろした同名小説を原作とする実写ドラマ。“イヤミスの女王”と呼ばれる湊が、10年来温めてきた【親の子殺し】というセンセーショナルなテーマに正面から挑んだ本作は、蝶の研究者である榊史朗教授が、息子・至を含む六人の少年たちを「人間標本」にしたと衝撃の告白から始まる、禁断のミステリーサスペンス。

西島秀俊が主演を務め、本作が現代劇ドラマ初出演となる市川染五郎と親子役で初共演。また、廣木隆一監督が、湊とは『母性』(22)以来2度目のタッグを組む。

公開された本予告は、蝶研究の権威である大学教授・榊史朗(西島)が放つ、「人間標本は私の作品です」という衝撃のひと言から幕を開ける。山の中で発見された六人の美少年の遺体。彼らを殺害し、「人間標本」として世に知らしめた犯行を認め自首した史朗。彼が追い求めた「美を永遠に留める」執念は、最愛の息子すらも巻き込む狂気へと変貌する。

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映像中盤では、これまでベールに包まれていた史朗の息子・至(市川)のおぞましくも美しい“標本姿”が明らかとなり、動機を迫る刑事に対して、「貴方、やっぱり何も分かってない」と冷笑する史朗の姿が映し出される。

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“色彩の魔術師”と呼ばれる世界的アーティスト・一之瀬留美(宮沢りえ)と娘の杏奈(伊東蒼)、芸術的才能に恵まれた少年たち(荒木飛羽、山中柔太朗、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫)、そして、父を慕う至。それぞれが胸に秘めた想いが交錯し、悲劇の物語は予想をはるかに超える展開へと進んでいく。

また、本作の美術監修・アートディレクターを務めた清川あさみによる蝶の刺繍が施されたキービジュアルには、儚げのある表情を浮かべる榊親子の姿が映し出されている。蝶の世界に魅了され、最愛の息子までも標本に変えてしまった史朗。彼が手を伸ばすその先に待ち受ける運命とは。

併せて解禁された場面写真では、笑顔を見せる至と、どこか固い表情でこちらを見つめる史朗の対照的な親子カットや、美しく儚い標本姿となった至など、本作ならではの耽美な世界観が凝縮された写真となっている。

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ストーリー
盛夏の山中で発見された六人の美少年の遺体—自首したのは有名大学教授で蝶研究の権威・榊史朗だった。幼少期から蝶の標本作りを通し、「美を永遠に留める」執念に取り憑かれた男は、最愛の息子までも標本に変えてしまう。蝶に魅せられた史朗は、なぜ事件を起こしたのか。その狂気の犯行の真相は、複数の視点によって新たな真実へと姿を変えていく……。

「人間標本」
出演:西島秀俊 市川染五郎 伊東蒼 荒木飛羽 山中柔太朗 黒崎煌代 松本怜生 秋谷郁甫 宮沢りえ
監督:廣木隆一
原作:湊かなえ「人間標本」(KADOKAWA)
美術監修・アートディレクター:清川あさみ
主題歌:「愛情」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
話数:全5話 ※一挙配信
製作:Amazon MGMスタジオ
(C)2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

2025年12月19日(金)より世界配信開始

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